38万円の軽バンで日本一周 “極寒世界”で防寒必須も…視聴者「癒されます」

 軽バンで日本一周をしているカップルYouTuberの軽バン生活(チャンネル登録者数 42.3万人)が2024年12月22日に自身のYouTubeチャンネルを更新。冬の北海道で必須になるアイテムを紹介した。

 軽バン生活は「あかね」と「はやと」の2人のカップルが、軽バンで全国を旅行する様子などを届けるYouTubeチャンネル。2024年12月27日時点でチャンネル登録者数42.3万人を突破している人気チャンネルだ。チャンネル名にもなっている中古の軽バンを38万円で購入し、電気の配線や水道、ベッドなどを設置して、キャンピングカー仕様に改造した。2021年に鹿児島から始まった日本一周の旅は、2024年12月15日の動画でようやく北海道に上陸。ゴールが見えてきており、視聴者の期待感が一層大きくなっている。

 北海道に上陸した軽バン生活は、今回、北海道で車中泊を乗り越えるために調達した便利なアイテムを20個紹介した。なかでも札幌市在住の筆者が特に気になったアイテムをいくつか紹介したい。

 まずは目立ったのは、冬用の寒さ対策のアイテムだ。ガラスに貼り付ける「防寒シェード」や、ベッドに敷く「電気マット」「羽毛布団」など、気温がマイナスにもなる北海道では必須とも言えるアイテムであろう。特に防寒シェードは「効果はあるんじゃないかなと思います」と、ありがたみを感じて使用しているようだ。ほかにも、冬用のアウターやインナー、靴下、手袋など衣類系が目立った。本州の冬とはまた寒さが異なるため、北海道でも必須の衣類が多く、衣類が相当な出費になっている。

 続いて「一酸化炭素チェッカー」も気になった。マフラーが雪で埋もれてしまうと車内にガスが充満してしまうため、一酸化炭素中毒を防ぐために導入しているという。雪が降る地での車中泊で、命に関わる大事なアイテムの1つといえる。「結構感度がすごくて、ちょっと充満するとすぐ知らせてくれる」と、利便性はたしかなようだ。

 また「非常食」も非常に興味深いと感じた。「万が一どこかで身動きができなくなる可能性もあるので」と、雪で進行できなくなった際に備えて、カップラーメンを常備しているようだ。ほかにも「携帯トイレ」も常備しており、こうしたリスクへの徹底した管理もまた、彼らが軽バンで安全に日本を周れている理由の1つであろう。

 その他、雪への備えとして「ゴムハンマー」も購入したという。「最初、タイヤまわりの雪は足で突っついて落としていたんですけど、結局100均でゴムハンマーを買いました」という。タイヤまわりの凍った雪は車体やタイヤを傷つけたり、最悪ハンドルが切れなくなってしまうこともある。車体が傷つかないようにゴムハンマーを使用しており、雪の大地ならではの便利なアイテムであろう。

 なお今回、雪車中泊のために購入したアイテムの総額は約30万6,000円で、北の大地攻略のためにかなり力を入れていることがわかる。

 今回の動画に対して、視聴者からは「冬装備買いまくりましたね」「さすがしっかり者のお二人ですね。準備万端で安心しました。」「1番大事なのは楽しむこころ!良い旅を、ご安全に!」「仲睦まじいお二人の姿に癒されます」といった声が寄せられた。

 いよいよゴール目前の北海道チャレンジ、今後の彼らの動向にぜひ期待したい。

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