讃岐うどん・高松市（屋島・高松町）

【肉玉子とじうどん（玉子とじうどん+肉）】
うどんは私の基準でやや太めで平たいうどんでした。平たいうどんがかしむらの特徴のように思います。個人店特有の硬さを感じるうどんで、今回も旨いなぁと思いながらうどんをすすりました。かけ出汁も旨い味でした。ほんのりとした甘さを感じるような味で、玉子がかけ出汁に馴染んでいました。玉子は肉にも馴染んでいて、絡んで馴染むようで食感が旨さを演出しているようでした。おろし生姜も美味しさ向上の重要な役割を果たしていました。

【玉子とじうどん】
うどんは私の基準でやや太めの平ためで、かしむらならではの形状のうどんでした。いい感じのコシを感じるうどんで旨いうどんでした。かけ出汁も旨い味でした。色合いから薄味かと思いましたがしっかりした味で、ふわッと仕上がった卵との味相性も良かったです。卵の中には紅白かまぼこが入っていて、卵とじの中で美味しい存在感を出していました。

【肉うどん】
うどんは私の基準でやや太めの太さ疎らなうどんで、平たさもあるうどんでした。昨今は細めのうどんが増えたので、太めの讃岐うどんが好みの私としては嬉しい限りです。温汁系なれどきちっとしたコシと硬さを感じる美味しいうどんでした。かけ出汁も美味しい味でした。どちらかと言えばあっさり系の肉うどんになると思います。味わえるかけ出汁…そんな風に思いました。肉はかけ出汁で合せたような味で量多めでした。硬くも柔らかくもなくいい感じの食感でした。

【肉ぶっかけ冷】
うどんは私の基準で平たい分だけやや太めで、いい感じにコシが効いた旨いうどんでした。うどんには捻りも見える面構えの良いうどんでした。ぶっかけ出汁も旨い味でした。うどんにも馴染み、天かすにも馴染みました。私は肉系うどんに天かすを加えないので天かすはデフォ盛りでした。天ぷら油分で脂っこく感じるかと思いましたが、見事に馴染んでいました。肉は甘めでご飯と食べても旨いと思いました。ちと量が少なく感じましたが満足出来ました。

【肉カレーうどん（カレーうどん+肉）】
うどんは私の基準で平たさはあれど太めなうどんで、好みの硬さと中盤からは弾力も感じる旨いうどんでした。カレー出汁はややとろッとタイプで、カレーうどんのカレー出汁のように思いました。うどんをすする際に丼に顔を近づけるとカレーの良い風味を感じました。+した肉は破壊的な存在感のある肉で、カレーうどんが主人公なのか、肉が主人公なのかと一瞬思いました。その肉をカレー出汁に絡めると、更に肉の破壊力が増しました。肉カレーうどん…旨かったです。

【とり天ざる（ざるうどん+とり天）】
私の基準で細めに近いやや細めのうどんで、全般はコシを感じ、後半は硬さを感じました。つけ汁はもう少し味が濃い方が好みでした。とり天は小ぶりで、塩でどうぞと提供時に塩も配膳されましたが、ざるうどんのつけ汁に浸しながら食べました。

【天ざるうどん（ざるうどん+天ぷら盛り合わせ）】
うどんは私の基準でやや細めで、角がはっきりかっちりしたコシを感じる美味しいうどんでした。つけ汁も美味しい味でした。先ずはおろし生姜を少量加えてうどんをすすり食べました。次に天ぷらを浸してつけ汁に天ぷら油分を馴染ませて天ぷらとうどんを食べました。天ぷら盛り合わせには天つゆが付いていますが、天ざるの好きな食べ方は天ぷら油分が混ざったつけ汁にうどんをつけて食べる食べ方です。おろし生姜を足しながら味わい食べました。天ぷらの盛り合わせ内容は、えび天、きす天、大葉、かぼちゃ、さつまいも、椎茸、いんげんでした。

【肉ぶっかけ冷】
うどんは私の基準で普通の太さで、これぞ茹で立て！と、思える硬さと弾力を伴う旨いうどんでした。ぶっかけ出汁は甘さ控えめな硬派な味に思いました。うどんとの絡みも旨く、肉と食べると更に旨いなぁと思いました。肉の味は程好い甘さで量も充分でした。程好い甘さの味の肉と硬派に思えるぶっかけ出汁との味相性が旨い相性でした。

【釜あげうどん】
わら家一押しのうどんで、讃岐うどんの代表的な食べ方のうどんです。

【天ぷらざる】
うどんは私の基準でやや細めで、角がカッチリした細めなれど硬さを感じる好みのうどんでした。粉が詰まっているような好きな食感で、冷系ならではのコシも感じる美味しいうどんでした。つけ汁も美味しい味でした。天ぷらを浸ける前に味わい、天ぷらを浸けてからも味わいました。薬味は細ねぎ、おろし生姜、すりごまで、おろし生姜が美味しく馴染む味でした。天ぷらを浸した後は天ぷらの天ぷら油分が混ざります。それがまた好みの味で美味しかったです。天ぷらは、えび天、大葉、いんげん、かぼちゃ、人参のかき揚げで、どれも満足出来るさくッとした揚がり加減でした。人参のかき揚げは、かき揚げを天盛りに加えた一手間を嬉しく思いました。

【とり天ぶっかけ冷】
うどんは私の基準で細めで、喉越しが良く、冷系ならではの食感がある美味しいうどんでした。このうどんは喉越しの良さを感じるのがいいなぁと思いながら食べました。此処は一般店なのでぶっかけ出汁は別容器で提供でした。味の濃さは？と思い、先ずは少量を丼に注いで味の確認をしました。これは美味しい…味わえるとお思い、徐々に注ぎ足しました。何故に徐々にかはとり天です。量多く注げばとり天の衣がぶっかけ出汁を吸い込みます。なので徐々にです。食べたかったとり天を食べると満足ランプが点灯しました。縦長ですが先から食べれば一口づつ食べれる口径です。それをぶっかけ出汁に浸して食べたりそのまま食べたりしてとり天ぶっかけ冷を堪能しました。

【とり天ざる】
私にはちと細めなうどんですが、ハッキリした角と、コシのある美味しいうどんでした。つけ汁も美味しかったです。とり天は大きめなとり天が５個あって、他にはさつま芋天も盛られていました。

【きつねうどん】
細めのうどんでしたが美味しいうどんでした。程好いコシのあるうどんと、美味しいかけ出汁がよく合っていると思いました。お揚げは丁度良い甘さでした。

【ぶっかけ冷】
うどんは私の基準でやや細めで、冷系ならではのコシと、いい感じの硬さを感じる美味しいうどんでした。やはり美味しい…安西製麺所さんの母体は居酒屋です。美味しい料理に酒類がすすむ君になるお店で、流石美味しい料理を提供するお店だからうどんにも拘りがあって美味しいのだろうと思いました。ぶっかけ出汁も美味しい味でした。量的にはぶっかけ汁のようでしたが、うどんを食べながら飲める美味しい味でした。そこへ天かすのサクサク感が加わり満足出来ました。

【コロッケうどん（かけうどん+コロッケ）】
うどんは私の基準でやや細めで、温汁系なれどコシを感じる美味しいうどんでした。茹でてからそう時間が経っていなかったのかもしれません。かけ出汁も美味しい味でした。何の風味なのか、いい感じに香る風味がありました。こりゃ美味しい味だなぁと思い完飲みをしてしまいました。コロッケは定番の小判型で、美味しい味のかけ出汁との相性も良く美味しく食べれました。完飲み前に解れたコロッケの一団がありました。それをかけ出汁と飲み込むのはむせかえると思い、ササさッと箸で口に入れてかけ出汁飲みをフィニッシュしました。

【肉うどん（かけそのまま+肉）】
うどんは私の基準で細めで、角がハッキリしたコシのあるうどんでした。かけ出汁も美味しい味でした。ちと量が少なかったですが、美味しいので飲み干しました。肉は色合いから味が薄めかと思いましたが、程よい甘さで柔らかく美味しかったです。

【とり天カレーうどん（カレーうどん+とり天））
うどんは私の基準でやや細めで、カレー出汁による保温効果なのか、もちッとを少し感じる美味しいうどんでした。カレー出汁は、カレーうどんでもカレーライスでも食べれそうなとろッとタイプのカレー出汁で、細かく刻まれた人参が目立つカレーでした。よぉ～く煮込まれたような肉も入っていて、うどんに絡めて食べるととても美味しいと思いました。とり天も美味しかったです。さくッと揚がっていて、カレー出汁に美味しく馴染みました。少し硬めの天ぷら衣にカレー出汁を絡めて食べると好みの食感でした。

【肉うどん】
うどんは私の基準でやや細めで、いい感じの弾力を感じる美味しいうどんでした。かけ出汁も美味しい味でした。肉はやんわりと甘さを感じる味付けで、量が多かったです。わかめの風味が肉うどん全体に馴染んで美味しかったです。

【とき玉うどん】
うどんは私の基準で普通の太さで、やや平たさもあるうどんでした。つばめならではの弾力と硬さを感じるうどんで、相変わらず美味しいうどんだなぁと思いました。相変わらず美味しいと思ったのはかけ出汁も同じで好みの味を味わいました。今回はそこへとき玉が混ざっています。これまた美味しい味のかけ出汁に美味しく馴染んでしました。とき玉には紅白かまぼこをスライスしたものと、わかめが混ざっていて、紅白かまぼこは色合いを良くし、わかめはいい感じの風味を出していました。

【肉うどん】
うどんは私の基準でやや細めで平らなうどんでした。程好いコシのあるうどんで、喉越しも良く美味しいうどんでした。かけ出汁も好きな味で美味しかったです。肉は硬くもなく柔らかくもなく美味しい甘さでした。

【肉ぶっかけ冷】
うどんは私の基準でやや細めで、冷系ならではのコシのある美味しいうどんでした。ぶっかけ出汁はしっかりした味で、甘めな肉を引き締めるような役割に思えました。甘めな味の肉も美味しいと思いましたが、つばめさんならではの味がしゅんでいるのにシャキ感が残る玉ねぎが肉ぶっかけ冷を美味しくまとめていたと思いました。

【スタミナうどん（肉うどん+えび天）】
うどんは私の基準でやや細めで、程好いコシのある美味しいうどんでした。かけ出汁も美味しかったです。昼時を過ぎた時間帯だったので幾分煮詰まっていたかもしれませんが、美味しく好きな味でした。初めて此処で食べたうどんは肉ぶっかけ冷だったので、今回初めてかけ出汁を味わいました。肉ぶっかけ冷の時と同じでわかめが盛られていて、わかめの塩気も感じて美味しく思いました。肉は甘さはあれど甘さ控えめな味で、かけ出汁とわかめが肉の美味しさを高めさせていたと思います。えび天も美味しく食べれました。しっかりと天ぷら衣がついたえび天で、天ぷら衣がスタミナうどんならではの天かす薬味になりました。

【肉ぶっかけ冷】
うどんは私の基準でやや細めで、粉が詰まっているような好みの弾力にやや硬さが加わったような美味しいうどんでした。ぶっかけ出汁も美味しい味でした。大抵は味の中で直ぐに甘味部分を感じることが出来ますが、飲む内にやや甘味を感じる味でした。甘さが少ない硬派的な味…これは屋島さんの個性だと思います。肉はやや甘めな味付けで、甘さが少ないぶっかけ出汁に馴染ますと、双方の甘さ加減が良い感じになり美味しかったです。盛りに大根おろしとわかめがありました。肉ぶっかけでの大根おろしはよく見かけますが、わかめの盛りは珍しいと思います。お客さんへの心遣いは盛りに出る…そう思いました。

【コロッケうどん（かけうどん+コロッケ）】
うどんは私の基準でやや細めで、個人店ならではのいい感じの硬さを感じる美味しいうどんでした。かけ出汁も美味しい味でした。デフォで盛られたわかめと天かすが美味しさを高めていたのかもしれません。そこへコロッケを入れるか…このまま味わった方がいいのでは…ちと悩みましたが入れました。デフォで盛られていた天かすがあるので油分はいい感じです。そこへコロッケが加わり天かすの和と、フライの洋の油分が出たのか…分かりませんでしたが美味しかったです。コロッケは小ぶりで、コロッケうどんならでは状態になりました。衣がふやけて芋がかけ出汁に馴染み、芋の甘さがかけ出汁に美味しく馴染んでいました。