タダです。
Jeff Barrさんのツイートを見ていたら、「AWS CLI Builder」というサイトが紹介されていました。
Really cool - #AWS CLI Builder - https://t.co/WbagWpfJCx - "Build your own AWS CLI commands..." pic.twitter.com/Kj4NM0x9pd
— Jeff Barr ☁️ (@jeffbarr) 2019年1月2日
サイトはこちらです。
AWS CLI Builder By Prasad Domala
こちらのサイトでは、AWS サービスごとの AWS CLI コマンド実行支援がされています。
Let me help you BUILD YOUR AWS CLI COMMANDS
GET STARTED by choosing a service.
AWSマネジメントコンソールでの操作ばかりでなく自動化で使うので AWS CLI コマンドの実行でどう使えるかの観点で上記のサイトを使ってみます。
AWS CLI 実行の準備
あらかじめ AWS CLI コマンドの実行環境を準備してください。 aws.amazon.com
また、 AWS CLI コマンドを実行するのに必要なパラメータの確認を行っておいてください。
例えば、 EC2 を構築するなら下記のドキュメントを参考に情報収集しておきます。 docs.aws.amazon.com
AWS CLI Builder の使い方
それでは、試しに EC2 を作るためのCLIコマンドを作ってみます。
サイトにアクセスすると、このようなトップページです。
左メニューから「Compute > Elastic Compute Cloud」を選択します。
利用する「Region」,「Output Format」と必要があれば、「Profile Name」を指定します。 また、 EC2 作成に必要なパラメーターを適宜作成していきます。
なお、パラメータがどのような値かを知りたい場合、「i」ボタンを押すとパラメータ情報を確認できます。
パラメータ入力が完了すると、CLI コマンドが出来上がっています。
実際にコマンドを実行してみます。
$ aws ec2 run-instances --image-id ami-0a2de1c3b415889d2 --instance-type t2.micro --key-name xxxxxxx --security-group-ids sg-xxxxxxx --subnet-id subnet-xxxxxxx --instance-initiated-shutdown-behavior stop --region ap-northeast-1 --output text
EC2 の起動が成功しました。
まとめ
「AWS CLI Builder」を使うことで、CLI コマンドの生成が容易にできました。
また、コマンド生成時にヘルプコマンドやドキュメントで都度確認していましたが、必須パラメーターや任意パラメータを GUI で教えてくれてコマンドを自動生成してくれるので便利だと思いました。
なお、対応していないサービス(例えば、 AWS Transit Gateway 等)もあるため、適宜利用するサービスが対応しているかを確認する必要があります。