割安なダルバート（ネパール定食）と赤唐辛子たっぷりのダックチョエラ（和え物） : DUNA TAPARI

　SNSや、先達レビューによれば、2024年７月現在、廉価版ダルバートは500円から600円に、各種料理もそれぞれ値上げされたとのこと。それでも、廉価版ダルバートは、川崎駅周辺では割安です。
＜2023年１月再訪＞
　大森での南インド映画鑑賞前に久方ぶりに出向いてみました。
　廉価版のダルバート（チキンダルバットセット：税込500円）とお店で未食のダックチョエラ（700円）を注文。

　10分ほどで料理が登場。
　ライスに、優しい味の緑色がかったダルをかけて頬張ると良い塩梅です。

　にんじんと大根スティックはゴルベラコアチャール（トマトのディップソース）がないので、少しピリ辛のチキンカレーのグレービーをつけると食べやすいです。

　サグ（青菜炒め）、ムラコアチャール（大根の漬物）を合わせると味に変化がつき、チキンカレーのグレービーをかけると旨みが増し、ライスとダルをお替り。
　また、骨付きまじりのチキンはほどよく弾力があります。

　韓国キムチのヤンニョム同様に赤唐辛子がたっぷり付けられた、サイコロ状のダックチョエラは、これまで食べたチョエラの中でも一番辛い上、骨が多くて可食部が少ないものの、肉は旨みがあり、汗を滴らせながら食べきりました。

　クールダウン代わりにダルをもう一度お替りして退店。

　次回行く機会があれば、お店で未食の料理を食べてみたいです。

追伸：ワンコインダルバートは知る限り、蒲田駅西口４階店（チキン）、新大久保のイスラム横丁奥の店（チキン）くらいです。
　なお、ソフトドリンク付きでは、三河島の新店や、新大久保のアジア多国籍店のランチでともに550円で提供されています。

＜2019年８月再訪＞
　土曜昼過ぎに出向いてみました。
　先客はネパール人男性のおひとりさまで、接客は日本人同様の顔立ちのネパール人女性店員１名の体制で軽快なネパール音楽が流れています。

　ダルバートセット（ネパール定食：500円）とパングラセクワ（砂肝の焼きもの：480円）を注文。
　10分ほどして料理が登場。

　こんもり盛られたライスを平たくしてダルスープとチキンカレーを半分ずつかけ、少し食べ始めたところ、店員さんがお替りのライスを持ってきました。
　食べ始めに、持ってこられたのは初めてで、ステンレスプレートにスペースを作ってよそってもらい、カトリ（器）にダルスープを追加してもらいました。

　キュウリとニンジンスライス、ムラコアチャール（大根の漬け物）と豆、サグ（青菜炒め）とライスを合わせると食が進みます。

　レモンを絞りかけた、パングラセクワは歯ごたえよく、ダルバートの食感に変化が付いてサクサク完食。

　次回来る機会があれば、ダックチョエラ（カモの和え物）など、こちらで未食のものを食べてみたいです。

＜2019年６月再訪＞
　クラブチッタでイギリスのロックバンドThunderの結成30周年記念公演を観た帰りに、鶴見のパキスタン新店のディナー終了間際だったため足を伸ばすことをあきらめ、近場のこちらのお店に出向いてみました。

　接客はネパール帽を被り、黒いTシャツを着た男性店員と、女性店員各１名の体制で、先客はネパール人のカップルやグループで、程よい音量でネパール音楽が流れています。

　ダルバート（ネパール定食：500円（ライスとダル（豆）スープはお替り可能））と、スクティサデコ（干しマトンの和え物：630円）を注文。

　10分ほどして、料理が登場。
　小松菜の茎が多いサグ（青菜の炒め物）は味付けをしていません。

　他のネパール店では見かけたことのない、白い小粒の豆が和えられたムラコアチャール（大根の漬け物）は以前こちらで食べたものと異なり、発酵が進んで酸味がとても強く、これだけでもご飯が食べられそうです。

　こんもり盛られた長粒米のライスを平たくして、骨付き肉混じりのチキンカレーや、程よい味付けのダルスープを半分ずつかけ、ニンジンやキュウリスティックをかじると食が進みます。

　香草（パクチー）が載せられ、細くカットされた赤玉ねぎの彩りがよい、スクティサデコ（干しマトンの和え物）はサイコロ大にカットされたスクティが少々硬いですが、旨みがあります。

　ライスと、ダルスープ２杯をお替りし、少し残しておいたサグやムラコアチャールと合わせて完食。満腹満足な休日ディナーが楽しめました。

＜2019年２月初訪問＞
　川崎駅近くのチネチッタで、サルマーン・カーン主演の、子役がとても可愛らしいボリウッド映画（インドのヒンディー映画）鑑賞後の日曜午後に初めて出向いてみました。
　チネチッタの裏通りのもう一本奥の通りのコインパーキングの隣の２階建てのビルの風俗店紹介所の左隣に赤と青の三角を二つ重ねたようなネパール国旗が掲げられており、階段を上がって２階のお店に到着。

　ネパール人男女の店員が各１名の体制で、店内には、「レッサムフィリリ」などのゆったりしたテンポのネパール音楽が流れています。
　
　黒い重厚なメニューブックをめくると、メニューの最初に、店名の由来の使い捨ての葉皿「ドゥナ」や「タパリ」の写真が見えました。参照ＨＰ

　ドゥナタパリスペシャルタカリセット（豪華版ダルバート（ネパール定食）※メニュー上はバート（ライス）がお替り可能と記載されていますが、ダル（豆スープ）もお替り可能：1,350円）を注文。

　10分ほどしてステンレスプレートに載せられた料理が登場。
　こんもり盛られたライス（短粒米）の周りをおかずがぐるりと取り囲んでいて、見た目もゴージャスです。
　
　ライスを平たくして、半分にダルをかけ、残りにカシコマス（マトンカレー）をかけ、ギー（バターオイル）やゴルベラコアチャール（トマトのディップソース）を白飯部分にまぶしてから食事開始。
　
　骨付きマトンは柔らかく、適度にスパイシーです。

　ジャガイモとナスのタルカリ（おかず）は、和食のように穏やかな味です。
　
　グンドゥルックアチャール（発酵野菜の漬物）は巣鴨のお店よりもさっぱりしています。

　生のニンジン、キュウリ、玉ねぎとレモンのサラダというよりもスライス、パパド（豆せんべい）や、ムラコアチャール（大根の漬物）をポリポリかじって、完食。

　ダルとてんこ盛りのライスをお替りして、ライスにダルとククラコマス（骨付きのチキンカレー）をかけ、締めにヨーグルトをかけて完食。

　食後のデザートのシロップ漬けのラルモン（インドのグラブジャムーンに相当）はとても甘く、疲れた体が癒されました。満腹満足な休日ランチが楽しめました。

　なお、店員さんはラルモンを「ラスベリ」と言っていましたが、ラスベリ（インドのラスグッラーに相当）を揚げたものがラルモンのようなので、次回行く機会があれば、尋ねてみたいと思います。