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2004年09月10日
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テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:未分類ネタ話
反動・逆転・反転・・・討論の場で、何時の間にか最初に言っていた主張と真逆の主張を始める人達・・・そういう人達にいくらか出会ってきました。 徴兵制をテーマに討論をした時の話です。

主張を反転させる人達。その段階をレベルで表して見ました。


▼最初の主張 :「日本で徴兵制が復活するのは確実」
(復活する可能性が低い事を示すと↓)
▼反転レベル1:「復活する可能性が無いとはいえない」
(「可能性が低い」事に対する反論は「可能性が高い」事を示さないと意味が無い、と諭すと↓)
▼反転レベル2:「貧乏人ばかりを戦場に行かせるべきではない」
(論旨が全然違う方向に走っている)
▼反転レベル3:「犠牲は平等に分かち合う為に徴兵制にすべきだ」

 (こうして徴兵制復活の恐怖を煽っていた人が徴兵制賛成論者に・・・)


レベル1までの人は多いですね、でもそれ以上の段階に進む人も結構多いのです。


レベル2到達例

レベル3到達例

レベル3到達例・最終局面



・・・レベル3の人はともかくとして、レベル2の人は比較的まともに話し合えた上に最終的にはこちらの主張を認めてくれています。にもかかわらず、レベル2までいっている。レベル2はレベル3に行くほんの直前です。論旨をズラしにかかっており、そのスラした論旨に従ってしまうとレベル3に到達します。

これは大変、驚きでした。レベル3到達例は特殊例ではないのかもしれない。 徴兵制復活の恐怖を煽っていた人達は、徴兵制が復活する可能性が低いと知ると徹底的に食い下がり、どうにもそれに反論できないと知ると「徴兵制にすべきだ」と主張が反転してしまう。

これは何故か・・・そう、徴兵制を叩く為には徴兵制が無いと困るのでしょう。彼らは手段が目的化してしまっているのです。





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Last updated  2004年09月12日 23時26分21秒
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