本を読もうとカフェに寄りました。
読書に一区切りついたところで視線を巡らせてみると、読書している人がちらほら。
何を読んでいるのかな、読んでどんなことを考えたのかな。
話しかけてみたい気持ちと、読書の時間を邪魔されたら嫌だろうなという気持ちが湧きおこる。
向うから話しかけてきたら、喜んで応えよう。
言葉を交わしたわけでも、視線があったわけでもないけど、「あの人とは仲良くなれそう」という奇妙な一体感を覚えるは、読書ならではだなと思います。
おそらく、これからの人生で二度と交わることのない人たちとの共同の時間。
一人ほくそ笑んで、また読書にかえっていきました。