「うつ」は食べ物が原因だった!
「うつ」は食べ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: 溝口徹
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2009/06/02
- メディア: 新書
- 購入: 11人 クリック: 167回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
読んでいて非常に面白かった。食べ物が人体に与える影響って想像以上に大きいって感じていたんだけど、その気持ちを裏付けてくれるかのような本だった。気分が沈んでいる人や好不調が激しい人は食べ物を変えて見ると元気になると思う。
本を読んで感じたことを抜粋というか要約してみた。順不同で並べてみます。ビタミン自体はもちろん自然食品から取るのがベターなんだけども中々とりにくい栄養素も多いので、サプリメントで補給するのもありだと個人的には思っています。
神経伝達物質が足りないと「うつ」になったり、やる気が出なかったりする。神経伝達物質を作るためにはアミノ酸・鉄・亜鉛・ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、マグネシウム、ビタミンCなどが必要。結構多岐にわたっている。
アミノ酸はタンパク質を摂取することで補給が出来る。*1よってタンパク質を摂取する事が意外に重要。
栄養素を取るために必要な食品
栄養素 | 食品 |
---|---|
タンパク質 | 肉・牛乳・大豆 |
鉄分 | レバー、海苔、ゴマ |
亜鉛 | スルメ、豚レバー、牛の赤身 |
ビタミンB | 青魚、マグロ、牛レバー |
ナイアシン | たらこ、マグロ、牛レバー |
葉酸 | 各種レバー、枝豆、ほうれん草 |
マグネシウム | しらす、油揚げ、納豆 |
ビタミンC | ピーマン、キウイ、苺 |
栄養素別食品一覧より抜粋
その他
ライフスタイル別に必要栄養素が違う。デスクワークが多い人はビタミンB群が必要。お酒を飲む人は葉酸、ナイアシン、インスタント食品が多い人は亜鉛。平常時に必要なビタミン量より数倍が必要になることもある。
ミックスナッツは不飽和脂肪酸とビタミンEが豊富。ただ、カロリが高いので食べすぎは要注意。
「うつ」はとにかく外に出るのが良いらしい。あと可能ならストレス発散には運動も良いよね。面倒なら入浴を長めにするとか、WiiFITとかも効果的だと思うな。
副腎はストレスの影響を一番受ける臓器で、副腎はアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどを作る。なので、副腎がダメージを受けていると、朝から午前中に疲労感があり、夕方になると回復する。ビタミンCは酸化防止剤でもあるけれども、ストレス下にある時に細胞を守ってくれる働きがある。副腎のストレスを押さえるにはビタミンCが良いらしい。
音に敏感だったり、いらいらしやすいひとや本に興味が無くなった人は、ビタミンB不足を疑うと良い。
乾燥肌や食欲不振、性欲が落ちたときには亜鉛不足を疑った方が良い。
コレステロールが少なくても鬱になりやすい。
糖分は取らない方が良いのは基本。出来れば全粒粉のパンとか玄米とかから炭水化物を取る方がベター。
と、抜粋なのか、オイラ意見なのか、よく分からない文章になってしまいましたが、少しでも参考になれば。