Mac 用 GarageBand でパーカッション奏者を使う
Drummer を使って GarageBand の曲にパーカッションを追加する方法を説明します。
Mac 用 GarageBand 10.2 では、Drummer を使って曲にダイナミックなパーカッションパートを追加できます。このパートは、曲のメインのリズム要素として使うこともできますし、ほかの Drummer トラックの補助として使うこともできます。GarageBand には、ラテン、ポップス、ソングライターの 3 種類のパーカッションスタイルが用意されています。
パーカッショントラックを追加する
開始するには、トラックヘッダの上部にある
をクリックするか、「トラック」>「新規トラック」の順に選択します。新規トラックウインドウから「Drummer」を選択して「作成」をクリックすると、GarageBand で Drummer リージョンを含むトラックが新規作成されます。新規の Drummerトラックを選択し、コントロールバーの
をクリックしてライブラリを開きます。「Drummer」セクションで「Percussion」をクリックし、表示されるリストからパーカッション奏者を選択します。パーカッションの演奏スタイルを調整する
パーカッション奏者を追加したら、Drummer エディタで演奏スタイルの調整ができます。Drummer エディタを開いたり閉じたりするには、Drummer トラックのリージョンをダブルクリックするか、コントロールバーの
をクリックします。GarageBand ウインドウの下部に Drummer エディタが表示されます。エディタの左側のプリセットをクリックすると、パーカッションの演奏スタイルを瞬時に変更できます。演奏スタイルをカスタマイズするには、Drummer エディタの各種コントロールを使います。
X/Y パッドを使って演奏の複雑さや音量を変更します。黄色のパック (丸印) を上下に動かして音量の大小を変更し、左右に動かして演奏の複雑さを調整します。
X/Y パッドの右側にある楽器のセレクタを使って、そのプリセットに含まれている各パーカッション楽器を変更できます。
特定のパーカッション楽器のサウンドを聞くには、その楽器をクリックして選択された状態にします。
特定のパーカッション楽器のサウンドをミュート (消音) にするには、その楽器をクリックしてグレイ表示 (選択されていない状態) にします。
また、各パーカッション楽器グループの右側のスライダを左右に動かすことで、サウンドバリエーション (演奏パターン) を調節できます。
「フィル」ノブを使ってフィルの回数と長さを調整します。フィルをオフにするには、ノブを一番左に回します (下にドラッグします)。
「スウィング」ノブを使って演奏のシャッフル感を調整します。スウィングのベースを 8 分音符、16 分音符に切り替えるには、「8th」ボタンまたは「16th」ボタンをクリックします。
パーカッショントラックのミキシングをする
Smart Control を使ってパーカッショントラックのミキシングができます。パーカッショントラックを選択し、コントロールバーの
をクリックします。GarageBand ウインドウの下部にパーカッショントラックの Smart Control が表示されます。「MIX」セクションのコントロールを使って、トラックの各パーカッション楽器の音量を調節します。
「EFFECTS」セクションのコントロールを使って、コンプレッサーやアンビエンスなどのエフェクトを調整します。