PSYCHIC FEVER、バルセロナのイベントに初出演 初めての地でも観客の心を掴むパフォーマンス

PSYCHIC FEVER、バルセロナのイベントに初出演

 スペイン・バルセロナにて12月5日~8日に開催された『第30回 MANGA BARCELONA(マンガ・バルセロナ)』に、PSYCHIC FEVERが初出演した。

 『MANGA BARCELONA』は「年に一度、日本文化を体験できる機会」として毎年12月に開催され、16万人以上が来場するスペイン最大の日本文化の祭典。今年は記念すべき30回目の開催となり、『20世紀少年』の作者である浦沢直樹が公式ポスターのイラストを担当、名誉ゲストとして参加したほか、マンガ・アニメの各分野から史上最多となる作家陣がゲストとして登場し、イベントを盛り上げた。

 今年7月にパリで行われた『JAPAN EXPO PARIS』でヨーロッパ初のパフォーマンスを叶えたPSYCHIC FEVERは、その評判がヨーロッパに広がったことから、今回のイベントへの出演が決定。現地時間の12月6日、7日と2日間にわたって熱狂のステージを繰り広げた。本稿では、2日目の模様をレポートする。

 メンバー紹介を兼ねたオープニング映像が流れるなか、すでにステージ前には多くの人が集まり、盛り上がる準備は万端。歓声を浴びながらステージに登場した7人は、11月にリリースし、アメリカのテレビ番組FOX5『Good Day New York』に出演してパフォーマンスしたことも記憶に新しい「TALK TO ME NICE」でライブをスタートさせた。

 オーディエンスにハンズアップを呼びかけながら「HABANERO」「Tokyo Spiral」を披露すると、曲名は出さずに“ダンスナンバー”とのみ告げて次の曲へ。そして、「Just Like Dat」のお馴染みのイントロが鳴り響くと、たちまちフロアから大歓声が上がった。TikTokでの総再生回数は2.5億回を突破するなど、ダンス動画を中心に今年世界各国で話題を集めたこの曲に乗せて、7人は息の合ったダンスパフォーマンスで会場を一つにしていく。

 ここでステージに残った小波津志、WEESA、渡邉廉は、シーンが切り替わるように「Rocket」を穏やかに歌い上げた。続いて、剣、中西椋雅、JIMMY、半田龍臣が入れ替わるように登場すると、「Psyfe Cypher」でスピード感のあるマイクリレーを見せてフロアを再び盛り上げ、7人全員での「Spark It Up」へと繋げていく。個々の歌声やスキルを発揮しつつ、前半とはまた違った形で会場のテンションを高めたブロックだった。

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