「CapCutで編集した動画をテレビで観たい」「記念の動画をDVDやブルーレイに残したい」
そんなとき、動画をただ保存するだけでは再生できないって知っていましたか?
CapCutで書き出した動画ファイル(MP4やMOV)は、USB経由やPCでは再生できても、DVDやブルーレイプレーヤーで直接再生するには“オーサリング”という作業が必要です。
今回は、動画初心者でもわかりやすく「CapCutの動画をDVDやブルーレイに焼く方法」を解説します。
CapCut で作成した動画をDVD・ブルーレイに焼く方法
🔄 CapCut動画をDVD/Blu-rayで再生できる形式にするには?
CapCutで書き出された動画は通常、以下のようなフォーマットです:
- .mp4
- .mov
これらはPCやスマホでは問題なく再生できますが、DVDプレーヤーや家庭用Blu-rayプレーヤーでは再生不可です。
そのため、以下の手順が必要です:
- 動画を一度PCに保存する
- 「オーサリング」ソフトを使ってDVD/Blu-ray形式に変換
- 変換されたデータをディスクに書き込む
💻 オーサリングとは?
「オーサリング」とは、動画をDVDやBlu-ray用の形式に変換する作業のこと。
- メニュー画面の作成
- 音声・字幕の設定
- ディスク形式への変換(DVD-VideoやBlu-ray-Disc形式)
これらを行うことで、家庭用プレーヤーでも再生可能なディスクを作成できます。
オーサリングソフトによるDVD作成では、基本的に「コピー不可(複製防止)」の仕組みは付けられません。
・コピーガード技術はライセンス契約が必要(個人や一般企業が自由に使えない)
・コピーガード付きのDVDを作成・販売するには法的な制約がある
どうしてもコピーガードを付けたい場合は?
・プロ仕様のDVD制作会社に依頼すると「CSS(Content Scramble System)」や「Macrovision」などのコピーガードを付けてDVDを量産可能です。
・DVDではなく、Vimeo、YouTube限定公開、Udemyなどの配信プラットフォームで「ダウンロード不可・録画防止」に対応した方法に切り替える方が現実的です。
🛠️ おすすめのオーサリングソフト5選(2025年版)
ソフト名 | 対応 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
【1】DVD Flick(フリー) | DVDのみ | 無料 | シンプルなUIで初心者向け、日本語化可能 |
【2】ImgBurn(フリー) | DVD/Blu-ray | 無料 | 軽量で使いやすい、書き込み専用として人気 |
【3】Wondershare DVD Creator(有料) | 両対応 | 約5,000円〜 | メニュー作成が豊富、初心者におすすめ |
【4】Adobe Encore(廃盤/上級者向け) | 両対応 | CS6で利用可 | プロ仕様の細かな設定が可能 |
【5】Leawo Blu-ray Creator(有料) | 両対応 | 約6,000円〜 | Blu-ray作成に強い、テンプレートも豊富 |
🔍 注意点:海外製ソフトの中には日本のDVDプレーヤーで再生できない形式を出力するものもあるため、国内向け出力(NTSC方式など)を選べるソフトを選びましょう。
📱スマホ版CapCutで編集した動画をDVDにする手順
✅ ステップ①:CapCutで動画を書き出す
- スマホでCapCutを開き、動画編集を完了。
- 「エクスポート」をタップして動画を書き出す。
- ファイル形式はMP4推奨(解像度1080pが最適)。
✅ ステップ②:パソコンに動画を移動する
以下のいずれかの方法で動画をスマホからPCへ移動します:
- AirDrop(Macユーザー)
- USBケーブル(Android/iPhoneどちらも可)
- Google DriveやDropboxなどのクラウドストレージ
- メールやLINEで自分宛に送信(容量に注意)
✅ ステップ③:DVDオーサリングソフトで変換・書き込み
パソコンに動画が移動できたら、DVDオーサリングソフトで変換・書き込みを行います。
🤔 ディスク化のメリット・デメリット
メリット
- ✅ テレビで簡単再生できる
- ✅ 記念の保存・プレゼントに最適
- ✅ データ消失のリスクが少ない(物理メディア)
デメリット
- ⚠️ オーサリングや書き込みに手間がかかる
- ⚠️ ソフト選びや設定に迷いやすい
- ⚠️ DVDは画質(720p)が低く、HD動画とのギャップが大きい
📦 初心者向け:ディスク書き出しが不安な方へ
機械が苦手な方、設定に自信がない方は、以下の方法もあります。
- 📍 カメラ店や家電量販店のDVD作成サービスを利用
- 📍 郵送で動画データを送るだけのネット業者も多数あり
- 📍 家族の思い出動画など、大切な映像には安心のプロ仕上げ
費用は1枚あたり1,000円前後から。手間を省きたい人にはおすすめです。
✅ まとめ
CapCutで作成した動画を家庭用DVD・Blu-rayプレーヤーで再生したい場合は、そのままではNG!
オーサリングという処理を行い、対応形式でディスクに書き込む必要があります。
- ソフトを使えば自分でも可能(無料ツールあり)
- 不安な方は有料サービスの利用もおすすめ
記念の映像を大切な人と一緒に大画面で楽しみたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
こんにちは、フルタニです。放送局で番組作りをしてました。CapCut で作成した動画をDVD・ブルーレイに焼く方法を書きます。