「あなたと暮らす自信がなくなりました」“結婚1年目の旅行”で妻から離婚を切り出された理由
コロナ禍で低迷した日本の観光業はV字回復を遂げ、2024年には訪日外国人旅行者数とその消費額が過去最高を記録しました。現在、日本各地の観光名所や都市部では多くの外国人観光客が見受けられます。
今回取材したのは、そんなインバウンドに沸く日本の空で起きた残念なエピソードです。
「新婚旅行はハワイへ行ったのですが、今回は休暇もあまり取れなかったので、以前から行きたかった沖縄に決めました。レンタカーを借りて島を1周する計画でした」
そう語るのは、都内在住の堀越さん(仮名・28歳)です。結婚1周年記念で国内旅行を計画していた堀越さんは、行き先に沖縄を選んだそうです。
「旅行の予約はネットで済ませたのですが、インバウンドの影響なのか、軒並み旅行費用が高騰していたんです。それでも、少し無理をしてでも妥協せずにプランを立てました。新婚旅行以来の久しぶりの旅行ですからね」
堀越さん夫妻は久々の旅行に向けて、水着の新調や旅行アイテムの購入などに余念がなかったといいます。
旅行当日、堀越さん夫妻は新宿から朝一番の成田エクスプレス5号に乗り、成田空港の第3ターミナルへ向かいました。
「空港に到着した際、予想以上に多くの外国人観光客がいることに驚きを覚えました。妻に『え?ここは日本だよな』というような会話を交わしたことを覚えています。特にアジア系の人たちが目立ちました」
搭乗までまだ少し時間があったので、堀越さん夫妻は持参したサンドイッチをベンチに座って食べていると、やがて搭乗開始のアナウンスが流れてきたそうです。
「私の便だけなのかもしれませんが、機内へ入ると周囲からは日本語がほとんど聞こえてこないんです。大半は中国語のようで、時折韓国語も耳にしました。そんな異国ムードが漂う中、ジャンケンで勝った私は窓側に、妻は中央の座席に座りました」

※画像はイメージです。以下同
結婚1周年で待望の沖縄旅行
飛行機内に日本人が見当たらない
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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