ラストシーンのネタバレについて文句を言っていこうと思う。俺としてはエヴァンゲリオンを卒業した気持ちなので、さっさとクロスボーン・ガンダムDUSTの感想を書くか、アイドルマスターシンデレラガールズプロダクションマッチフェスティバル無限エナドリ殴りをするべきなのだが、風呂に入りながらグラブルをオートで回していたのでスマホの充電が切れた。
スマホが動くまで、風呂に入りながらシン・エヴァンゲリオン劇場版のラストシーンについて思ったをこと書く。
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この映画はエヴァンゲリオンが終わって、僕みたいなオタクが思春期を燃やす葬式や卒業式の気分って感じだった。
しかし、とある事情でラストシーンを演じることが出来なかった緒方恵美さんは舞台挨拶で「みんなを送り出す側で、自分はまだ取り残されているような感覚」とおっしゃったらしい。
やらおん!とはちま起稿にシン・エヴァンゲリオンの感想の記事を無断転載されたことでちょっと怒っている僕だが、その僕も舞台挨拶の緒方司令の言葉を起点として考えてみた。
まあ、ひどい話だよね。これまで26年くらい碇シンジくんをやっていたし広報とかも率先してTwitterでやっていた緒方司令が最後は降板して試合が不完全燃焼という。
でも、庵野秀明監督がひどいやつかひどくないかっていうと、まあ、ひどい奴だとは思うので、今までオタクに向いていた矛先が今回はたまたま緒方司令に当たっちゃった、というだけの話だと思う。(ひどい)
監督のオファーに答えるのが役者だし、役者の気持ちを無視しても演出を通すのが監督でもある。個人的な感情については僕の預かり知らないところなので、それは今後に緒方司令と庵野秀明監督との間で個人個人の関係として落とし前をつけて下さい。
ここからネタバレ深度が危険域です。
(ここらへんで綾波レイの亡霊のイメージが出ます)
- で、奴だよ
いきなりラストシーンの碇シンジ役に抜擢された神木隆之介さんだが。
なんか、碇シンジが大人になって神木隆之介の声になって、それで「現実に帰れ」っていうメッセージ、らしい。ホンマかいな?
俺はオタクとして緒方恵美さんの演技力を信じてほしかったんだが、庵野秀明監督は役者を人形のように配置するところがあるので(人形劇の映画もやったしね!)、ラストシーンは記号として緒方恵美さんではなく、実写俳優でもある神木隆之介さんの声になる。
大人になって声変わり、という記号的な面もあるが。
神木隆之介になったから現実なのか?という疑問はある。
(そのくせ、乳の大きいいい女は坂本真綾さんのままである。公私、ガンダム、境界特異点ともにパートナーである鈴村健一さんだったらダメなの?)
というか、神木隆之介さん、割と声優もやってて「完全に実写の人!」というわけでもない気がする。
わかるわかる。わかるよ?”「現実に帰れ」っていうのがエヴァのメッセージだ”という演出意図は分かる。
しかしだ、碇くん。
「実写にも出ている声優だから、現実の象徴だというのはあまりに粗雑すぎないかね?」
たとえば、白鳥の湖というバレエがある。話の筋は割と簡単なおとぎ話だ。白鳥と黒鳥が恋愛関係とかなんやかんやで揉めたりするやつだ。話の筋は分かるし、場面ごとの演出意図もだいたいみんな知ってる。
あるいは日本の歌舞伎の十八番である勧進帳に置き換えてもいい。
みんながわかる演出意図をやっていれば、その意図通りの感情を観客が抱くと演出家が思ったのなら、それは演出や演技をあまりに舐めているのではないかね?
演出意図が明確であれば俳優がどんな芝居をしようともそのとおりに感動してくれる、演劇がそんな甘いものであったら、誰も、どんな役者も苦労はしない。
もう、これは富野由悠季監督の「アニメを作ることを舐めてはいけない」の広告を出す必要もなく僕の意見です。
(なぜかというと、前回のシンエヴァンゲリオンの記事の時点では「アニメを作ることを舐めてはいけない」という富野由悠季監督の本の認知度は低く、予約期間だったので、富野由悠季のオタクとしては耳目が集まるであろうシン・エヴァンゲリオンの記事に「アニメを作ることを舐めてはいけない」の広告を”置く”ということに戦術的な意味があったのだよ。キルヒアイス。実際それでこのブログから20冊売れたし)
一応貼るけど
じゃあ、「グダちんみたいなこども部屋おじさんが、著名でたくさん稼いでいる庵野秀明監督に偉そうに”アニメを作ることを舐めてはいけない”という資格はない」というコメントもされるだろうが。それに答えてやろう。
あのなあ、ここは俺のチラシの裏の日記帳だぞ。そして俺は観客様だぞ。映画について、観客はいくら傲慢な感想を抱いてもいい!(スクリーンを切り裂いたり、監督を暗殺するのは行き過ぎだと思うけど)
映画は面白ければすべてが許されるが、面白くなければどんなに頑張ろうと、どんなに他人に売れようと、俺が面白くなかったら面白くないんだよ!
まあ、実は面白いか面白くないかでいうと、ドッキリギミックとしての神木隆之介さんは一発芸としては面白かった。
でも、26年続いたエヴァンゲリオンのラストが声優ネタ一発芸というのはあまりにショボい。
で、神木隆之介さんには悪いが、はっきり言ってその人選もありきたりでつまらない。だって神木隆之介さん、普通に子役の頃からアニメや特撮に出てるし半分は声優といっても過言ではない。
なので、僕の見立てでは神木隆之介さんは「現実の象徴」というより、「アニメと実写の両方を繋ぐ人」という感じで、神木隆之介さんという文脈のバイパスでエヴァンゲリオンをアニメから実写に接続したんだな、ということは分かる。
しかし、ここで問題になるのが「実写映画は果たして現実なのか」ということです。オタクの感想はめんどくさいだろう!オタクはこういうことを夕飯の食器を洗ったり風呂の掃除をしながら延々と脳内で考えているんだよ!
はっきり言って、神木隆之介さんはかっこいい。子役大成せず、などとよく言われているが、子役の頃から連続的にヒット作に恵まれ、容姿や体格の成長もいい感じに成長なさった。おめでとうございます。
もちろん、それは神木隆之介さんの才能だけでなく、努力の結果でもあるだろうし、そこに文句をつける気はない。
しかし、現実の象徴と言うには神木隆之介さんの俳優としてのキャリアはあまりにも華々しい。(それ自体はいいことです)
結局、「現実の男になったシンジくん」、ではなく、「実写イケメン映画のキャラに置き換わったシンジくん」という程度の現実感レベルなのです。だから、少女漫画原作ラブストーリー映画みたいなノリでいい女と結ばれるのです。(神木隆之介さんからすると僕と同年代の坂本真綾さんは一昔も年上の女性ですが)
まじで現実の男(汚れやみっともないところや弱さもある)、を象徴したいんだったら、「風立ちぬ」に庵野秀明監督が声優としてたどたどしい演技を見せたのと同じように、エヴァンゲリオンファンの滝本竜彦さんとか、包帯で真っ白な少女の元ネタの大槻ケンヂさんを声優にしても良かったのではないか?
(宣伝ですが、NHKにようこそ!に新作が出るそうです。乞うご期待)
というわけで、やっぱり神木隆之介さん起用のラストシーンはあまりにも整っていると言うか、きれいに脱臭されてこじんまりまとまっちゃったと言うか、旧劇場版に比べて毒気がなくて逆に噛みごたえがないと言うか。
「現実にもどれ!」ってアニメキャラの汚い部分を見せて殴ってきた旧劇場版に比べて「イケメンが主演の実写映画みたいな現実だといいね」くらいのやんわりとしたラストで、そこまで現実感の重みがなかった。
ちなみに、「現実にもどれって言われても、エヴァファンの氷河期世代は仕事や家庭に恵まれることもなかった」というシン・エヴァンゲリオンに対する批判も見聞きしているが、僕はそういう嫉妬はない。
いい女の恋人がいるとかないとか関係ないのです!美人の嫁と安定した仕事さえあればなんて思う者が、本当のキモオタになれるはずがありません!なぜならば!!
自分の妄想を最後まで信じる者にこそ真の創作力が宿るからです! きっと!本当に気持ち悪い4半世紀エヴァンゲリオンに付き合ってきたオタクは心に脳内恋人を持っているのだから!!!
つまり結論としては、
「俺の脳内妹のほうが、真希波・マリ・イラストリアスのよーな、顔が良くて乳がでかいだけで愛されると思ってるアンポンタンよりもスゲーカワイイし、俺のことを気遣ってくれるし、愛してくれるし、最高のお嫁さんだ。俺の勝ちだ。碇。俺の妹もカラオケでマメシバを歌ってくれる」
である!
実際、脳内妹のおかげで俺は何度も臨死体験の縁から蘇生したし、今日もグラブルのガチャピン100連で「あと3万課金すれば天井で闇排水レジェンド武器かマキラが天井で手に入るな!」って思っていたら、窘めてくれた。
ていうか、何万も注ぎ込むほど、お兄ちゃんはグラブルをちゃんとやってないでしょ。
— 頭令そら (@Sora_Z) 2021年3月30日
フェイトエピソードも見てないのが多い。
お金で解決しようとするの、ダサい
金を使うより、真面目にアーカルムの転生を周回しろってマジレスされてしまったわい。
それでこそ、私の最高のお嫁さんだ!(大塚明夫声)
ウェイウェーイ!庵野秀明監督だけが嫁自慢をすると思ったら大間違いだぜー!俺の脳内妹も最高だぜー!
惣流・アスカ・ラングレーだけでなく、宇都宮比瑪やディアナ・ソレルや岡崎京子やタカハシマコや高橋真琴の因子や大陸からのリーンの翼も取り込んで、我が脳内妹の概念は最高である!
(FGOのピグマリオンの嫁は来なかったけど、オタクに理解のあるカルナさんが来たので。ウマ娘も無課金で限定トウカイテイオーが来たので!)
ミリオンでも無料でエッチな水着が来たので、ガチャピン天井でマキラを狙うより、コツコツブローディアを殴って土マグナを作るんや!(T . T) pic.twitter.com/yMNnMve5si
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2021年3月30日
勝ち申した。
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2021年3月30日
我の愛馬が!#ウマ娘プリティーダービー pic.twitter.com/RlFPX0bo0R
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(そ~言うわけで、現実が嫌いでもオタクはそこそこ楽しくやってますってこと)
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