『間違いだらけの住宅建築』
「倉庫のような家」なんですか? ※おバカさんです 。
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
発見したばかりのQ&A記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
ハウスメーカーの坪単価について。
坪単価には何が含まれていて、
何が含まれていないんですか?
※はい、消費者としては
明確な統一基準が欲しいですよね。
25坪の平屋を建てたい時、
坪単価60万だったら、
※おバカさんです。
坪60万円で 人が生活する家を
建てることは 不可能です。
特に高額になる要素が2つもあったら。
①25坪と小規模な住宅。
②平家。
結局最終的にいくらくらい必要って
考えれば良いんでしょうか?
シミュレーターみたいなものは
あるんでしょうか
※残念ながら 業界による統一基準も
国による統一基準も ありません。
それぞれの建築業者によって バラバラです。
1回や2回の面談で聞く「坪単価」は、
まったく 何の意味もありません。
文字通り
「どんな内容の建物で どこまで
含まれた金額なのか まったく不明」
だからです。
そのような初期段階で
「見せられた間取りと 坪単価が
一番良かったから ここに決めた」
なんて業者を決めてしまうのは
典型的なおバカさんです。
マイホームの性能・設備・仕上げ等々、
住宅建築の内容は多岐にわたります。
建築業者による違いが大き過ぎます。
なので、なんとか同じ条件を整えて、
複数業者を具体的に比較検討するしかなく、
けっこうな期間を要する事になります。
「平面図。立面図・什器図・外構図」
の4プランと「仕上表」をそろえて初めて、
「この内容で いくらで建つの?」
という 具体的・正確な比較検討が
できることになります。
A
標準の坪単価には何も含まれておらず、
倉庫のような家になります。
暮らすにはかなり厳しい状態です。
握り玉のドアノブ、
シングルガラスのアルミサッシ、
手で回す公園のような水栓、
便所もウォシュレット無しの公園ランク、
風呂もシャワーや追いだきは無し、
今はいろいろ値上がりで坪100万が普通ランクです。
Q
ありがとうございます!
なるほど。
箱を作るだけの価格が坪単価なのですね。
※おバカさんです。
すなおな人は 生涯で大損します。
自分の頭で考えよう と しよう。
A
坪単価は標準工事費用です。
標準の内容なメーカーにより異なりますが、
倉庫のようなことはありません。
納得しないでください。(笑)
いっとき一世風靡した良くも悪くも
タマホームの標準仕様です。
https://www.tamahome.jp/products/lineup/daianshin/
これらの標準から変更した場合に
追加が発生します。
他のHMでも同じような仕組みです。
Q
えぇぇ、信じてしまいました;;
ありがとうございます。
そのメーカーごとの最低限?標準の仕様
(壁紙とかトイレとか)?の住宅の坪単価が、
それぞれ明示されているってことですね。
特に何の変更もなく言われるがままの家で
構わないって場合は、
「坪単価×坪数」が、大体の費用だと思って
良いということでしょうか?
※おバカさんです。
結局は「4図面と仕上表」を整えて、
まったく同じ条件で、
5社程度を しっかり比較しましょう。
500万円差! 1000万円差!
まったく同じ内容なのに 業者による
大きな価格差が明確になります。
A
「倉庫の様な家」これは大間違いで、
無知な人が言ってる事なので信じてはいけません。
家には水回り(浴室・洗面所・キッチン・トイレ等々)、
その他に屋根材・外壁・内装(クロス・床材)等々
「標準装備」と言うものがあります。
それらを全部合わせた金額が坪単価になります。
標準装備をオプションにすれば、
オプション部分を含めた金額、
これらもプラスすればそれも坪単価に含まれます。
知っておきたい現実:
こんなに違う
『 建築業者による価格差 』
※北から南まで 日本全国で実施した、
地元工務店どうしでの提案コンペの
比較結果の実例です。
建築業者を最初に決めてしまうと、
大損していても 気付く事はありません。
※地元工務店どうしでさえ 大きな価格差
になります。
大手ハウスメーカーや地元有名工務店だと、
もっと ひどい価格差になり、
とても高過ぎて建てることはできないので
・家のサイズを小さめにしたり、
・設備のグレードを下げたり、
・安めの仕上げにしたり、
・外構工事をあきらめたり、
等々の方法で 予算に合わせて建てます。
地元工務店を複数 ピックアップして、
十分な比較検討をすれば、
我慢することのない まともな家を
適正価格で建築する事ができます。
地元工務店を5~6社 比較したらいい べ。
・・っと。
ライフプランニング(生活設計)
22年間 実施してきた キャッシュフロー表作成等の
生活設計業務は、2023年9月で終了しましたが、
ご本人がする生活設計の個別アドバイスは行っています。
「生活設計アドバイス」1万円/年
実行支援
マイホーム取得の実行支援は、引き続き行っています。
「土地購入」3万円/年
「住宅建築」10万円/年
過去のメール顧問会員と全く同じ支援を行っています。
( 過去記事で 実際の支援状況を確認して下さい )
〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、
「 FP事務所(有)エフピー・ステーション 」で
つちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、
消費者側に立った情報発信や実行支援をしています。
24年目のFP事務所です。
「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」
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1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ