調味料

加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)

印刷する

埋め込む

  • 10さけの下処理・成形・加熱は除く

【さけすり身について】 さけすり身は、噛む力が弱くなった方にたら料理を楽しんでもらえるよう考案した介護用の魚介素材です。 大きな特徴は以下の3つです。 ① 加熱しても硬くならず、箸やスプーンで簡単に切れる ② 形も調理法も自由自在 ③ 和洋中のたら料理に活用   【好きな魚ランキング1位】 日本人の好きな魚ランキング1位がさけだそうです。塩焼き、照り焼き、フライなど日本の食卓に欠かせない魚です。 さけすり身を使った料理は、見た目も味も満足でき、どなたにも美味しく召し上がっていただけるいただけます。 ぜひご家族の皆様でお楽しみください。

材料(出来上がり 約100g)

  • さけ(皮と骨を除く)
    60g
  • はんぺん
    25g
  • A
    マヨネーズ
    5g
  • A
    日本酒
    小さじ1
  • A
    オイスターソース
    小さじ1/3
  • 5g

作り方

  • 下準備
    麩はミルなどでパウダー状に粉砕する。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の下準備
  • 1

    3cm角に切ったはんぺんを沸騰した湯で2分茹で、キッチンペーパーに取りそのまま冷ます。 *茹でることで余分な塩分を除きます。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程1
  • 2

    さけ(皮と骨を除く)を粗く刻む。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程2
  • 3

    1、2、A マヨネーズ5g、日本酒小さじ1、オイスターソース小さじ1/3をフードプロセッサーでなめらかになるまで粉砕し、最後に麩を加えさらによく混ぜる。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程3
  • 4

    【切り身の形に成形・加熱する】 すり身100gをクッキングペーパーに置き、表面をヘラでならして成形する。 *切り身の形に似せて、背側から腹側へ細く、厚み 約1.5cmを目安にヘラで伸ばす。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程4
  • 5

    蒸気が上がっている蒸し器で蓋をして約4分蒸す。 乾かないようラップで包み、そのまま冷ます。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程5
  • 6

    【冷凍保存の方法】 すり身は加熱前や成形・加熱後に冷凍保存しておくと、解凍してすぐ調理に取りかかれます。ラップでぴったり包み、チャック付き保存袋に入れ空気を抜いてから保存するとよいでしょう。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程6
  • 7

    【さけすり身で作れる料理例】 ●さけの照り焼き さけ料理の定番といえば照り焼き。バターを入れた甘辛タレで食欲アップ。ゆず皮、大根おろし、山椒の実などでいろいろアレンジ。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程7
  • 8

    ●さけと芋の甘酢あんかけ さけ、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいもを取り合わせたボリューム満点の甘酢あんかけ。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程8
  • 9

    ●さけの香草パン粉フライ 香草とパルメザンチーズを混ぜたパン粉をつけてフライに。タルタルソースが相性抜群。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程9
  • 10

    ●さけのつみれ汁 寒い季節には、しっとりふわふわのさけすり身でつみれ汁。

    加熱しても硬くならない魚介素材「さけすり身」(介護食)の工程10

ポイント

【美味しく作るポイント】 ① 粒のない滑らかなペースト状にすることで、しっとり柔らかい食感のたら料理に仕上がります。 ② 麩は材料全体になじむよう、パウダー状に粉砕しておきます。 ③ 麩を他の材料と一緒に粉砕すると、生地が重くなりフードプロセッサーの刃が回らないため最後に入れてよく混ぜます。 ④ さけの成形は、切り身の形に似せて背側から腹側へ細く、厚み 約1.5cmを目安にヘラで伸ばします。 【冷凍保存で時短調理】 ① パウダー状に粉砕した麩は、冷凍保存できます。 ② さけすり身は加熱前や成形・加熱後に冷凍保存しておくと、解凍してすぐ調理に取りかかれます。ラップでぴったり包み、チャック付き保存袋に入れ空気を抜いてから保存するとよいでしょう。

作ってみた!

質問

※現在、レシピに関するご質問・ご意見はNadia編集部にて承っております。 上記のお問い合わせリンクよりご連絡をお願いいたします。詳しくはこちら