シーンを限定することで新たな側面を描いたコカ・コーラのCM
世界を代表する清涼飲料水ブランドのコカ・コーラが販売しているオリジナルラベルボトルは、日本をはじめ多くの国と地域で高い人気を誇っています。カスタマイズ性が売りの商品として自分用だけでなくギフト用としての需要をピンポイントで狙っている商品として競合ブランドとの差別化を図れており、大量に売れるわけではないにせよ一定の需要を保つことができている極めてレアな商品です。そんなオリジナルラベルのコカ・コーラの魅力を描いたCMがアメリカで公開されました。
“Share a Coke(コカ・コーラをシェアしよう)”という動画で描かれるのは、誰かのためにコカ・コーラを買おうとしている男女のグループ。どれだけ忙しくてもお互いと過ごす時間を大切にする様子を通じて、コカ・コーラのハード的な魅力的でなく“誰かと一緒に過ごす時間”というソフト面の魅力にフォーカスしました。圧倒的な知名度を誇るブランドだからこそ、あえてターゲットと利用シーンを絞ったメッセージングが効いたのでしょう。
通常商品でもなく、特定のモーメントに即した商品でもない……常時一定の需要に応えるための商品として誕生したオリジナルラベルの魅力をストレートに伝えつつ、利用シーンを具体的に表現することでその存在意義をアピールした力強いCMでした。
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