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中学受験の最難関校にも中国人合格者が急増中。お受験戦争のグローバル化も待ったなし?

 日本の有名大学や大学院で、中国人留学生の割合が増加している。その一部には入学試験というハードルを、カネの力で乗り越えてくる者すらいるという。いったい何が起きているのか。

中学受験最難関校にも中国人合格者が急増中

中国人に買われる[日本の学歴]

※写真はイメージです

 中国人の急増は、開成や灘など、全国の名門中学校でも見られると語るのは、中学受験事情に詳しい教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏だ。 「麻布、ラサールなどの名門校に取材に行った際、話を聞いた生徒が中国系と思われることがこの10年間で本当に増えました。思われるというのは、彼らの多くはおそらく幼少期から日本で育っている。中学受験を突破する秀才ですから、見た目も話し方もほとんど日本人生徒と変わりません。あくまでも名前から推察してのことです。渋谷教育学園幕張や豊島岡に入学した児童の保護者からも、クラスメートの名前を見ると中国系と思われる生徒が結構な割合でいると聞きますね」  実際に江東区の「SAPIX」では、半数ほどが中国人の生徒というクラスまであるというから驚きだ。