研究会概要
研究会概要
名 称:天の川銀河研究会2020 (MilkyWay Workshop 2020)
日 時:2020/02/13 (木) 午後1時頃 〜 15 (土) 午後3時頃
(Afternoon 13 Feb. - 15 Feb. 2020)
会 場:鹿児島大学 郡元キャンパス 理学部1号館2階大会議室
言 語:日本語、ときどき、英語
規 模:例年50名以上
懇親会:2/14 (金) 夜
研究会趣旨&トピック
「天の川銀河研究会」は、研究対象・手法で分離しやすいコミュニティーを「天の川銀河」を共通のキーワードとして横断的に結びつけ、天の川銀河の総合的な描像を得ることを目的として、2〜3年に一度のペースで定期的に開催しているものです。今回の天の川銀河研究会の主なトピックは、
多次元多波長情報に基づく天の川銀河の理解の現状
Gaia DR2 (2018/4) 公開以降の進展と今後
VLBI位置天文観測による成果
可視光・赤外線での多種多様な分光観測 (WINEREDなど) の成果
銀河系中心領域 (超大質量ブラックホール周辺など) の観測の成果
FUGINサーベイ等による分子雲・星形成研究の成果
など
天の川銀河の理論研究の現状と今後
天の川銀河の構造形成、形成進化過程、化学進化・元素の起源
天の川銀河におけるブラックホール分布と探査法
銀河スケールでの分子雲・星団形成進化
天の川銀河形成進化史と太陽系・系外惑星
など
将来の観測計画・多波長広域サーベイ
GASKAP (Galactic Australian SKA Pathfinder Survey)、SKA
赤外線位置天文観測計画 "(小型) JASMINE"、GaiaNIR
可視光偏光サーベイ計画 "SGMAPプロジェクト"
CMB偏光観測小型科学衛星 "LightBIRD"
など
などですが、「天の川銀河」がキーワードに含まれれば制限はありません。観測・装置開発・理論を問わず広く参加者を募集します。
招待講演者・予定内容(随時更新中)
青木 和光 (国立天文台) 「初代星と銀河系ハロー形成」
川中 宣太 (京都大学 ) 「銀河系内ブラックホール探査」
郷田 直輝 (国立天文台) 「JASMINE (赤外線位置天文観測衛星)計画について」
坂井伸行 (KASI) 「The latest VLBI astrometric results on the research of theMilkyWay」
西山正吾 (宮城教育大) 「近赤外線観測による銀河系中心領域の研究」
藤本裕輔 (CarnegieDTM) 「銀河シミュレーションで探る短寿命放射性核種の起源と初期太陽系の形成環境」
藤田真司 (名古屋大学) 「FUGINサーベイによる天の川銀河分子ガス研究の進展」
Jose F. Gomez (IAA-CSIC) 「GASKAP: a deep spectroscopic insight into the galactic plane」
講演・旅費補助 (resistration) → 申し込みフォーム(講演 2020/1/7 〆切; 旅費 2019/12/25〆切)
口頭講演 35件程度
ポスター講演 10件程度
※ 講演者を対象に旅費補助(部分補助の可能性あり)を行います。上のフォームからお申し込みください(2019/12/25締め切り)
今後の予定
2019年11月05日 申し込み受け付け開始(1st サーキュラー)
2020年12月25日 旅費補助申し込み締切り
2020年01月07日 講演申し込み締切り(1/17までに口頭・ポスター講演の選別結果を連絡)
2020年01月15日 講演プログラム確定(2nd サーキュラー)
2020年01月31日 ポスター講演・懇親会参加登録の締め切り
2020年02月13日 研究会開始 (2/15まで)
次回以降の予定:
2022年 開催地未定
2024年 鹿児島大学 天の川銀河研究センター
世話人 (milkywaykagoshima2017 -at- gmail.com)
馬場 淳一 (国立天文台)
松永 典之 (東京大学 )
藤井 通子 (東京大学 )
服部 公平 (Carnegie Mellon University)
三好 真 (国立天文台)
郷田 直輝 (国立天文台)
和田 桂一 (鹿児島大学)
半田 利弘 (鹿児島大学)
後援・助成
鹿児島大学 天の川銀河研究センター (AGARC)
科研費 基盤研究(B)(代表者:郷田 直輝)
過去の研究会(2〜3年に1回のペースで定期的に開催しています)