|
カテゴリ:カテゴリ未分類
最近、どうも自分のことを書くのが後回しだ。
今日は昨年のJYA,もう一人のS美からメールが来た。 うちの社会学部のS美と同じ名前のS美。 東京の大学の4年生だ。 このS美は、昨年「かみぽこ改造計画」が実行されたとき、わざわざ東京のシザーズリーグ系の美容室に国際電話で予約を入れてくれた子だ。(5月3日の日記「かみぽこ改造計画」ごらんください。) いわば私にとっては大恩人(??) 今、就職活動中という。メールはこんな内容だった。 帰国してから、1ヶ月は引っ越し等でバタバタ。4月中旬より就職活動を始めました。 5月に第一希望の試験に失敗して、これでは!ということで一念発起して、就職活動に真剣に取り組み始めました。今現在、まだ選考中の段階です。 就職活動を始めて、自分の甘さとか、足りないものなど、自分のことをいろいろ感じます。不安もいろいろ出てきます。自己分析や企業研究をしっかりやってがんばります。 。。。というような近況だそうだ。 わたしはこんなような内容で返事した。 第一希望、入れなくて残念だったようだけど、あまり気にしないほうがいいよ。 俺ももう会社離れて何年にもなるから、もう感覚が古くなってしまっていると思うけど、基本的に就職ってマッチングの問題だからさ。 S美ちゃんの能力とか、甘さとか、足りないところがあるとか、そういうことじゃなく、単にその会社との相性問題だと思うよ。 S美ちゃんはいいところたくさん持ってるもん。 行きたかった会社だったとしても、選考されなかったってことは、相性が悪かったということだから、いかなくてよかったんだよ。 相性の悪い会社に行ったら、後で苦労する。 でも、どんなに押してもひいてもどうにもならない会社があったとしても、その逆に、あれあれあれ?っという感じで内定取れちゃう会社もこれから出てくると思うよ。 もちろん自己分析や企業研究をしっかりやることは大切だけど、まず今の自分に自信を持ってください。 。。。。 就職活動というのは、ずいぶん自分の時代とは違ってるんだろうけど、ここ数年いろんな子の活動を見ていて、基本的にいろんな会社にたくさんエントリーシートを出すことが大事なんじゃないかと思っている。 私が印象に残っているのは、昨年日本の起業家として世界的に有名なSさんの会社に入ったマキちゃんのことだ。 Sさんの会社といえば、もうベンチャー系であるし、新卒で採用しない、中途採用ばかりで完全実力主義というイメージがあると思う。 ところが、マキちゃんは、元JYA、日本の大学卒業、うちの学校の「翻訳学」の修士卒。英語以外にはこれといって専門性はない。 ただ、この子は明るくて、人を常にいい気持ちにさせる。その上、ものすごくガッツがある。いっしょに仕事をしたい、と思わせるタイプだ。 このマキちゃんが日本の大企業に採用されるならわかる。ところが、Sさんの会社に採用された。 私は最初すごく意外に感じたものだ。 さらに意外だったのは、Sさんの会社、なんと新入社員に1ヶ月の集合研修をしたというのだ。これでは、かつての日本の大企業と同じではないか。 つまり、Sさんの会社は、そのイメージとは実態が全く違っていて、「素質のある人材を1から育てていく」方針を持っていたということだ。 (マキちゃん、仕事がんばってね~!) 。。。。 これほどまでに、会社の内容というのは、外から見ていてわかりづらいものだ。 ましてや、学生が自分に合う、合わないなど判断するのは不可能に近いと言える。 だから、あんまり「ここ以外に就職するのは嫌だ」とかこだわることなく、まずいろいろエントリーしてみることが大事なんじゃないかな。 数撃ちゃ当たる、の精神で、 そして当たったとこが一番なのさ、と思うことがいいんじゃないかなと思う。 若人よ、がんばってくれい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年06月08日 17時24分11秒
|