昼食を食べた後の午後一の時間を、読書時間として設定している。
13時半から15時半。
だけど、なかなかその時間において集中して本を読むのが難しく、どうしても読書時間が短くなってしまったり、場合によっては全く本を読めないという日もある。
どうにかして、それを改善したかった。
そもそもなぜこの時間帯に本を読むのが難しいのか。
その原因について考えてみると、次のような項目が挙げられる。
まず、他の作業で時間がとられてしまうということ。
例えば食料品の買い出しに行く場合であったり、投資関連のタスクをしなければならなかったりすると、どうしてもその午後一の時間を使ってやってしまうことが多かった。読書は緊急で行う必要のある作業ではないため、まず削るのが「読書時間」になってしまう。
そして次に、昼食を食べた直後の時間であるため、どうしても思考力もモチベーションも下がってしまうということ。
そこに「眠気」もプラスされることもある。
それは時間帯の特性上、仕方のないことだった。人間、どうしても食事を取った直後は、脳に血流が回りにくくなる。
それを変えようとしても難しい。変えるのだとしたら、私の身体ではなく習慣のほうだった。
私は、読書時間を「夜」の夕食前に移動することにした。
夜であれば、外に買い物に出ることもないし、投資関連の必要なタスクも日中に終わらせてしまえば、そこで何か別の作業をする必要があるということもなくなる。
そしてその代わりに、一日の中で行っている作業系のタスクを、それまで読書に当てていた午後一の時間にすべて集めてしまおうと考えた。
一日の中には「作業するだけ」というタスクも多々ある。
それを今までは朝、午後、夜といろいろな時間帯に分けて行っていたのだけど、それをすべて午後一の時間帯に集めるのだ。
そのような作業であれば特に複雑な思考も必要ではないので、午後一の時間帯にぴったりだった。
それに、午後一にそのような手を動かすだけの作業を行っているだけでも、それが脳の活性化に繋がり、午後一の時間の質であったり、その後の夕方以降の時間の質を上げられるのではないかと考えた。