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Oracle Linux Cloud Developerイメージを使ってArmベースのアプリケーション開発を迅速に始める/Start developing Arm-based applications quickly using the Oracle Linux Cloud Developer image

原文はこちら:https://blogs.oracle.com/linux/develop-arm-applications-quickly-using-oracle-linux-cloud-developer-image

Oracle Cloud InfrastructureでAmpere Altra Processorでクラウド上で高性能な処理を実現するためのArm Compute Serviceがリリースされました!OCIでのAmpere A1 Computeプラットフォームのリリースとともに、OCIのArm開発者エコシステムの一部を成すOracle Linux Cloud Developerイメージも使えるようになっています!

OCI上のArm用のOracle Linux Cloud Developerイメージにより、最高のコストパフォーマンスでArmベースのアプリケーションを迅速かつ容易に移行し、構築し、実行することができます。このイメージには最も重要かつ便利な開発ツールの多くが含まれており、また、それらツールの多くについての無料ライセンスおよびサポートも含まれています。このイメージを使えば、クラウド環境で完全なArm開発環境をすぐに立ち上げられます。

[Helidon] Oracle Developer Cloudを使ったHelidonマイクロサービスのビルドとデプロイ/Build and Deploy a Helidon Microservice Using Oracle Developer Cloud

原文はこちら
https://blogs.oracle.com/developers/build-and-deploy-a-helidon-microservice-using-oracle-developer-cloud

Oracleは最近、Project Helidonを展開しました。Project Helidonはマイクロサービスを開発する新しい方法を提供します。このブログではOracle Developer Cloudを使ってあなたの最初のHelidonベースのマイクロサービスを作成し、Oracle Container Engine for Kubernetesにデプロイする方法をご説明します。

始める前に、いくつかのポイントを確認しておきましょう:

Helidonとはなにか?

Project Helidonはマイクロサービスを開発するためのJavaライブラリの集合です。Helidonはふたつのプログラミングモデルをサポートしており、ひとつはMicroProfile 1.2ベースのHelidon MPで、もうひとつはスモールでファンクショナルスタイルAPIであるHelidon SEです。
どちらを選んだとしても、Java SEベースのアプリケーションを開発することになります。Helidonはオープンソースであり、コードはGitHubで利用可能です。Project Helidonについてもっと知りたい場合は、次のリンクを見てみてくださいね:

始めてみよう

Helidonは単品でダウンロードするような機能を提供しておらず、代わりにMavenリリースを使う必要があります。これはつまり、Mavenアーキタイプを使ってHelidonマイクロサービスプロジェクトを使い始めるということになります。このブログでは、Helidon SEプロフラグラミングモデルを使っていきます。
Helidonで開発を行うにあたり、以下の基本的な前提ソフトウェアをマシンにインストールしておく必要があります:
  • Maven
  • Java 8
  • Gitcli (コードをOracle Developer Cloud Gitリポジトリにプッシュするため)

Mavenを使ってHelidonのサンプルマイクロサービスプロジェクトをダウンロード

Windowsマシンを使っているなら、コマンドプロンプトを開きましょう。そしてサンプルHelidonマイクロサービスプロジェクトを作成したいフォルダに移動し(あるいは作成し)、以下のMavenコマンドを実行してください。
mvn archetype:generate -DinteractiveMode=false \
    -DarchetypeGroupId=io.helidon.archetypes \
    -DarchetypeArtifactId=helidon-quickstart-se \
    -DarchetypeVersion=1.1.0 \
    -DgroupId=io.helidon.examples \
    -DartifactId=helidon-quickstart-se \
    -Dpackage=io.helidon.examples.quickstart.se

実行すると、このMavenコマンドはhelidon-quickstart-seフォルダを作成します。
マイクロサービスのアプリケーションコード、ビルドファイル、およびデプロイメントファイルはすべてこのhelidon-quickstart-seフォルダに格納されています。

以下がそれらのファイルとフォルダです:
  • srcフォルダ –  マイクロサービスのアプリケーションソースコードを格納
  • app.yml – Kubernetesデプロイメントを定義
  • Dockerfile – Dockerイメージ作成方法を定義
  • Dockerfile.native – GraalVMを使ってのDockerイメージ作成方法を定義
  • Pom.xml – Mavenビルドのプロジェクト記述子
  • README.md –  プロジェクトの説明が記載されたファイル
ではGitリポジトリを使うOracle Developer Cloudプロジェクトを作成しましょう。このGitリポジトリのことをここではHelidon.gitと呼びます。

コマンドプロンプトでhelidon-quickstart-seフォルダに移動し、以下のGitコマンドでHelidonマイクロサービスアプリケーションコードを作成したGitリポジトリにプッシュしましょう。
Note: You need to have gitcli installed on your development machine to execute Git commands.
注意:Gitコマンドを実行するには、あなたの開発マシンにgitcliがインストールされている必要があります。
git init
git add --all
git commit -m "First commit"
git remote add origin <git repository url>
git push origin master

あなたのHelidon.gitリポジトリは以下のような構成になったかと思います。

ビルドジョブの構成

Developer Cloudで、左側のナビゲーションバーからBuildsを選択することでBuildsページに移動し、+Create Jobボタンをクリックします。
New Jobダイアログでは、NameBuildHelidonと入力して、Dockerランタイムを持っているTemplateを選択し、Createボタンをクリックします。このビルドジョブはGitリポジトリにあるHelidonマイクロサービスコードのDockerイメージをビルドし、DockerHubレジストリにプッシュします。
Gitタブでは、Add GitのドロップダウンからGitを選び、GitリポジトリはHelidon.gitを選択し、Branchはmasterを選択しましょう。

Stepsタブでは、Add StepドロップダウンからDocker loginDocker buildおよびDocker pushステップを追加します。
Docker loginステップには、DockerHubのユーザー名パスワードを入力します。DockerHubをレジストリにするため、Registry Hostは空のままにしておきましょう。
Docker buildステップでは、<DockerHubユーザー名>/helidonmicroをImage Nameとして入力し、Version Tagには1.0を入力します。フルのイメージ名は<DockerHubユーザー名>/helidonmicro:1.0と表示されます。

Docker pushステップでは、<DockerHubユーザー名>/helidonmicroをImage Nameとして入力し、Version Tagには1.0を入力します。そうしたらSaveボタンをクリックしましょう。

HelidonマイクロサービスDockerコンテナをデプロイするビルドジョブを作成する前に、app.yamlファイルを編集し、Dockerイメージ名を修正しておく必要があります。編集するにはGitページに移動し、Helidon.gitリポジトリを選択し、app.yamlファイルリンクをクリックしましょう。

鉛筆のアイコンをクリックして編集します。

イメージ名を<DockerHubユーザー名>/helidonmicro:1.0に更新し、Commitボタンをクリックしてコードの変更をmasterブランチにコミットします。

別のジョブを作成するため、Buildsページに移動して+Create Jobボタンをクリックします。
New Jobダイアログで、NameにDeployHelidonと入力し、Kubectlを持ったTemplateを選択してCreateボタンをクリック。このビルドジョブはBuildHelidonビルドジョブでビルドされたDockerイメージをKubernetesクラスターにデプロイします。

DeployHelidonビルドジョブを設定するにあたりまずやることは、コードの所在するリポジトリを指定して、作業しているブランチを選択することです。Gitタブで、ドロップダウンからGitを追加し、Helidon.gitをGitリポジトリとして選択し、ブランチにはmasterを選択しましょう。

StepsタブではAdd StepドロップダウンからOCIcliUnix Shellを選んでください。このブログリンクからOCIcliの設定値をどのように決めればいいかを参照してください。その後、Unix Shellビルドステップで、次のスクリプトを入力してください。Kubernetes Cluster IDはOracle Cloud Infrastructureコンソールから入手できます。
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mkdir -p $HOME/.kube
oci ce cluster create-kubeconfig --cluster-id <oracle cluster="" container="" engine="" for="" kubernetes="" ocid=""> --file $HOME/.kube/config --region us-ashburn-1
export KUBECONFIG=$HOME/.kube/config
 
kubectl create -f app.yaml
sleep 30
kubectl get services helidon-quickstart-se
kubectl get pods
kubectl describe pods
</oracle>

終わったら、Saveボタンをクリックします。

ビルドパイプラインの作成

BuildsページのPipelinesタブに移動し、+Create Pipelineボタンをクリックします。

Create Pipelineダイアログでは、NameHelidonPipelineといったように入力し、Createボタンをクリック。
BuildHelidonDeployHelidonビルドジョブをドラッグアンドドロップして連結します。

ビルドジョブ間を結合しているリンクをダブルクリックし、Result ConditionとしてSuccessfulを選択したらApplyボタンをクリック。

以下のようにBuildボタンをクリックして、ビルドパイプラインを実行してみます。BuildHelidonビルドジョブがまず実行され、成功すれば、DeployHelidonビルドジョブが次に実行されてOracle Cloud上のKubernetesクラスターにコンテナがデプロイされます。

ビルドパイプライン内のジョブの実行が終了したら、Jobsタブに移動してDeployHelidonビルドジョブのリンクをクリックします。次にビルド実行のlogアイコンをクリックすると、サービスとデプロイメントが成功したことを示すメッセージが表示されるでしょう。ここでは以下のように、helidon-quickstart-seサービスとデプロイメントがKubernetes上で作成されたログを検索して、マイクロサービスにアクセスするためのパブリックIPアドレスポート番号を探しましょう。


ログから見つけたIPアドレスとポート番号を以下のフォーマットのURLでブラウザに入力します:
http://<retrieved IP address>:<retrieved port>/greet
すると、ブラウザに”Hello World!”のメッセージが表示されるでしょう。


というわけで、Oracle Developer CloudがあなたのHelidonベースのマイクロサービスの一連のDevOpsライフサイクル管理をどのように手助けしてくれるのか、また、ビルドとOracle Container Engine for Kubernetesへのデプロイがどれほど簡単にできるのかがおわかりいただけたでしょう。
To learn more about other new features in Oracle Developer Cloud, take a look at the What's Newin Oracle Developer Cloud Service document and explore the links it provides to our product documentation. If you have any questions, you can reach us on the Developer Cloud Slack channel or in the online forum.
Oracle Developer Cloudの新しい機能についてもっと知りたい場合は、ドキュメントのWhat's Newをチェックしてそのリンク先のドキュメントを読んでみてください。質問があればDeveloper Cloud Slack channelか、オンラインフォーラムでどうぞ。
Happy Coding!

[Cloud] Oracle CloudでGitを使ってみよう/Getting Started With Git On Oracle Cloud

原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/developers/getting-started-with-git-on-oracle-cloud




Oracle Cloud Infrastructureコンソールの中から新しい、改善されたOracle Marketplaceが使えるようになりました。Marketplaceではソースコントロール、バグトラッキングやCI/CDアプリケーションなどのプロジェクトの中で開発者が一般に使えるアプリケーションが提供されており、そしてどんどん追加されていきます。Marketplaceの最も素晴らしいところは、こうしたツールが稼働するインスタンスを1クリックで作れるところです。それではここから、ほとんどすべてのソフトウェアプロジェクトで使われるソースコントロールツールの、さらにその中でも最もポピュラーなものであるGitを使うインスタンスの作り方をご覧に入れましょう。

Gitを使いはじめるには、まずOracle Cloudコンソールの左側のメニューからMarketplaceを選びましょう:

Marketplaceで'GitLab CE Certified by Bitnami'を選びます:


以下のページで'Launch Instance'をクリック:


イメージとコンパートメントを選び、条件を確認して承諾したら、'Launch Instance'をクリックしましょう:


もし既にOracle Cloudでインスタンスを作ったことがあれば、次のページは見慣れたものでしょう。インスタンス名を入力し、インスタンスシェイプとネットワーク設定を選びましょう。のちほど使うことになるSSHキーをアップロードするのも忘れないでくださいね。確認できたら'Create'をクリック:


インスタンスのプロビジョニングが始まり、詳細ページに遷移します。  


インスタンスのプロビジョニングの間に、選んだサブネットに、インスタンスがWebからアクセスできるようにセキュリティとルートテーブルが正しく設定されていることを確認しましょう。サイドバーから'Networking'→'Virtual Cloud Networks'を選択します:



Virtual Cloud Networkの初期ページから、ネットワークを作成する際に選択したVCNを選び、そして以下のようなページで選んだサブネットを確認しましょう。これで確認あるいは作成したいルールに直接ナビゲートすることができるようになりました:



まずインターネットゲートウェイに来る全インカミングトラフィックのルートテーブルルールを確認(あるいは作成)します:


次に、セキュリティリストでポート80番、443番への全てのインカミングトラフィックが許可されていることを確認しましょう(この際、このサブネットがWebに暴露したくない他のインスタンスに関連付けられていないことを確認してください):


このあたりまでであなたのGitLabインスタンスのプロビジョンが完了しているでしょう。インスタンス詳細ページ(サイドバーからCompute→Instances)に行き、GitLabインスタンスの詳細を表示します。パブリックIPアドレスをメモしておいてください:


左のメニューから'Console Connections'をクリックし、'Create Console Connection'のダイアログを開き、インスタンスを作成したときに使ったSSHキーを選択して'Create Console Connection'をクリックしましょう:


これでhttp://<public ip>のURLでブラウザからGitLabの管理者を使うことができるようになりました:


デフォルトのユーザー名は'root'です。初期パスワードを知るためには、インスタンスに次のコマンドでSSHアクセスします:
ssh bitnami@<public ip> -i /path/to/ssh_key

初期パスワードは'bitnami_credensials'というファイルに格納されています。参照するには:
cat ./bitnami_credensials

以下のように表示されるでしょう:

ログインしてGitLabをOracle Cloudで使い始めましょう!