2025.03.21

改善効果を検証！サーバー増強後のワッパー®祭り再チャレンジ施策

株式会社ビーケージャパンホールディングスは、2025年3月17日(月)から3月19日(水)の3日間限定で「ワッパー®祭り」再チャレンジを実施しました。

本キャンペーンは各日13時以降、公式アプリにて『ワッパー® チーズセット』『ダブルワッパー® チーズセット』『スモーキーBBQワッパー® セット』『テリヤキワッパー® セット』『スパイシーワッパー® セット』の5種類のワッパー® セットを、通常価格より最大30％オフの300円引きで提供する試み。

今回の再チャレンジは、2月に開催された前回の「ワッパー®祭り」で公式アプリへのアクセスが集中し、システム不具合が連日発生したことを受けて開催されました。バーガーキング®ではサーバー台数を最大3倍に増強するなどの改善を行い、その効果を実際のアクセス負荷のもとで検証する目的もあるとのことです。

「ワッパー®祭り」で起きた大混乱

2024年2月に実施された「ワッパー®祭り」は、過去に類を見ないほどの注目を集めました。しかし、想定を大幅に超えるアクセスが公式アプリに集中した結果、システムが負荷に耐えられず連日不具合が発生。

一部のユーザーはアプリにログインできず「クーポンが表示されない」「注文が完了しない」といったトラブルに見舞われました。SNS上でも「アプリが落ちて買えなかった」「サーバーが弱すぎる」といった不満の声があふれ、せっかくのキャンペーンが一部ユーザーにとってはストレスの原因に……。

ダブルワッパー® チーズセット

この事態を受け、バーガーキング®は迅速に対策を講じました。サーバー台数を最大3倍に増強し、アクセス集中時の耐久性を強化。さらに、再び大規模なアクセス負荷がかかる環境を作り、システムが安定稼働できるかどうかを実際に検証するため、再チャレンジキャンペーンを実施することに。

ただ単に謝罪するのではなく具体的な改善策を示し、その結果を消費者とともに確認する姿勢を取ることで、ブランドとしての信頼性を取り戻す狙いがありそうです。

再戦をマーケティング視点で分析

企業がトラブル発生後にどのような対応を取るかは、ブランドの評価に大きな影響を与えるもの。特にデジタル施策が主軸となる現代では、システムトラブルに対する迅速な対応が求められる傾向があります。

バーガーキング®は前回の失敗を糧に、サーバー増強とシステム改善を実施。その上で、実際の負荷テストを兼ねたキャンペーンを再度開催することで、改善の成果を消費者に直接体感してもらうという戦略を取っています。

スモーキーBBQワッパー® セット

今回の「ワッパー®祭り」再チャレンジはただの「リピート企画」ではなく、「前回の課題を克服した証明の場」としての意義が大きいでしょう。SNSやメディアにとっても「サーバー強化の効果は？」「リベンジ成功なるか？」といった話題を提供しやすく、結果的にキャンペーンの注目度をさらに高める効果が期待できます。

バーガーキングさんの今日からの
正直なキャンペーン名が好きｗ

『公式アプリ改善しましたが負荷を
かけてみないと万全かわからないので
３日間限定で各日１３時から
ワッパー祭り再チャレンジ』✨
さっそくワッパーチーズセットGET🍔
￥690で相変わらずｺﾞﾂｲバーガーデース👍#バーガーキング pic.twitter.com/5Zeo3KFgYZ

— 工作人『W』ミナミのスロ専の人（非公式） (@W_kousakunin) March 17, 2025

実際にSNS上では「バーガーキングさんの今日からの正直なキャンペーン名が好きｗ」「バーキンアプリが負荷かけて欲しそうだったのでワッパー祭りに参加しました。」などのコメントが寄せられており、ストレートなキャンペーン名が功を奏し、多くの人に来店を促す結果となったようです。

サーバー増強で最強装備！「ワッパー®祭り」の未来は

サーバー増強が成功し、キャンペーン期間中にスムーズな注文体験が提供できれば、ユーザー満足度は大きく向上します。前回の不具合を経験したユーザーも「今回は快適に注文できた」と感じれば、バーガーキング®への評価が変わるかもしれません。「改善されたなら、また利用してみよう」という心理が働けば、リピーターを増やす効果も期待できます。

また、今回のキャンペーンは、新規ユーザー獲得のチャンスでもあります。これまで公式アプリを利用していなかった層が「この機会にアプリをダウンロードしてみよう」と考えるきっかけにもなるはず。一度アプリをインストールし実際に使用すれば、今後のキャンペーン時にもリピート利用する可能性が高まるため、アプリの普及促進にも貢献するでしょう。

テリヤキワッパー® セット