Apple 製デバイスの「センシティブな内容の警告」について

ヌードが含まれている可能性のある写真やビデオを見る前に警告が表示され、安全な選択ができるよう手引きする教材/資料も提示されるようにしておきましょう。

「センシティブな内容の警告」を使用して、見たくないヌードの写真やビデオが Apple 製デバイスで受信されないように阻止できます。

  • ヌードを含む可能性のある写真やビデオは、表示する前にぼかしが入ります。

  • 安心して選択できるように手引きするガイダンスや教材/資料も提示されます。

「センシティブな内容の警告」は、デバイス上の機械学習を利用して写真やビデオを分析します。デバイス上で分析されるため、ヌードが検出されたことが Apple に通知されることはなく、したがって、該当する写真やビデオに Apple がアクセスすることもありません。

「センシティブな内容の警告」を使用するには、iOS 17 以降、iPadOS 17 以降、watchOS 10 以降、macOS Sonoma 以降、visionOS 2 が必要です。すべての対策を講じられるように、デバイスを最新のソフトウェアにアップデートしておいてください。

「センシティブな内容の警告」をオンにする

「センシティブな内容の警告」はデフォルトではオフになっています。「センシティブな内容の警告」をオンにした後、どのアプリやサービスで使用するかを選択できます。

iPhone、iPad、Apple Vision Pro で「センシティブな内容の警告」をオンにする方法

  1. 「設定」で「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

  2. 下にスクロールして、「センシティブな内容の警告」をタップします。

  3. 「センシティブな内容の警告」をオンにします。

    iPhone の「プライバシーとセキュリティ」設定で、「センシティブな内容の警告」をオンにして、対策をオンにするアプリを選択できます。
  4. サポート対象のすべてのアプリとサービスが自動的にオンになります。必要に応じて、一部のアプリやサービスについてはアクセスをオフに切り替えることができます。

iPhone で「センシティブな内容の警告」をオンにすると、ペアリングされた Apple Watch でもオンになります。

Mac で「センシティブな内容の警告」をオンにする方法

  1. Apple メニュー  >「システム設定」の順に選択します。

  2. サイドバーから「プライバシーとセキュリティ」を選択します。

  3. 下にスクロールして、「センシティブな内容の警告」を選択します。

  4. 「センシティブな内容の警告」をオンにします。

  5. サポート対象のすべてのアプリとサービスが自動的にオンになります。必要に応じて、一部のアプリやサービスについてはアクセスをオフに切り替えることができます。

ヌードを含んでいそうな写真やビデオが「センシティブな内容の警告」で検出された場合

「センシティブな内容の警告」は、以下のアプリやサービスでヌードの写真やビデオを検出できます。

  • iPhone または iPad:メッセージ、AirDrop、電話アプリと連絡先アプリの連絡先ポスター、FaceTime ビデオメッセージ

  • Apple Vision Pro:メッセージ、AirDrop

  • Mac:メッセージ

  • Apple Watch:メッセージ、電話アプリと連絡先アプリの連絡先ポスター、FaceTime ビデオメッセージ。

「センシティブな内容の警告」で、ヌードが含まれていそうな写真やビデオを受信したと判断された場合、その画像にぼかしが入り、センシティブな内容が含まれているかもしれないという警告が表示され、助けを求める方法が選択肢として提示されます。

「センシティブな内容の警告」機能でヌードを含む可能性のある画像やビデオが検出されると、表示する前にメッセージにぼかしが入ります。
  • 写真やビデオを見ることに決めた場合は、「表示」をタップします。

  • よくわからない場合や、サポートが必要な場合は、警告ボタン 警告ボタン をタップして教材/資料を見つけるか、センシティブな内容を送信してきた人をブロックします。

お子様の Apple 製デバイスのコミュニケーションの安全性について

お子様がセンシティブな写真やビデオを閲覧したり共有したりしないように、「コミュニケーションの安全性」をオンにして、ヌードを含む可能性のある写真やビデオがお子様のデバイスで検出されるようにしておきましょう。

コミュニケーションの安全性について

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