デザートはあまりにも貧弱で改善要 : PIZZA SALVATORE CUOMO Saitamashichuoku Shintoshin

再訪：[2009/2/14 14:30]
どうしても受賞ピザと大々的に宣伝している「D.O.C.（2300円）」を食べたくて、家族で訪問。
高品質トマトとタップリの水牛チーズの組み合わせは旨いが、他のピザと比べて特段優れているという感じはしなかった。他のピザとの値段差も小さいので十分お勧めできるが・・

「気まぐれピザＭ（2000円）」はトッピングにかなりの量のオリーブが使われていて子供には不向き、
「タラバガニのクリームスパゲティ（1200円）」は、我が家の家庭料理水準の域を抜けていない、
お勧めにあった「シラスとグラナーダチーズのパリパリ焼き（380円）」は面白いもののシラスの塩分が残っていない方が美味しそうといった感想。

それよりも、今回初めてデザート類を頼んでみた。これが各480円という価格の割には話にならない。
「ズコット」は論外と一蹴するレベル、
「アッフォガード」はアイスクリームの水準が低いので味わいは無し、
「フルッティ ディ ボスコ」は、安いケーキ屋で出してくるような内容。
真っ当なイタリアンでは、絶対に出てこない工場大量生産品という感じ。
所詮デリバリー屋なので、期待する方が悪いのだろう。

ということで、味の採点を0.5点落とした。
ピザと一部のメイン料理やサイドメニュー以外は期待しない方が良いと思う。特にデザートは論外。


----- 2008/10/30 20:50
東京での仕事が手間取り、夜９時近くに戻ってきた。こうなると行ける店は限られてしまう。
３日前に「更新する」をチェックせずに投稿した原稿で夜訪問を予告しておいたことから、新都心で降りて寄ってみた。ここからなら歩いて我が家に帰ることも可能。
夜９時直前というのにカウンター以外は全席埋まっていたのには驚き。

ピザ屋だけあってディナーメニュー情報はホットペッパーに掲載されているものしか見あたらなかったが、ピザとパスタが中心ではあるものの前菜や肉料理もある。その中から「おすすめ品」と記されていた３品を頼んでみた。

●揚げニョッキとパンチェッタの盛り合わせ（450円）
予想より量が多い。パンチェッタは別メニューのミニソーセージをカットしたものだが（パンチェッタという表記は無いだろう）、さらに塩を大量にまぶしてあるので滅茶苦茶しょっぱくて血圧上がりそう。揚げニョッキは無味なので、あわせて食べれば良いのだろうけど、塩を落とさなければ私には無理。

●秋のフォカッチャ（600円）
マッシュルームとトマトが入った秋のトリュフ風味と煽られていた。ピザ生地を焼いたものだろうという予想は当たっていたが、Ｍサイズの量で出てくるとは予想外。チーズが乗っていないとはいえ、かなりのボリューム。一人でこの量は飽きてしまうと思う。

●やわらか鶏のオニオンソース（1000円）
マリネした鶏もものグリルに十分ソテーして色づいた玉葱の甘いソース。と、美味しそうな触れ込みだが、さすがにファミレス的な料理。とはいえ、やはり量は多い。付け合わせのポテトの量も半端ではなく、さすがにギブアップ。

前菜と肉料理のメニューを載せておくが、パスタも980円からとお手軽価格。もちろん席料とかサービス料はかからない。仲間と出かけてシェアしながら食べるには、内容の割には安上がりで良い店だと思う。もちろん、四谷店とは雲泥の差だった。
今度は、週末に家族で利用しようと思う。これなら、ファミレスよりいいや。


----- 2008/10/27 11:50
いちいち更新レビューを書いていないが、毎月２回ペースでランチを利用している。
というのも、サイズアップ無料券がホットペッパーで未だに出回っているからだ。

今日で通算５回目の利用だが、ランチは相変わらず「マルゲリータ」だけ。それ以外を見たことがない。
私にとっては最も好きな種類だが、いくらなんでも普通の客は飽きるだろう。サラダの質も落ちているようで、トマトが無くなっている。
来るたびに混雑度が低下し、今日は70％程度しか埋まっていなかったのは、そんな理由からか？

それでも、行きがけに100mほど駅よりにあるサイゼリヤを覗いたら半分も埋まっていないのだから、固定客が多いのは確かだろう。ランチ1200円って、ちょっと埼玉では高いと思うのだが、旨ければ多少高くても客は来るという良い事例かもしれない。

毎回同じランチでは、こんな定点観測的なことしか書けないので、近いうちにディナー訪問を考えている。四谷店はデリバリー専用品しか無くて悲惨だが、こちらは色々あるようだ。


----- 2008/8/22 11:40
四谷店で愛用しているピザのチェーン店。２年位前にさいたま市に出店するという話があって喜んでいたのになかなか実現してくれず、ようやくこの7月19日に新都心駅の線路脇に開店してくれた。

愛用している四谷店は10席ほどの小さな店でデリバリー中心の店構えだが、ココはざっと数えて60席ほどもある大規模店。客層は、子連れ・カップル・ＯＬ・サラリーマン・おばちゃん等々幅広い。
駅改札口寄りにある安いサイゼリヤと比べると倍の価格なのに、昼前にはカウンター席も含めて客で埋まってしまった。「ピザハット」や「ピザーラ」とはまったく違ったピザの価値観が分かる方がこんなにもいるのかと驚かされた。

ランチはピザ１種類（1200円、サイズアップは+300円）とパスタ２種類（980円だったかな？）だけ。どちらにもドリンクとセルフサービスのサラダが付くと思う。（この店はピザを食べる店だと思っているので、パスタには見向きもしなかったことから、パスタ側にサラダが付くかは不明）

今日のピザはマルゲリータと、定番中の定番でラッキー。もちろんサイズアップでお願いした。
25cmのＭサイズクラスとあって、一人で食べる量としては多い。ピザの生地が不味いと食べるのが苦痛になる量だが、この生地が抜群に旨いのでペロリとたいらげることが出来る。
もちろん、具材の質も高いし、薪窯で焼くピザ（この店では「ピッツァ」と表記する）だけあって、個人店レベルのイタリアンで食べるピザとは比べものにならない。バジルの香りをここまで楽しめるピザを食べさせてくれるのは流石だ。

セルフサービスのサラダは、レタス・トマト・茹でただけのショートパスタにドレッシング１種とクルトンだけというシンプルなもの。無いよりは有った方がマシといったレベル。

子連れの若奥さんが１枚のピザを子供といっしょに食べていたが、取り皿を人数分用意していたのを見るとサービス水準も高い。私にも、ピザを食べ終えた時に、カトラリー入れに入っていた新しいウエットナプキンをお使いくださいと、案内してくれた。
厨房とのやりとりがイタリア語（たぶん）という面でも、最近多い洒落たイタリアンの流儀に則っていて雰囲気もなかなか。（四谷店ではオール日本語）

昔からある大手のピザしか食べたことのない大宮周辺の方は、ぜひ一度試していただきたいと思う。
また、間違っても安いからとパスタを先に頼まないように。ピザを試して飽きたら、あるいは趣味に合わないと感じたらパスタで、というスタンスで。