タクシーサイネージ広告事例10選 訴求力抜群のアイデアまとめ

タクシー広告は、じつはメニューも豊富な媒体です。社内外に貼れるステッカー広告をはじめ、大きめサイズで高い訴求効果が期待できるリアステッカー広告、大きな広告が可能でインパクトも大きいもののラッピングより経済的なボディステッカー広告、パンフレット設置や乗客サンプリングなどいくつかを組み合わせる手法や車体全体を使用するラッピング広告などもあります。車内では、ヘッドレストポスターや乗車時に必ず目に入るシートベルトカバーといったメニューも。

そして技術の進歩と普及に伴い、さまざまな施策の可能性を期待されるのがサイネージ広告です。タクシー車内はプライベートな閉鎖空間となっているため、集中して見てもらえるというメリットがあります。さらに、サイネージは、助手席の背面や運転席のヘッド部分に設置されるため動画広告を流すことで、視聴性が高いのも特徴です。

今回はそんなタクシーサイネージ広告事例の最先端を10事例まとめてお届けします。

 

1.「フェイクOOH」の波はタクシーにも!GROWTHが日本初の広告プランを提供開始

タクシーサイネージメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」(以下GROWTH)を運営する株式会社ニューステクノロジーは、3DCG/XRコンテンツ制作を行う株式会社Wangetと提携し、「フェイクOOH」をタクシー広告に採用した広告プランの提供を日本で初めて開始すると発表しました。

フェイクOOHとは、実際にはその空間に存在しないものの、デジタル上でリアルな表現や演出を楽しむことができる広告手法のこと。海外では、多くの有名ブランドがプロモーション施策としてすでに採用しているそうです。

今回公開されたイメージ動画は、乗客がタクシーサイネージに触れた途端に画面がぐにゃりと歪み、突然お化けが飛び出してくる……といったもの。まるで本物のお化けが目の前に現れたかのような驚きあふれる内容になっています。

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2. タクシーをまるごと一台ジャック!自由な発想でプロモーション可能な「東京移動企画」

株式会社ニューステクノロジーは、タクシーアプリ「S.RIDE(エスライド)」を提供するS.RIDE株式会社、大和自動車交通株式会社と共同で、「東京移動企画(TOKYO MOBILITY PROJECT)」を開始します。タクシーによる「移動」を企業が自由にトータルデザインできるプランを提供予定です。

このプロジェクトでは、JPN TAXI限定10台(1年間走行)で、車体フルラッピングから行燈デザイン、車内サンプリングや商品の設置、タクシーアプリ「S.RIDE」配車連携、さらに車内サイネージ放映まで、タクシー丸々1台を広告媒体として活用することが可能です。

タクシーの外装から内装まで、乗客の目に触れるほぼすべての箇所をプロモーションに使用できるこのプラン。ブランドや商品の世界観をまるごと一台で表現することができ、乗客にリッチなブランド体験を提供できます。

特に、一般的には1分程度の動画広告が放映されることの多い車内サイネージですが、このプランでは1時間以上の長尺コンテンツも放映可能。動画コンテンツや音楽などを効果的に活用することで、乗客により多くの情報を伝え、移動空間をさらに自由に演出することができます。

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3. タクシー乗車直後に時計の針がリアルタイムで動く!GROWTHがサイネージ新機能を発表

タクシーサイネージメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」(以下GROWTH)を運営する株式会社ニューステクノロジーは、乗車直後から移動開始までの待機画面に表示される静止画広告メニュー「RIDE VIEW」の新機能として、リアルタイムで時計の針が動く機能を実装しました。

第一弾は、高級時計ブランド「ブライトリング」によるフラッグシップモデル「ナビタイマー」の美しい針の動きを再現。2024年11月11日(月)から11月24日(日)までの期間限定で、都内11,500台のタクシーで放映しました。

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4. タクシーメディア「TOKYO PRIME」新番組「ひみつのPRIME」放映開始!メインキャラクター声優にMEGUMIさんを起用し、初回ゲストには映画『四月になれば彼女は』から長澤まさみさんが登場

株式会社IRISが運営するタクシーメディア「TOKYO PRIME」。リブランディング実施に伴い、「まだ見ぬPRIMEに出会える18分」をコンセプトとしたタクシー内新番組「ひみつのPRIME」を2024年4月1日(月)より放映開始しました。

「ひみつのPRIME」とは、メインキャラクターである「ラヴィさん」とゲストがお届けする1分間の「ナイショ話情報番組」。月毎にゲストが替わり、いま気になっている、人には教えたくなかったモノ‧コトについてこっそり教え合い、いいオトナになるヒントを届けてくれます。

「ラヴィさん」の声優にMEGUMIさんが就任、初回ゲストは3月22日(金)から全国東宝系にて公開となった、映画『四月になれば彼女は』に出演する長澤まさみさんをお迎え。チャレンジしたいことや美容法など長澤さんのひみつをテーマにトークが繰り広げられました。

本映画は、10年にわたる愛と別れを、壮大なスケールで描いた心に刺さるラブストーリー。長澤さんは、ある日突然婚約者の元から失踪してしまう、“ある秘密”を抱えている坂本弥生(さかもと やよい)を演じています。『四月になれば彼女は』と「ひみつのPRIME」のコラボレーションから引き出される、日本を代表する俳優の“ひみつ”というテーマ企画となっています。

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5. タクシーサイネージメディア「GROWTH」NFC機能を搭載! ワンタッチで情報取得が可能な「GROWTH TOUCH」を新リリース

タクシーサイネージメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」を運営する株式会社ニューステクノロジーは、ユーザビリティの向上及び広告プランの拡充を目的として、都内11,500台のタクシーと連携した車内サイネージに、NFC機能の搭載を開始しました。

NFC機能の搭載により、お手元のスマートフォンをタブレットにかざすだけで、シームレスに放映コンテンツの関連情報やお得なクーポン情報、YouTubeやSNSへのアクセスが可能です。本機能の搭載により、タクシー利用者のユーザビリティを向上するほか、広告主は「GROWTH TOUCH」機能を放映コンテンツとセットで活用することで、ユーザーに届けたい情報を補足することができます。

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6.  Tokyo Prime、「年末における重大交通事故防止」呼びかけスタート

株式会社IRISが運営するタクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」は、警視庁 交通部作成の「年末における重大交通事故防止」を呼びかける動画を2023年12月7日(木)より放映開始しました。

今回放映となった動画は忘年会シーズンに向けて路上寝込み防止を呼びかける動画となっていて、Tokyo Primeを搭載している全国32都道府県・67,000台のタクシー車内で視聴可能なように展開されました。

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7.  YOUTRUST、東京都内最大級のタクシーサイネージメディア「GROWTH」と採用広報メニューを共同開発

日本のキャリアSNS「YOUTRUST」を提供する株式会社YOUTRUSTは、タクシーユーザーに向けた採用広報に活用できる動画広告メニュー「モメンタムカンパニー by YOUTRUST」の受付を開始しています。

本メニューは、タクシーサイネージメディア「THE TOKYO TAXI VISION GROWTH」を展開する株式会社ニューステクノロジーと提携し、開発・提供にいたったものです。

YOUTRUSTは2023年6月に“広告事業”を新たに開始。約20万人のキャリア志向の高いユーザーに対して、企業の認知獲得や採用広報を実施できるマーケティングサービスを提供しています。その中で、顧客企業から「マネジメントクラスを採用したいが、アプローチが難しい」「ハイクラスのビジネスパーソンに特化した採用広報がしたい」という声が多く寄せられているといいます。

そこで、ハイクラスのビジネスパーソンにリーチが可能な媒体として、ニューステクノロジーが運営するタクシーサイネージメディア「GROWTH」と提携。タクシー内情報番組「HEADLIGHT」にて、企業の採用広報を目的とする動画コンテンツの放映が可能になりました。

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8. “ポイ活“タクシーが登場!抽選でタクシー初乗り料金分が実質無料になるチャンス「タクシーでポイ活キャンペーン」を実施

モビリティプラットフォーム事業を展開する株式会社ニューステクノロジーは、タクシーサイネージメディア「GROWTH」搭載の12,500台のタクシーにおいて、抽選で PayPayポイントが当たる「タクシーでポイ活キャンペーン」を2023年5月8日(月)から5月21日(日)までの期間限定で実施しました。

タクシー業界では、2022年11月に初乗り料金が420円から500円へ15年ぶりに値上げとなり、5月からは需要と供給で運賃が変動する「ダイナミック・プライシング」が導入予定となるなど、タクシー利用者にとって影響がある発表がなされました。また、円安や原材料費の高騰により続いている「値上げ」ラッシュを背景に、お得にポイントを増やす活動、いわゆる“ポイ活“にも注目が集まっています。

そのような背景もあり実施された「タクシーでポイ活キャンペーン」は、PayPayポイントと連携し、タクシー利用者に向けた還元キャンペーンに。「GROWTH」タブレットの下部にあるメニューバーをタッチし、画面に表示されたQRコードをお手元のスマートフォンで読み取るとアンケートフォームに移ります。アンケートに回答した方の中から抽選で1,500名に、実質タクシーの初乗り料金500円相当となるPayPayポイント500ポイントがプレゼントされるというもの。

ニューステクノロジーは、車内サイネージを活用し、広告主ごとにカスタマイズが可能なアンケートメニューの提供を検討中とのことで、今後ともさらなる媒体価値向上に向けて取り組んでいくとしています。

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9. ワンキャリア、タクシー番組「Z世代の就活クイズ」を3月28日より放映開始〜NewsPicksでも配信〜

はじめてのキャリアを選ぶ、就活サイト「ONE CAREER」を運営する株式会社ワンキャリアは、2022年3月28日(月)から4月3日(日)の期間限定で、都内最大級のタクシーモビリティメディア「GROWTH」にて「Z世代の就活クイズ」を放映しました。また、エレベーターメディア「GRAND」と経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」でも同時配信となりました。

今回の施策の背景には、新型コロナウイルスによって大きく変わった就職活動があるといいます。会社説明会のオンライン化や就活スタートの早期化などに加え、「学生のキャリア観」も激変。この変化に気付かずに例年通りの採用を進めていると、いつの間にか学生から選ばれない企業になってしまう可能性もあります。

そこで、このような就活市場の大きな変化を踏まえ、ワンキャリアでは、もっと多くの方に「Z世代の学生が何を考えているのか?」を発信することで、採用活動の改善に活かしてほしいと今回の番組を放映するにいたりました。

今回放映する番組「QuizPicks」では、「ONE CAREER」に寄せられた学生からの選考クチコミや、学生向けに実施したアンケート調査の結果をもとに、Z世代の就職活動に関する内容をクイズ形式で出題・解説する内容となっています。

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10. 業界初!ファンが育てるデジタルサイネージを活用した応援告知日本最大規模のタクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」× CiRCuSが実証実験を開始!

アスリートやスポーツチーム向けにファン構築支援事業を展開する株式会社CiRCuS(サーカス)は、株式会社IRIS、伊藤忠商事株式会社とともに、タクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」を通じて、新たな広告サービスの実証実験の開始を発表しました。

2022年8月22日(月)より開始されたのは、ファンが広告を生み出し、ファンがファンを動員することを目指したクラウドファンディング型デジタルサイネージ広告サービスの実証実験です。この実証実験は、サーカスとIRIS、伊藤忠商事が主体となり推進し、今回は明治安田生命J2リーグ所属の東京ヴェルディとJ1リーグ所属のアビスパ福岡の協力のもと、行われました。

ファンが応援するチームの主催試合を盛り上げるための「観客動員」を目的とし、サーカスが提供するCiRCuSFun(サーカスファン)のシステムを用いたクラウドファンディング型で広告出稿を目指す「ファンが作る」応援広告のプログラム。このプログラムでは、サーカスファンが集客プラットフォームの特設サイトを立ち上げ「無料会員」としてファンを集め、デジタルギフト機能を活用し広告出稿費となる支援金を集めます。そして、支援金額に応じて、応援広告が展開される仕組みとなっています。

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タクシーサイネージ広告事例の最先端10事例まとめ

いかがだったでしょうか。個室だからこその広告、またタクシー利用者の属性に合わせた施策、さまざまな最先端技術とアイデアが組み合わさった事例などが豊富に集まりました。

たくさんの人への認知も大切ですが、絞り込まれたターゲットにダイレクトに届けられる媒体特性を活用することの重要性をあらためて気付かされる事例集となりました。

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