税金の計算や有利不利の判断など、税金に関する相談は
「税理士法」
という法律の中で
「税理士」だけが行える業務
として定められています。
これは有料の場合だけでなく
「無料」
でも税理士しか行えません。
Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトで質問したくなる気持ちもわかります。
しかし、税理士ではない人が回答している時点で法律上問題がありますし、そもそも回答が誤っていることもあります。
このブログでも
- 一般的な税金に関する知識
- 年末調整書類・確定申告書の書き方
を載せるにとどめています。
具体的な税金に関する相談をいただいても残念ながらお答えできません。
そのため、具体的な相談をしたい方は、税理士や最寄りの税務署にご相談ください。
この記事では具体的に相談できる場所についてご紹介します。
質問・相談する前に、次のサイトに載っていないかは確認しておきましょう。
公式 国税庁「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A」
※このブログの確定申告に関する記事はこちらからご確認ください。
もくじ
税理士に相談する方法
まず税金に関する国家資格の「税理士」です。
(1) WEB上で無料相談をしたい場合
- 住宅ローン控除
- 住宅の譲渡に関する申告
- 贈与税の申告
などは複雑なので税理士に相談することはあるでしょう。
一方、
- 医療費控除
- ふるさと納税
は相談するにはハードルが高いかもしれません。
例えば税理士ドットコムの「みんなの税務相談」というサービスでは、「税理士」による無料相談を受けつけています。
※非公開で相談したい方は有料の「クラウド税務相談」を利用するとよいでしょう。
公式 税理士ドットコム「みんなの税務相談」
(2) 実際に会って相談したい場合
税理士は、事務所ごとに地域の「税理士会」に所属しています。
そして日本税理士会連合会という全国組織の名簿に名前が登録がされています。
日本税理士会連合会では、現在税理士名簿に登録のある税理士や税理士法人を検索することができます。
公式 日本税理士会連合会「税理士情報検索サイト」
※もし検索しても出てこない場合は、ニセ税理士の可能性があるので注意しましょう。
また、それぞれの地域を担当している「税理士会」では、定期的に税理士による無料相談を行っていることがあります。
こういう機会を利用して、税金に関する相談をすると良いでしょう。
公式 日本税理士会連合会「税理士会の相談会に行ってみる」
※エリアごとに担当する税理士会が異なるので、ご注意ください。
税務署に相談する方法
(1) 確定申告電話相談センターに相談
次は税務署です。
最寄りの税務署を郵便番号・住所や地図から調べることができます。
公式 国税庁「国税局・税務署を調べる」
最寄りの税務署に電話をすると、自動音声ガイダンスに従って、用件ごとに番号を選びます。
ただし、1月~3月は税務署も繁忙期なので、電話も
「確定申告電話相談センター」
につながり、オペレーター・税理士・税務署職員が対応します。
(2) 確定申告会場を利用する!
もう1つよく使われるのが確定申告時期(毎年2月16日~3月15日頃)にできる確定申告の専用会場です。
ただし、混雑するというデメリットもある点には注意しましょう。
公式 国税庁「令和5年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ」
国税庁の公式サイトで申告書を作るのもあり
ここまで、相談方法を掲載しましたが、このブログでは国税庁の「確定申告書作成コーナー」を使った確定申告書の作成方法を下記の記事でご紹介しています。
手順どおり作るだけで確定申告書が作成できるため、こちらを利用するのもアリですよ。
確定申告については下記のまとめ記事で該当するものを探してみてください。
2 件のコメント
私も三人の子供が居ますが2人早生まれです。
絶対これはおかしいと思います。
なぜ改正されないのでしょうか?
早生まれは悪い事なのでしょうか?
とても不思議です。
>河野さん
おはようございます!neronaです。
おっしゃるとおりで私も不思議でなりません。
近い将来変わるかもしれませんが、そのときには、
全員なくなるという「悪い」方へ変わるかもしれません。。。