ピッツァを始め絶品イタリアンとワインペアリングが楽しい : カンブーザ

この日は横浜鶴屋町にあるイタリアン『カンブーザ』にディナーで伺いました。

予約時刻に到着して入店です。ちなみに看板がないですがマップが示す場所に着くと明らかにおしゃれな雰囲気のお店が現れたので迷うことはないかと思います。

1F席はアラカルトで、コースを予約すると2F席になるようです。この日はコースを予約していたので2F席に着席です。

まずはスパークリングワインで乾杯です！
ミネラリーで少し柑橘系のような香りがして美味しいですね。

メニューにはなかった気がしますが、お料理に合わせてワインペアリングをお願いしました。
これが大満足の結果となりました。ソムリエがお料理にバッチリ合うワインを出してくださり、非常に楽しい食事になりました。
次回もぜひお願いしたいと思います。

このあと、巻物のようなメニューから、ピッツァ・パスタ・メインをメニューを選びます。どれも美味しそうで非常に悩みました。

■アミューズ
ゴボウの温かいスープです。オリーブオイルを足すことで、滑らかな口当たりで、ゴボウの旨みとオリーブオイルの香りを楽しめます。
一緒に提供された自家製のグリッシーニも生地が香ばしくて、スパークリングワインのおつまみとして美味しくいただきました。

ピザ釜で焼いたパンも提供されます。周りはカリッと、中はフワッとしていて、練り込まれたオレガノの香りがワインとも合って美味しかったです。
お代わりもできるそうですが、この日はコースでお腹いっぱいになったので残念ながらお代わりまで行き着けませんでした・・。

■前菜
モッツァレラチーズ、トマト、ひよこ豆など2種類の豆、パプリカに、スモークした生ハムが乗った前菜です。
まずモッツァレラチーズがフレッシュで美味しいですね。トマトやパプリカや豆などと組み合わせて一口ずつ違う味わいを楽しめます。
生ハムも程よくスモークされていて旨みが強く、香りも良く旨いですね。

合わせるのは「チンクエ・テッレ」という白ワインです。
レモンのような柑橘系と少し蜂蜜のような甘い香りを感じます。若干の塩味もあり、これが前菜の絶妙な塩味と香りとマッチして非常に美味しかったです。

■ピッツァ
ピッツァは5種類から選べました。
私たちは「アルフィレット」をお願いしました。

まず一口いただいてみると、生地がパリッとしていて、バジルとチーズのフレッシュな香りと旨み、トマトの程よい酸味と、生地の香ばしさが口の中に広がります。これは旨いですね！
人生で食べたピッツァの中でもトップレベルだと感じました。塩加減が絶妙で、具材がシンプルなだけにベースのピッツァの美味しさが際立ちますね。

ワインは「トロイア ロザート カイアッファ」というロゼワインです。
果実味、酸味とスパイス感があり、トマトとバジルの香りと良く合うように感じました。

■パスタ
自家製ののマグロのボッタルガ（カラスミ）のアーリオオリーオです。
最初は魚の香りを強く感じますが、口に運ぶとちょうどよい味わいで、旨みが口の中で広がります。
パスタのアルデンテの食感と、アスパラガスのシャキシャキ感のコントラストも楽しいですね。

合わせるのは「プンタ・ディ・コーレ」という白ワインで、パイナップルのような芳醇でリッチな味わいです。からすみの香りにも負けず、旨みを引き立ててくれたように感じました。

■メイン
黒毛和牛のイチボです。これも旨かった・・。
お肉が本当に柔らかくて、お肉の塩加減も絶妙で、肉の旨みと上質な脂の甘みがたまりません！
キノコも香りが良く、ブドウを煮詰めたソースを絡めてお肉と一緒にいただくと複雑な旨みが口の中で広がりますね。

合わせるのは（飲んだことはないですが）アマローネの搾りかすを使って作った「ヴァルポリチェッラ」という赤ワインです。果実を食べているくらいの果実味と、ブドウのソースがお肉とベストマッチでこれは美味しい・・。お肉とワインが止まらないですね。

■ドルチェ
ドライフルーツをたっぷり使ったカッサータです。
ブルーベリーとピスタチオを合わせていただくとさらに複雑な香りを楽しめて美味しいですね、

カフェラテもコーヒーがしっかりと苦味があり、ミルクもコクがあって美味しいです。

大満足のディナーになりました・・。ピッツァを始め絶品のイタリアンと、ソムリエが選んでくださるワインのペアリングが本当に楽しかったです。

お会計は約40,000円弱で、なんとワインのペアリングは4杯飲んで一人5,300円でした。かなり美味しいワインをいただいた実感があり、嬉しいサプライズでした。

ぜひまた伺いたいと思います。
他のピッツァもいただいてみたいので、1F席でアラカルトメニューも楽しんでみたいですね。
ごちそうさまでした。