くろいぬの矛盾メモ

旧・はてなダイアリーから移行しました。現在は「モフモフ社長の矛盾メモ」 をたまーに更新しています。

これが本当の神調教と言うものか


あけましておめでとうございます。くろいぬです。
新年から、ゆるいネタでスタートです。



そう、今さらながら「初音ミク」。
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amazon:VOCALOID2


歌声(ボーカル)の音声合成を一気に身近にした「VOC@LOID2シリーズ」も、
第1弾の「初音ミク」に続いて、第2弾の「鏡音リン&レン」が発売され、
ニコニコ動画のコンテンツとしてすっかり定番化して来ました。


しかし身近になったと言っても、声の微調整が難しく、どうしても
ロボット音声っぽく聞こえてしまうのも事実。
Perfume」などの、ボコーダーを使った原曲のカバーには非常に
相性が良かったんですが、人間らしい歌声は難しい。


どこまで人間の歌声に近づけられるのか、と言う挑戦が続き、
神調教(VOC@LOIDの見事な調整のことをこう呼びます)の楽曲は、
動画ランキングの上位でみんなの賞賛を浴びています。


そんな前置きはいいとして、ひとつの動画を紹介したいと思います。
まだ、ランキング上位に上がったことがない、隠れた神調教の作品です。



初音ミク:銀輪は唄う


 ※ニコニコ動画板(オリジナル)はこちら ⇒ 初音ミク:銀輪は唄う by うどんゲルゲ VOCALOID/動画 - ニコニコ動画


原曲は、音楽好き or サブカル好きの30代なら、おそらく知ってる
ゲルニカ」(戸川純上野耕路のユニット)による「銀輪は唄う」。
昭和歌謡をコンセプトにした名曲ばかりなので、気になった方は
原曲の方も是非。


まず、ビブラートの再現がすごい。伸びやかな声で本当に人間に近い。
そして、合成音声にありがちな、「顔の前にセロファンを貼り付けて歌っているような、
妙にこもった音」が全く聞こえない。

いまだにこれを超える神調教には遭遇していません。
2万円程度のソフトで、ここまで出来るようになったのか、と感慨深いですね。


この神調教をした方の、他の作品も必見です。