人気上昇中の「譲渡型賃貸住宅」
株式会社Minoruが展開する「家賃が実る家」は、家賃を払い続けることで持ち家が手に入る画期的なサービスだ。
家の間取りや土地を選んで住宅を建てるという点で、「家賃が実る家」はこれまでの新築住宅と変わらない。しかしこのサービスの場合、最初は賃貸という形でスタートするのが大きな違いだ。その後、住んでいる人が一定期間家賃を支払い続けると、最終的にその家が譲渡されるのだ(期間は最初に設定)。
この方法の最大のメリットは、住宅ローンを組まずに家を建てられること。さまざまな理由で住宅ローンの審査に通らない人であっても、このサービスであればマイホームの夢を叶えることができる。最初は賃貸として入居するため、賃貸住宅への入居時と同等の審査だけでいい。
そもそもこのサービスが始まった理由も、住宅ローンの審査という問題が大きく関わっているという。「家賃が実る家」を展開する株式会社Minoruの創業者・森裕嗣(もり・ゆうじ)さんと代表取締役・広瀬智也(ひろせ・ともや)さんに経緯を伺った。