ルーマニアのカテゴリーへようこそ!!
今年の大晦日はルーマニアのブカレストで迎えてきました!ルーマニアと聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。
旅先の情報を集めるのも大変だったので当ブログでルーマニアついて詳しくまとめていきたいと思います!!
実際に行った感想&ルーマニア在住の日本人の方からの情報を合わせてシェア♪
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ルーマニアをもっと知る
このページの目次(もくじ)
ルーマニア観光記事一覧
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ルーマニア基本情報
ルーマニアホテル情報・宿泊記
ルーマニア旅行記
ルーマニアをお得に楽しむならチケットサイトの活用がとってもおすすめ!
ルーマニアの娯楽施設やツアーに関しては、公式または日本語に対応している代理店で買うのがかなり一般化しています。
- GetYourGuide
└ レビューが多く、購入手順が簡単 - 楽天トラベル観光体験
└ 楽天ID・楽天ポイントがそのまま使える - Klook
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わたしは日本語で購入できる、割引やポイントが貯まる、いちいちIDを作るのが面倒という理由で公式を利用することはほとんどありません。
ヨーロッパでは、取り扱いの券種やツアーが豊富なGetYourGuideで予約し、アプリで一括管理をすることが多いです。
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ガイド付きで解説があると現地の理解が深まるので予算が許せばプライベートガイドがイチオシ。わたしもよく利用しています。
またガイドが英語でもよければ、GetYourGuideのツアーの種類もかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
ルーマニア旅行はこんな人におすすめ
各国を周遊したわたしが独断と偏見でおすすめ度をまとめてみました!
海外初心者向け | |
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ショッピング | |
食事のおいしさ | |
物価の安さ | |
言葉の通じやすさ | |
子連れおすすめ度 | |
ベビーカーおすすめ度 |
日本人からするとあまり馴染みのないルーマニア。ハンガリーとセルビアの東隣・ブルガリアの北に位置しています。
2007年にはEUにも加盟して国内の整備が進んでいる真っ最中!東欧諸国の中ではラテン的で陽気な国民性で、EU加盟後の進展と中世からの田舎の良さとが共存しています。
大手旅行会社でもツアーを組んでいるところが少なく、英語が通じない場面も多いので海外旅行初心者にはやや不向き・・・。
若い人は英語を話せる人が多いので困った場面ではよく声をかけてくれます。またちょっとお願いしても快く手助けしてくれる人が多いので助かります。
ベビーカーを押している人や高齢者、体の不自由な方や外国人にとてもやさしいので、困ったら遠慮なく声をかけてみましょう!
また、直行便の飛行機がないため、日本からルーマニアに行くにはヨーロッパや中東を経由する必要があります。
乗継の仕方や便によりますが、フライト時間は約18時間~22時間。
わたしたちは比較的リーズナブルだったカタール航空を利用し、ルーマニアのブカレストIN、ブルガリアのソフィアOUTで航空券を購入しました。
長いフライトに加え、時差もあるので子連れだとちょっとグッタリしてしまいますが、着いてしまえば親子で楽しめるスポットも数多くありますよ♪
関連記事0歳・1歳・2歳赤ちゃんと飛行機に乗る時に知っておくべき4つの注意点
また、オムツやミルク、離乳食などのベビーグッズも普通にスーパーやドラッグストアで売っているので現地調達でも良いと思います。
事前に知っておきたいルーマニアの観光情報
正式名称はルーマニア国で、政治政体の「共和国」は名称に含みません。陽気で開けっぴろげな国民性と言われます。
西のオーストリアやハンガリー、東のトルコとに挟まれ翻弄された歴史をもち、したたかに生き抜いた人々の力強さと優しさを感じさせてくれます。
首都 | ブカレスト |
---|---|
面積 | 約23万8,000平方キロメートル |
人口 | 約1,903万人 |
公用語 | ルーマニア語(公用語) ハンガリー語 |
通貨 | RON(ルーマニア・レウ) |
宗教 | ルーマニア正教 |
時差 | -7時間(サマータイムは-6時間) |
ハイシーズン | 5〜9月中旬 |
ローシーズン | 晩秋と冬 |
ルーマニアの公用語はルーマニア語
公用語はルーマニア語。
ルーマニア語はアルファベットとラテン、ラテン記号を使い、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、フランス語の仲間で古代ローマ人がもたらしました。
こんにちは=Bună ziua
気軽な挨拶だとSalut!
ありがとう=Mulţumesc
すみません= Mă scuzaţi
さようなら=La revedere
よい一日を=O zi bună
ルーマニア語以外にもフランス語も多く使われています。
スーパーでも街の小さな店でもレジでは最初のBună ziuaと最後にLa revedereまたはO zi bunăで必ず挨拶するので、ぜひ使ってみてくださいね。
ルーマニアのベストシーズンとおすすめの服装
ルーマニアのベストシーズンはずばり春と秋!
中でも天候が安定して観光しやすいのが、『5月~6月』と『9月~10月』です。
特に秋の9月には晴天が続き、空気も乾燥して心地良く、青々した牧草地と紅葉になりかかりの野山がとてもきれい♪
10月には少し寒くなり始めますが、いっそう深まる紅葉と羊や馬の放牧風景がとても美しくなります。
過ごしやすい季節ではありますが1日の中の寒暖の差が大きいので、小さく丸める薄手のダウンがあると便利!
7~8月の夏も観光できないという訳ではありませんが、とても暑くなります。
フランス南部と同じ緯度ですが、最高気温はブカレストでは32度以上の日が続くので街歩きはちょっときついかも・・。
また、冬はすごく寒いので注意!!
カルパチア山脈付近は時にはマイナス20度以下にもなり、降雪もあってとても寒いです。この時期に外へ出歩くにはダウンジャケットと防寒ブーツが必要です。
冬の特徴としては、クリスマスの雰囲気がとっても素敵なところ♡街や住宅の飾り付けがどこでもきれいになされて、市場でもクリスマスマーケットが出てとても面白いです。
ニューイヤーイベントでは花火が盛大に上がり、街中のどの家でも飾り付けと賑やかお祭り騒ぎとなります。
関連記事ルーマニア旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ
ルーマニアの通貨・両替情報
通貨はレイ(Lei)またはルーマニアロン(RON)。
通貨が二つあるわけではなく、表記の方法が違うだけでLeiかRONの両方が使われています。
2019年1月現在では、1レウ(Leu)=約25円です。(※レウ(Leu)は単数形で複数形がレイ(Lei)です。)
EU加盟後にはヨーロッパのユーロも導入されましたが、日常の支払いはレイのみでユーロは使えないため注意が必要です。
観光地でのクレジットカード普及率はかなり高いと感じました。
市場や小さな店などの多くが現金支払いのみなので、旅行中は必ずレイが必要になりますが、日本円をユーロやレイに両替できるところはほぼありません。
そのため日本で円をユーロに両替して持って行くか、現地のATMでキャッシングをしてレイを引き出す必要があります。
ルーマニアの両替・レート事情
先述したとおり、ルーマニアで両替するなら『ユーロ⇒レイ』が基本です。(日本円はほぼ流通してません)
空港や銀行、ショッピングセンター内で両替することが可能ですが、あまりレートが良くありません。街中にある両替所がおすすめです。
ほとんどの両替所は為替レートを立て看板に張り出していて、道から見えるところに表示しているため、レートを確認してから両替できます。
ブカレストではピアツァ・ロマーナ(ロマーナ広場:同名の地下鉄駅近く)から地下鉄駅のユニベルシターテの間の通りに両替所がたくさんあり、レートが良い場合が多いです。
ATMでのキャッシングがおすすめ!
なんだか特殊な感じがするルーマニアですが、他の欧州諸国と比べてもキャッシングの使い勝手は変わりません。
はっきり言って円をユーロにしたうえ、レイに両替するのは手間ですし、レート的にも良くないのでキャッシングを利用してレイを引き出すのがおすすめ!
関連記事ルーマニアの両替ならクレカでキャッシングがお得!レート方法を比較してみた
ルーマニアの物価
ルーマニアの物価は日本に比べるとかなり安め!
特に生鮮食料などは日本の物価の約半分で済みます。特に地元の野菜は安く、牛や羊、ヤギの乳のチーズも割安♪
旅行中は3食とも外食になる場合が多いと思いますが、やはり都市部のレストランは少々高め。有名な観光地のレストランではさらに割高ですが、それでも西欧諸国に比べると安といえます。
たとえば、中級クラスのレストランだと、ランチが30~40レイ(750~1,000円程度)、ディナーでも100~150レイ(2,500~3,700円)ほどです。(ドリンク含む)
ローカルなレストランやフードコートを利用すれば、ランチが15~20レイ(380~500円程度)、ディナーは30~40レイ(750~1,000円程度)で済ませられます。
ルーマニアのチップ
ルーマニアでも最近、チップが普及してきました。レストランでは料金の10%程度が一般的と言われています。
最低10レイ(250円)からと意識しておけばよいと思います。今どき物乞いですら5レイはやらないとガイドさんが教えてくれました!
また、タクシーではおつりの小銭をチップとする程度、ホテルのルームサービス利用時やポーターに荷物を運んでもらったら気持ち程度渡しておきましょう。
ルーマニアのビザ
観光旅行なら180日以内の90日間までビザは不要です。
ルーマニアはシェンゲン協定に加盟申請したものの、一部のEU諸国の反対で施行されていません。
そのためシェンゲン圏内から出入国する場合もパスポート検査があります。また、ルーマニアの滞在日数はシェンゲン協定国内での滞在日数にカウントされません。
ルーマニアの治安
他の西欧諸国に比べてもルーマニアは治安が良く、スリやひったくりはブカレストの中心街や一歩脇に入った人通りの少ない深夜の時間帯などで起こるくらい!
郊外の街は田舎の観光地では日本の田舎のように安全です。
ルーマニアに移住した日本人在住者の方からくわしい治安情報を聞きましたが、治安の面はそこまで心配いらないようです。
治安について日本で得られる情報とはかなり違い、有名な観光地でも用心はあまり必要と感じません。お金を求めるもの乞いはいますが、暴力的なこともしつこいこともありません。お年寄りや体の不自由なもの乞いの人にはルーマニアの人もよく小額紙幣をあげています。
とはいえ、外国には違いありません!日本と同じ感覚でいると、痛い目にあうこともあるため十分気を引き締めて旅行を楽しみましょう♪
詳しい治安情報は以下の記事に書いているので必ず目を通してくださいね!
ルーマニアの医療費
ルーマニアの医療水準は、日本に比べると劣っているといえます。
EU加盟後も医療状況はあまり改善せず、専門性が求められる高度医療においては周辺の西欧先進諸国の水準には届いていないというのが現状です。
特に公的な医療機関は設備の老朽化もあってよくありません。もし大きな病気やひどい怪我をしたら近い大都市の私立の医療機関に行く必要があります。
私立の病院であっても請求は明瞭でアメリカのような超高額にはなりにくいですが、海外旅行傷害保険のキャッシュレスサービスに対応している病院は多くありません。
また、薬局はどの街でも必ずありますが英語の通じないところがほとんど。
スマートフォンのグーグル翻訳などを使うとなんとかなりますが、それでも希望する薬が手に入らないこともあるので、日本からある程度は持参した方がいいです。
時差もあって体調を崩しがちですし、交通マナーが悪いので事故に巻き込まれてしまったなど万が一の時に備えておくのがベストです。
必ず海外旅行保険に入っておきましょう!
無料で海外旅行保険が付いてくるお得なクレジットカードをくわしく説明しているので、海外旅行保険をどうするか悩んでいる方はぜひ読んでみてください♪
関連記事年会費無料で海外旅行保険付きのおすすめクレジットカード
詳しい病院の連絡先については公式サイト外務省:世界の医療事情で確認できます。
現地特有の病気や対策も細かく記載されているので心配な方は目を通しておきましょう!
ルーマニアの交通手段
ルーマニアは日本と同様、鉄道や地下鉄、バスやトラムなどの公共交通機関が発達しています。
交通費も日本に比べると安く、バス代でいうと1回の乗降で2.5レイ(約63円)、1日乗車券が6レイ(約150円)くらいで利用することができます。
鉄道(国鉄・私鉄)
中・長距離の移動なら鉄道を使うのがおすすめです。
本数自体は少なく、乗り継ぎに時間がかかってしまうという面もありますが例えば、ブカレスト北駅 – ブラショブ間は各駅停車(3時間40分)で25レイ(約625円)、急行(2時間43分)で48.6レイ(約1,215円)と低価格で長距離を移動できます。
ちなみに、鉄道には国鉄(CFR)と私鉄に分かれています。
同じ線路を使用し、料金も同じくらいなのですが、Regio caratoriなどの私鉄のほうが車両が快適かな?という感じ。
切符は駅の窓口や券売機で購入できますが、小さな町だと窓口や券売機が無い場合もあります。乗車してから車掌さんから切符を購入すれば大丈夫です。
また、都市間を結ぶ長距離バスもありますが、乗り方がややこしく初心者には難しいので鉄道を使うのがベター。
地下鉄(ブカレスト)
首都ブカレストには地下鉄が通っています。基本的に乗り方はほぼ日本と同じなので、初心者の方でも使いやすいのが特徴です。
日本と大きく違うのは、乗車料金が一律料金で1回券がないということ。
一番安い切符は2回乗車券で5レイ(約125円)です。
切符の種類が豊富で、他にも10回乗降が20レイ(約500円)、1日パスは8レイ(約200円)などさまざまな乗り方・価格帯のものが販売されているので観光の予定にあわせて選んでみてください。
バス・トラム(ブカレスト)
ブカレストの市営バスと市営トラムでは何度もチャージできる緑色の『Activカード(4.7レイ)』を購入する必要があります。
日本のように1回券というような切符がないため、観光客であってもチャージ式の交通カードを購入することになります。
バス停やトラムの停留所の付近にボックスの窓口があるので、カード代の4.7レイ(約120円)とチャージする乗車料金をまとめて支払いカードを受け取りましょう。
1回の乗降料金は市内の通常路線で1.3レイ(約32円)、オトペニ空港と国鉄北駅間などの急行路線で3.5レイ(約88円)、郊外路線で1.5レイ(約37円)です。(バス、トラムともに同料金)
1日乗車券を購入する場合は、上記のカードとは別に『multiple card(1.6レイ)』というカードを購入し、乗り放題料金である8レイ(約200円)を支払う必要があります。
レンタカー
空港や大きな都市ではレンタカーという手も。
外国人がビジネスで使用することが多いため、レンタカー会社は英語がよく通じます。
国際免許証とパスポートがあればレンタカーを借りることが可能。価格は日数が長いほど単価が安くなります。
事故の保険料など全て含み、1日30ユーロくらいで借りることができます。
ルーマニアのネット環境
ルーマニアでは無料のWiFiが至るところで使うことができます。
ブカレストの空港はもちろん、街のカフェやレストラン、銀行やショッピングセンター内など使える場所が多いです。
しかし、店員にパスワードを聞かなければならなかったり、完全フリーは情報を盗まれそうでやや不安。
SIMカードは、VodafonやTelekom、Orengeなどの通信会社で購入できます。
5ユーロほどで28日〜30日有効のSIMカードが購入できますが、パスポートの提示を求められる場合もあります。
例えばVodafoneの5ユーロプリペイドSIMカードは28日有効で国内通話が1000分、EU内のイタリアなど特定の国へは100分通話でき、データ通信は30GBあります。
SIMカードの設定は店員にお願いするのが簡単!英語が通じる場合が多いので、すべてお任せしたほうが無難です。
トラブルを防ぐためにもその場できちんと接続ができているか確認してくださいね。
近年、物理的なSIMの入れ替え作業が不要・ダウンロードで利用可能なeSIMも人気です。
- 物理カードが存在しないSIM
- 即日利用可能
- 驚きの低価格
eSIMのメリットはなんといっても紛失リスクがない点です。
また、本体の価格がかからないため、料金も従来のSIMと比べて格段に安くなりました。
空港やAmazonで物理SIMを購入するのもアリですが、売り切れていたり、到着が間に合わない可能性、欲しいプランがない場合も。
わたしも以前は空港で物理SIMを買うことが多かったのですが、ヨーロッパ旅行中に父がSIMカードをなくしてしまったことがあり、その時の再発行が大変面倒だったので、それ以来eSIMを愛用するようになりました。
eSIMはネット環境があれば現地でいつでも購入できるので安心。
わたしはAiraloのeSIMを愛用しています。
紹介コードを入力すると3ドル安く購入できるので、ぜひご利用ください。
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英語が苦手だったり、SIMフリーの携帯をもっていないなら海外WiFiレンタルのグローバルWiFiを事前に日本で手配しておきましょう。
とにもかくにもインターネットは必須です!
ルーマニアのお土産
ルーマニアの人気土産はやはりワインとハチミツ!日本ではあまり知られていませんが、ルーマニアはワインの産地として有名。
ブドウ畑の面積もヨーロッパで5番目に多く、風味の良いワインが何種類も醸造されています。
価格も数百円ほどのものから美味しく、ルーマニアだけの品種フェテアスカ・アルバから世界的なカベルネ・ソーヴィニョン、メルローなどの品種も♪
また、ルーマニア産の天然はちみつはEUの中でも生産量が多く高品質!2016年には世界で最も厳しいドイツの検査機関の基準に合格しておりあの山田養蜂場が海外でNO1と認めているほど。
アカシア、ヒマワリ、菜の花、テイ、ポリフローラ(いろいろな花の蜜の混合)などさまざまな種類のはちみつが1kgで30〜40レイ(750円〜1000円)で購入可能。
また美容大国なので、アンチエイジングに興味があるならジェロビタールは要チェック!
ルーマニアの食事・グルメ
ルーマニア料理の料理の中心は肉料理、チーズやヨーグルトなどの乳製品、パスタ、野菜、スープなどです。
特に有名なのは伝統的なトウモロコシ粉の料理『ママリーガ』と、ひき肉をキャベツで包んだ『サルマーレ』です。
ママリーガは、コーンミールを練ってつくるイタリアのポレンタのような食べ物で、ルーマニア料理の主食です。
サルマーレは、ルーマニア版ロールキャベツと言ったところ!キャベツはザワークラウトにした葉を使うのが日本のロールキャベツとの大きな違いですね。
またスープや煮込み料理は本当に美味しくて、冬の寒い時期にはぴったりでした!
ルーマニアの人気観光地・都市
ルーマニアの中で特に日本人に人気のある観光地・都市をまとめました。
わたし自身は1週間で定番のブカレスト、シアイア、ブラショフ、ブラン城、シギショアラを周ったので次回はもっと北の方にも足を延ばしてみたいです。
ブカレスト
ルーマニアの首都ブカレスト。多くの観光客が訪れるルーマニアの代表的な都市。
西欧風の建物やカフェ・レストラン、アンティークショップや土産物店が多い旧市街は、かつては「バルカンの小パリ」とも呼ばれ、当時の街路がよく保存されています。
ブカレストは汚いしあまり見どころがないよいう人も多いのですが、わたしはとても楽しめました。
独裁者チャウシェスクと現在のルーマニアを知る上で必見なのが国民の館と革命広場。
事前学習にかなりハマってしまい、チャウシェスク最後の演説と処刑動画まで観てしまいました・・・。
また、歴史が苦手人や若者の人気スポットもあります。夜遊びスポットはここでは紹介しませんが、世界で最も美しい本屋16選にも選ばれた『カルトレシティ・カルーセル』へ行ってみてはいかがでしょう。
回廊を囲んで大きな吹き抜けになっている店内は、欧州でも指折りの美しさと評価されています。
トランシルヴァニア地方
日本人に一番人気なのはトランシルヴァニア地方!ルーマニア旅行はトランシルヴァニアを起点にプランを作っても良いと思います。
シナイア
ブカレストから列車で1時間20分の避暑地『シナイア』。
標高が高く、真夏でも涼しい風がカルパチア山脈から吹いてくるため夏は避暑地として多くの登山客やツアー客でにぎわいます。
街から少し外れると、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような景観の『ペレシュ城』が。あまり素晴らしくなぜ日本人に知られていないのか不思議なほど。
ペレシュ城は、初代ルーマニア王になったカロル1世が王室の夏の離宮としてドイツルネサンス様式で建てられたお城でどのシーズンも素晴らしいですが、秋には紅葉と相まって別世界のような趣があります。
ブラショフ・ブラン城
ブカレストから列車で2時間半のトランシルバニアの中核都市であるブラショフ。
ブラショブ駅からバスで10分ほど行くと、黒教会と呼ばれるゴシック様式の教会や当時の街並みがそのまま残っている歴史地区があり、日本人観光客にも人気のあるエリアです。
ブラン城は中世の山城。通称ドラキュラ伯爵の城です。
ドラキュラ伯はトランシルバニアをオスマントルコの侵略から守り続けたルーマニアの英雄!
石造りの城内は中世の城要としてよく保存されていて、迷路のような階段と多くの部屋でつながっています。
シギショアラ
ブカレストから列車で5時間半の位置にあるシギショアラ。トランシルバニアの中央に位置し、あまり観光地化されていない中世の町並みを満喫できます。
1191年にドイツのザクセン人の入植から始まった歴史ある城塞都市として大きく繁栄し、その旧市街にある歴史地区が全て世界遺産に登録されて現在も保存されています。
シビウ
ブカレストから列車で9時間半、中世にドイツのザクセン人が入植して築いたドイツ風の街です。
街の中心にあるピアッツァ・マーレ(大広場)はバロック様式の建物に囲まれ、18世紀から19世紀のハプスブルグ家体制下の街の様子そのままに、広場から伸びる石畳の通りにレストランやカフェ、雑貨店が並んでいます。
ルーマニアの世界遺産
ルーマニアには6つの施設(群)と2つの自然地域が世界遺産に指定されています。
- マラムレシュの木造教会8群(1999年)
- ブコヴィナの五つの修道院(1993年)
- トランシルヴァニアの要塞教会7群(1993年)
- シギショアラ市内の歴史地区(1999年)
- ダキア人要塞・古代砦6群(1993年)
- ホレズ修道院(1993年)
- ドナウデルタ(1991年)
- カルパチア山脈とヨーロッパ地域の古代及び原生ブナ林(2017年)
アクセスしやすいのはやはり人気のトランシルヴァニア、シギショアラでしょうか。
唯一の自然遺産ドナウデルタもかなり気になります!!
子連れルーマニア家族旅行の楽しみ方と注意点
ルーマニアの人々は子どもにとても親切に対応してくれます。
列車の中で同じコンパートメントの乗客からよく声をかけられますし、ベビーカーを押していて地下鉄の階段を上がろうとすると、誰ともなく手を貸して一緒に持ち上げてくれます。
一見怖そうに見えても実は優しい人が多いルーマニア人、困ったことがあったら助けを求めてみてください。
その反面、わたしたち(ブラジル人&日本人)にはレストランなどで稀に避けられていると感じることもありました。アジア人は少ないし、黒人は全く見なかったのであまり慣れていないのかもしれません。
むしろ子供がいたからよくしてもらえて助かったかも!
また、公園など子供が遊べる施設がたくさんあって本当に子供フレンドリーだと感じることが多かったです。
ベビーグッズ・ベビーカーは必要?
オムツやミルク、離乳食などのベビーグッズも普通にスーパーで売っているので現地調達も可能。忘れ物はあまり心配しなくて大丈夫!
ルーマニアは石畳が多く、ベビーカーはあまりおすすめしません。
子連れ長時間フライトのコツ
直行便の飛行機がないため、日本からルーマニアに行くにはヨーロッパや中東を経由する必要があります。
乗継の仕方や便によりますが、フライト時間は約18時間~22時間。
長いフライトに加え、時差もあるので子連れだとちょっとグッタリしてしまいますが、着いてしまえば親子で楽しめるスポットも数多くありますよ♪
Amazonプライムビデオは事前にダウンロードしておけばネット環境がなくても再生可能なので、長距離フライトのお供にもおすすめ。
ルーマニアの歴史
ルーマニアの歴史は古代ローマ帝国のトラヤヌス帝が征服して属州になった頃から始まります。
時代により宗主国が変わり、現在のルーマニアの領土になったのも20世紀に入ってからです。簡単にルーマニアの歴史をご紹介します。
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紀元前1世紀古代ダキア人の王国が成立内容
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紀元106年ローマ帝国のトラヤヌス帝により征服される
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271年ルーマニア民族の形成ローマ帝国の撤退とともにダキア人とローマ人の混血でラテン語を使うルーマニア民族が次第に形成された
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10世紀農業主体の村落的封建国家の成立
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13〜14世紀各公国が建国されるブカレストを中心にしたワラキア公国、カルパチア山脈の北側のトランシルバニア公国、その東側のモルドヴィア公国が建国
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14世紀ハンガリー王国の支配下にさらにハプスブルク家の支配下に入る
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15世紀末ワラキア公国とモルトヴァ公国がオスマン・トルコの支配下に入る
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18世紀ワラキア国王ミハイが3国を統一ワラキア国王ミハイが3国を統一するが、ワラキア公国とモルドヴィア公国は1878年まで再びオスマン・トルコに支配される
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1821年ワラキア・モルドヴィアが独立国家を目指して革命を起こすが失敗
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1848年ワラキア・モルドヴィアにトランシルバニア公国を加えた3か国が革命を起こすが鎮圧される
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1878年ルーマニア公国誕生ワラキアとモルドヴィア両公国の統一が認められてとなり、ドイツ出身のカロル1世が国王となる
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1918年国土が現在のルーマニアに第1次世界大戦後にトランシルバニアをハンガリーから割譲し現在のルーマニアになる
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1947年ルーマニア人民共和国に第2次世界大戦終戦後、社会主義国へ向けて王制が廃止され共和国に
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1989~1991年革命が起こり新憲法が制定される
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2004年NATO加盟
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2007年EU加盟
wikipediaで更に詳しい歴史を見る>>>ルーマニアの歴史
ルーマニアをもっと楽しむ
ルーマニア現地のオプショナルツアー・チケット情報
ルーマニア現地のツアー予約ならベルトラがおすすめです!
わざわざツアーを使わなくてもよいのですが、こんな素敵な場所があったの?と気づく場合もありますし、効率的に周れるので個人的には利用価値が高いと思います。
また、個人手配するなら「ルーマニアトータルサービス」もおすすめ。在ルーマニア16年ベテランガイドの大島さんは在留日本人の頼るべき存在です!
ルーマニアのおすすめガイドブック
ルーマニアのガイドブックはほとんど出版されてません!
「地球の歩き方」くらいしか出版されていないのですが、しっかりまとめられているので旅行前には1冊用意しておいた方が良いと思います。
他にもルーマニアに関する本はありましたが、だいぶ前に出版されたものだったりするので地球の歩き方はマストですね!
その他「ルーマニア遥かなる中世へ」を事前学習用に購入して気分を高めました。なんとなくレストランやお土産は個人の著書が気になります。
ルーマニア基本情報まとめ
ルーマニアは日本人にとって馴染みがなく遠い国のイメージがしますが、実は日本語を学ぶルーマニア人も少なくなくありません。
ウイーン、ハンガリーからルーマニアに入り、さらにブルガリアを巡るツアーもおすすめです。
東欧の不思議の国ルーマニアをぜひ一度体験してみてください。
次へ>>世界70ヵ国以上を旅したわたしが旅好きにおすすめするクレジットカード7選
ルーマニアをもっと知る
東京⇔ルーマニアの航空券はアジアの経由便が1番安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索してお得なチケットを探しましょう!!年末年始にカタール航空往復10万円台でブカレスト行きのチケットをとりました。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ♪
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
ブカレストでぜひ泊まっていただきたいのがヒルトンガーデンインブカレスト!!
booking.comで立地と口コミの良さを信じて年越しに泊まってきたのですが最高でした。
旧市街のど真ん中という最高の立地でどこへ行くにも徒歩圏内。ルーマニアはとにかくホテルが安いのでコスパ抜群です。
ブカレスト旧市街は素敵なカフェやレストランがたくさん!ホテルの朝食もとても美味しいのでぜひチェックしてみてください!
ブカレストおすすめホテル!ヒルトン ガーデンイン宿泊記を読んでみる