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店名 |
縣屋酒造
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ジャンル | その他 |
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0978-44-2250 |
予約可否 | |
住所 | |
営業時間 |
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2020.12 昼
2021.01 昼
・不死鳥 720ml 1000円ちょっと
・不死鳥 一升瓶 1700円
・黒麹 道 1200円
大分県宇佐市安心院の酒蔵。
創業1712年(聖徳2年)大分県最古の酒蔵。
縣屋(アガタヤ)酒造、名前もかっこいい。
鼈の旅館が有名な町。
鏝絵(コテエ)が多く残り、味のある家々。
賀来千香子さんの先祖がたたらばで、
財を成した集落もある。
快活な女将さん、味のあるお爺ちゃん、
人懐こい猫、雰囲気はとても良い。
昭和40年代くらいで止まった感じ。
今は使われていない高い煉瓦の煙突、
米を蒸すのに使っていたらしい。
明治に作られた煙突だけど、
昭和50年の由布院地震でヒビが入った。
九重レークサイドホテルが潰れた、
あの時か、と思い出した。
そーとー揺れた、初経験の大地震。
かつては日本酒の酒蔵だったようだけど、
焼酎のみ作っている小さな酒蔵。
宇佐市出身の大横綱、双葉山の名の日本酒、
名前を貸して今は他の酒蔵で作られている。
こちらの焼酎は色々あるけど知らなかった。
大分市内で見かける事はあまりなく、
関東を中心に出荷しているそう。
減圧蒸留と常圧蒸留との両方を行い、
主力は減圧蒸留のになりそうな感じ。
もったいないなぁ。
常圧蒸留は雑味が多いから不人気かな。
焼酎の雑味は原材料の味、麦の味。
圧倒的に面白い個性なのにな。
車なので、試飲出来ずに、匂いで決めた。
匂いを嗅がせてくれるのは嬉しい。
選んだのは残り少数の廃盤間近な幻かも。
強い常圧蒸留だなと、絶対旨いと確信。
これが想像以上に僕には旨かった。
・不死鳥 (4.3)
常圧蒸留。
宇佐産裸麦、麹も宇佐産裸麦で白麹。
25度、720ml。後日、一升瓶で購入。
初めて見る焼酎、カタログにも無い。
麦の香りふんだんで甘さを想像、
口に含むとキリッとした辛さもあり、
僅に遅れて麦の甘さがじんわり来る。
飲み口はトロリとした滑らかさ。
アルコールのアタックは、ほぼ無い。
辛さがあるのにアルコールの嫌らしさ無し
甘さもあるのに、辛さもある。
予想に反し引き締まり広がる。
珍しい味、個性も味も強い麦焼酎。
辛味があるのは珍しいけど、おそらく、
これこそが宇佐産裸麦のダイレクトな味。
兼八等の更に奥、って思った。
スコッチのスプリングバンクのような
個性に感じたりして。
そこまでしょっぱくは無いんだけどさ。
グイグイ飲むタイプではなく、
ゆっくり楽しめる。
でも、名前がイマイチなのか、
人気が出なかったようで、
もう生産しなさそうな。
数本しか残っていなかったようで、
電話で最後の一升一本を予約して買った。
無くなる前に、こちらの蔵の
知られざる実力が分かって良かった。
既に幻だな。大事に飲もう。
・黒麹 道 (4.3)
宇佐産裸麦、黒麹、25度、720ml。
坂道、畦道、迷い道。(とラベルに)
これもカタログには無い。
黒麹と裸麦の香りが強い。
これも香りだけで選んだ。
黒麹らしいまろやかなコク。
後追いで裸麦らしい香ばしさ。
少し黒霧島に似た風味があって、
黒麹だなぁって。
まろやかさは熟成の為せる味。
こちらの蔵の迷い道、
味の幅のはしっこの1つの感じ。
何にも似ていない。
物凄く麦香ばしい。
個性の強さは好みが別れるところだけど、
僕はとても好き。
これも無くなってしまうのかな。
もったいない。
残りがあれば買っておきたい。
いろんな個性があるのは楽しいのに、
日本は美味しいが集団心理的一意な
狭さに閉じ込められがち。
無名な酒蔵などは難しいと思う。
もったいない、もったいない。
誰もあてにすんな、
無闇に人にすすめんな、
美味しさは現場現物、
自分で判断せな、ね、ですよ。
こんな幻に遭遇する事もあるから、
酒蔵巡りはとても楽しい。
Let's家で1人飲み。
大いに酒の個性を楽しまなきゃ。