ニュース
39
SUUMO ニュース
2025年2月4日 (火)

三菱地所レジデンス、省エネリノベでZEH達成率50%超を実現

パークハウス深川高橋
三菱地所レジデンス(株)は、リノベーション事業「リノレジ」を通じ、省エネ性能を強化した住宅を提供している。2024年に着工した物件のうち、ZEH水準省エネ住宅または省エネ基準適合住宅の割合が50%を超えた。

「リノレジ」は、同社が既存マンションを買取り、リノベーションを施したうえで再販する事業で、2013年より展開。2024年12月時点で累計約2,100戸の供給実績をもつ。省エネ住宅の普及を目指し、断熱性向上やLED照明、高断熱浴槽、節湯水栓の導入に力を入れてきた。

また、ZEH水準や省エネ基準を満たす物件については、BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の評価を取得。さらに、住宅ローンの借入額や控除額の優遇を分かりやすく説明し、購入者がメリットを最大限活用できるよう支援している。

こうした省エネ住宅の推進は、国の政策とも合致する。国土交通省は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、住宅・建築物のCO2排出量削減を推進。その一環として、2024年4月に物件広告で省エネ性能を示す「省エネ性能表示制度」を導入。同年11月には、既存住宅向けの「省エネ部位ラベル」の運用も始まった。このように、中古マンション市場でも省エネ化の重要性が一層高まっている。

同社は今後も「リノレジ」を通じ、省エネ基準を満たすリノベーションマンションの供給を拡大し、脱炭素社会の実現と持続可能な住宅市場の形成に貢献していく考えだ。

ニュース情報元:三菱地所レジデンス(株)

ライター一覧
前の記事 門真市で大規模まちづくり始動、41階建てマンションや文化拠点を整備
次の記事 24年分住宅ローン控除の確定申告がスタート、申請はスマホでも可能に
SUUMOで住まいを探してみよう