2014年6月12日のブラジルW杯開幕まで残すところあとわずか。日の丸を背負うザックジャパン23人にはガンバ大阪から遠藤保仁選手、そして守備の要である「今野泰幸(こんの やすゆき)」選手が選出された。
長年、日本代表に招集されている今野選手だが、どういったところがスゴいのか知らないという人も数多い。ということで今回は、動画「【Jリーグ所属日本代表選手】今野 泰幸(G大阪)」と合わせて彼の魅力をご紹介したい。
・今野選手とは
1983年1月25日生まれの31歳。スポーツの名門・東北高校からコンサドーレ札幌に入団し、ルーキーイヤーの1年目から活躍。FC東京への移籍を経て、現在はガンバ大阪でプレーしている。
・プレースタイル
今では「センターバック」というイメージが強いが、今野選手の本職はもともと守備的ミッドフィルダーのボランチ。球際が強く、速いアプローチからファウルをせずにボールを奪うことができるのもその経験からだ。
また、奪った後の攻撃へと転じる速さも彼の魅力。ここぞという場面で駆け上がり、チャンスを演出することもできる。178センチとサイズは大きくないが、カバーリング能力にも長けており、ザッケローニ監督が絶対の信頼を寄せる選手だぞ。
・いじられキャラ
そして今野選手といえば「いじられキャラ」ということも外せない。2010年南アフリカW杯から帰国した際の記者会見ではモノマネを披露するなど、堅実な守備とは裏腹に味方の押しに弱い一面を見せたことがあり、年下選手にいじられることもしばしばだとか。
・南アフリカ大会での雪辱
2010年に続き、2大会連続のW杯メンバー選出となった今野選手だが、南アフリカ大会では直前で怪我。本大会ではわずか6分間の出場、しかも一度もボールに触れることができなかったという苦い経験がある。
それだけに今大会に懸ける思いも人一倍だろう。ブラジルの地で自身の雪辱を晴らすと共に世界を驚かせるプレーを期待したい。そして帰国した際にはまた何かやってくれるのだろうか、そちらも気になるところである。
▼世界レベルのボール奪取能力に注目だ
▼フランス戦での勝利は今野選手が起点
▼いじられキャラとしても定着している
https://www.youtube.com/watch?v=_sz8eYXQqmw
▼モノマネしたのはこのシーンだろうか