iPadユーザガイド
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- 設定中にアクセシビリティ機能を使用する
- Siriのアクセシビリティ設定を変更する
- アクセシビリティ機能のオン/オフを素早く切り替える
- 著作権
iPadのアプリでVoiceOverを使用する
Safariやマップなど、iPadに付属しているすべての内蔵アプリでVoiceOverを使用できます。VoiceOver認識を使うと、Webページ上やアプリ内の画像と画面要素の説明を聞くことができ、アクセシビリティ情報を提供していないWebページやアプリにも対応しています。
WebをSafariでブラウズする
VoiceOverがオンのときに、iPadでSafariアプリ を開きます。
次のいずれかの操作を行います:
Webを検索する: アドレスフィールドを選択して、ダブルタップしてキーボードを表示してから、検索する単語、語句、またはURLを入力します。「移動」をダブルタップするか、検索候補を選択してから、ダブルタップします。
Webページの次の要素にスキップする: ローターをその要素タイプ(見出し、リンク、フォームコントロールなど)に設定してから、上または下にスワイプします。
Webブラウズ用のローター設定を設定する「設定」 >「アクセシビリティ」>「VoiceOver」>「ローター」と選択します。項目を選択または選択解除するか、 を上または下にドラッグして項目の位置を変更します。
移動時に画像をスキップする: 「設定」 >「アクセシビリティ」>「VoiceOver」>「画像をナビゲート」と選択します。すべての画像をスキップすることも、説明のない画像だけをスキップすることもできます。
邪魔な広告などを消去して、読みやすく、移動しやすくする: Safariのアドレスフィールドで、「フォーマットのオプション」ボタンを選択し、ダブルタップして、「リーダー表示を表示」(すべてのWebページでは使用できません)を選択してから、ダブルタップします。
ヒント: iPadでAppleの外部キーボードを使用している場合は、単一キーで実行できるクイックナビゲーションを使ってWebをブラウズできます。
「マップ」でナビゲートする
VoiceOverがオンのときに、iPadでマップアプリ を開きます。
次のいずれかの操作を行います:
現在地のトラッキング方法を設定する: を選択してから、目的のオプションが読み上げられるまでダブルタップします。
トラッキングオン: 自動的に現在地を中心にして地図を表示します。
トラッキングとヘディングアップ表示オン: 自動的に現在地を中心にして、さらに進行方向が常に上に向くように地図を表示します。このモードでは、通りやお気に入りの場所に近付くと、その名前が読み上げられます。
トラッキングオフ: 自動的には現在地を中心にして地図を表示しません。
地図を操作する: 画面上を指でドラッグするか、左または右にスワイプして別の項目に移動します。
拡大/縮小する: 地図を選択し、ローターを「拡大/縮小」に設定してから、1本指で上または下にスワイプします。
地図をパンする: 地図を選択してから、3本指でスワイプします。
地図上の場所やピンを見つける: 地図を選択し、ローターを「お気に入りの場所」に設定してから、1本指で上または下にスワイプします。
道順をたどる: 道路を押したままにして、「一時停止してたどる」という音声が聴こえたら、道路に沿って指を動かします。
位置に関する情報を取得する: 場所(ビジネス、ランドマーク、ピンなど)を選択してから、ダブルタップして情報カードを開きます。左または右にスワイプすることで、経路、住所、電話番号、営業時間、カスタマーレビューなどの情報を聞くことができます。
出発地へのガイダンスを示す: iPadの「マップ」で徒歩での経路の案内を開始すると、サウンドで経路の出発地が示されます。
PDFを読む
ブックアプリとファイルアプリで、VoiceOverを使用してPDFを読むことができます。VoiceOverでは、PDF書類内のフォーム、表、リストなどの詳細な情報の説明を読み上げることもできます。
写真やビデオを撮影する
VoiceOverがオンのときに、iPadでカメラアプリ を開きます。VoiceOverがファインダーに表示されている対象物を説明します。
カメラモードを選択し、1本指で上または下にスワイプして、写真やビデオなどのモードを切り替えます。
写真を撮ったり、ビデオ撮影を開始/停止したりするには、2本指で画面をダブルタップします。
ボイスメモの録音をトリミングする
VoiceOverを使用して、ボイスメモアプリの録音内容を編集できます。
VoiceOverがオンのときに、iPadでボイスメモ アプリを開きます。
トリミングしたい録音を選択してから、ダブルタップします。
右上にある「編集」を選択してから、ダブルタップします。
を選択してから、ダブルタップします。
波形の概観で、「トリミング開始」または「トリミング終了」を選択して、ダブルタップして押さえたままにしてから、上または下にスワイプして開始時間または終了時間を調整します。
「トリミング」を選択してから、ダブルタップします。
「保存」を選択してから、ダブルタップします。
「完了」を選択してから、ダブルタップします。
視覚的な気象データを音声として聞く
天気アプリの一部の天気図はエンコードされており、トーンやピッチを変えながらデータを読み上げることができます。例えば、画面に表示されている気象状況のアニメーションの変化に合わせて、読み上げる声にバリエーションを付けて説明を聞くことができます。
VoiceOverがオンのときに、iPadで天気アプリ を開きます。
降水マップ、風力地図、または空気質マップのある場所のページを開きます。
地図をダブルタップして、音や「天気図のスナップショット」という言葉が聞こえるまで押さえたままにします。音声の手順が聞こえたら、その手順に従います。
可聴化された地図の上で指やポインタを動かすと、値の変化に合わせてピッチが変わります。
数式を読み上げる
VoiceOverでは、Web上の数式(MathMLで記述)、および対応しているAppleアプリ(NumbersやKeynoteなど)内の数式を読み上げることができます。
数式を読み上げる: 通常通りテキストが読み上げられます。数式の読み上げを開始する前に、「計算」と読み上げられます。
数式を操作してみる: 選択されている数式をダブルタップしてフルスクリーン表示にしてから、1要素ずつ移動します。左または右にスワイプすると、数式の要素が読み上げられます。ローターを使って「記号」、「小さい式」、「中くらいの式」、「大きい式」を選択してから、上または下にスワイプすると、その大きさの次の要素が読み上げられます。選択されている要素を詳細に確認するには、要素をダブルタップしてから、左または右にスワイプして、その要素を部分ごとに読み上げます。
VoiceOverで読み上げられる数式は、Nemethコードや、統一英語点字、イギリス英語、フランス語、およびギリシャ語で使われるコードを使用する点字デバイスに出力することもできます。VoiceOverで点字ディスプレイを使用するを参照してください。
VoiceOver認識を使用する
VoiceOver認識を使うと、Webページ上やアプリ内の画像と画面要素の説明を聞くことができ、アクセシビリティ情報を提供していないWebページやアプリにも対応しています。
重要: 危害を加えられるまたは怪我をする可能性のある状況や、危険度の高い状態や、ナビゲーションの目的や、病気の診断/治療の目的などにおいては、VoiceOverに頼るのはおやめください。
「設定」 >「アクセシビリティ」>「VoiceOver」>「VoiceOver認識」と選択します。
以下のいずれかをオンにします:
画像説明: アプリ内またはWeb上の画像の説明を取得します。
画面認識: アプリ内の画面要素の説明を取得します。
テキスト認識: 画像内のテキストの説明を取得します。
「フィードバックスタイル」をタップしてから、「読み上げ」、「サウンドを再生」、「何もしない」のいずれかを選択します。