メニューが整理されて、品書きも見易くなりました : 味平

《 2024年03月 再訪 》
好物の一つであるワンタンメンが食べたくなった。
ただ、ワンタンメンって、メジャーなわりには意外と置いている店が多くはないのだよな。
近くだと「菊次郎」かなぁ～などと思いながら、食べログで近隣のラーメン店のメニューをチェックしてみると「味平」にも置いている事がわかり、こちらを訪れる事に。
店内に入ると以前に比べて、かなりスッキリしている感じ。
以前はベタベタと所狭しと貼られていた壁の掲示物がかなり少なくなっている。
注文はワンタンメンに決め打ちなのだが、席に着き取りあえず品書きに目を通す。
おおっ、メニューもかなり整理されて、前回に頂いた「タンメン」は無くなっていた。
以前はパッと見で理解しにくかった品書き自体もかなり分かりやすい表記になっていて、この辺は好感が持てる。
品書き上のメニュー名は「ワンタンラーメン」の醤油味を注文し、しばし待って着丼。
大口径のラーメンどんぶりに並々とスープが、その上に鎮座しているのは、なんとワンタンではなく大振りのギョウザ。
餃子専門店で、いわゆる「大餃子」などとして売られるサイズよりもまだ大きいのではないかと思われるサイズのモノが４つも。
これ、ワンタンメンじゃなくてギョウザメンじゃん！と思いながら食べ始めると、更なる驚きが。
なんとスープの中には大量の餡無しワンタン、つまりはワンタンの皮が沈んで入いるではないか。
ちょっと待って！ノーマルの「正油ラーメン」が８００円で、８０円増しの「ワンタンラーメン」がこれで、元が取れるの？というボリュームだ。
麺のボリュームもなかなかで、一般的なラーメン店では１食１５０gくらいが標準だそうだが、この店は２００gほどあるそうで、個人的にはこれより多いとちょっともて余してしまいそう。
ワンタン＆ギョウザ以外の具材は、チャーシュー１枚にゆで玉子半個、ワカメに刻み長ネギとシンプル。
中細ちぢれ麺に澄んだ清湯醤油スープの組み合わせは万人向けな感じ。
正直、そこまで激ウマというわけでも無いし、それまでの激安でも無いが、無難に旨くそれなりの値段で満足度の高いボリューム感、１０時半開店というのも個人的にはポイントが高い。
ただ、最大のネックは駐車場の問題だろう。
以前は裏手の空き地に停められたが、アパートが建ってしまい、店横とは少し離れたファミリーマート裏の専用駐車場のみということで、なかなか使いづらい。
次回は品書きを見て気になった「ホルモンラーメン」か、やっぱりこちらも気になる「チャーハン」かなぁ～、というところだ。
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◇ ワンタンラーメン（正油） 880円

《 2020年01月 初記 》
今回が２度目の訪問だが、初めて訪れたのはもう十数年も前のこと、まだ食べログ自体もサービスが始まる前で、当時は転勤でこの地に来て間もない頃だったので、近隣の旨い食べ物屋をいろいろと物色していた。
自宅から比較的近いこのラーメン店に目をつけたものの、当時の同僚の噂は「昔は旨かった・・・」というものばかり。
それでも、自分の目と舌で確かめなくてはと訪れてはみたものの、「昔は行列のできる人気店だった」という噂にはほど多い状況で、閑散とした店内と同時に、雑然とした店内に驚かされて、それ以来訪れる事は無かった。
その後、何度かの外観のリニューアルがあり、そのたびに、派手に、奇抜になってゆく店をみるとなおさら足は遠のいたが、最近になって「それでも潰れずにやっているのは、それなりに需要があるのだろう」と思い直し、今回、久々に訪れてみた。
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現在は昼営業のみで、１０時３０分と少し変則的な開店時間、１１時少し前に店に入ってみた。
店内は以前よりは落ち着いた感じだが、相変わらず雑然とした雰囲気で、この雰囲気だけでダメな人もいるかもしれない。
先客は２組３名、カウンター席について品書きをみるも、相変わらず煩雑でわかりにくい。
何より、メニューが多いのと、何がどういうモノなのかが、品書きからは判りにくい。
つまりは、これが一体どいうラーメンで、注文すると何が出てくるのか？ということが想像しにくい。
そもそもが、品書きを見ても「メニュー名」自体が分かりにくく、注文するのに何と言えば良いのか判らない状態なのだ。
ということで、とりあえず、一目で想像がつく「タンメン」を注文、こてもメニュー名が単に「タンメン」なのか、それとも「野菜タンメン」なのかがよく判らない。
まあ、野菜炒めがのった塩味のラーメン、これ以外が出てくることは無いだろうという算段だ（笑）
自分が入店したあとも、４組８名の客が入ってきて、狭い店内は半分以上が埋まっている感じ、まだ１１時前で、だ。
「何だ、結構な人気じゃないか・・・」などと思って待っていると、料理が提供される。
かなりの大径のどんぶりになみなみのスープ、麺は見えず、スープの上から炒め野菜の頂が見えている状態。
見ただけで、「これはなかなか旨そうだ！」という印象を持った。
店内が気温低め、座った席が出入り口近くという事もあって、湯気が酷い、こりゃ、写真上手く撮れるかな・・・という感じ。
野菜はキャベツとモヤシ、玉ねぎを主体に、ニンジン、しめじ、キクラゲや茎わかめなども使われている。
チャーシューやメンマも入り、具材のボリュームはかなりのものだ。
麺は加水率高めの、黄金色に輝く中太ちぢれ麺で、やや柔らかめな感じもあるがなかなか旨い。
スープは白濁した濃厚な塩味スープ。
いや、これはなかなか良いんじゃないかい？しかも、これで６８０円ときたものだ。
おそらくは、一時期は人気に奢った事もあったのかもしれないが、元行列のできるラーメン店の地力は確かなものだった。
次回はしっかりと予習をし、頼むメニューを精査して訪れてみたいと思う。