ライフ

流行の兆しを見せるCBD、「睡眠の質が格段に上がった」と愛用者の声。2024年法改正で新たな転換点へ

注目度急上昇中、大麻由来成分の新たな可能性

近年、健康・美容業界で急速に注目を集めている成分がある。それが大麻草から抽出される「CBD」だ。CBDとは「カンナビジオール」の略称で、大麻草に含まれるカンナビノイドという成分の一種である。 CBDには、リラックス効果やストレスの緩和、睡眠の質を良くするといったQOLの向上が期待されている。海外ではキム・カーダシアンなどの有名セレブリティやスポーツ選手が愛用していることでも知られ、日本でもその存在感を増している。 「仕事のストレスが多かったけど、CBDを使い始めてからリラックスできる時間が増えました。自分だけの時間を楽しめるようになり、心の余裕が生まれた感じです」(34歳、金融、男性) 「就寝前にCBDを摂取すると、深く眠れるようになり、朝の寝起きの悪さが改善されました。以前は不安でなかなか寝付けなかったけど、今は一日の終わりに安らぎを感じられるんです」(28歳、看護師、女性) 「筋トレ後の筋肉疲労が和らいで、次の日の回復が早くなった気がします。体が軽く感じるので、毎日のトレーニングが楽しみになりました」(30歳、ITエンジニア、男性) など、生活にうまく取り入れている愛用者の声も多い。

CBDによるリラックス効果はなぜ起こる?

CBDの効用としてよく聞くのがリラックス効果。これは、CBDがセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に関与して自律神経を整えてくれるために得られるものだ。 CBDによるリラックス作用は長年研究が続けられているが、大麻の茎や種子に含まれる成分であるCBDは向精神作用がなく、主に医療用にのみ利用されてきた。世界保健機関(WHO)もその効果を認めており、がんや慢性痛、てんかんなどの治療で使用されるケースも増えているという。 また近年ではCBDの抗酸化作用や抗炎症作用なども報告され始めており、美容の分野からも注目されているのだ。

変わりゆく法規制、今後の展望は?

しかし、CBDは大麻由来の成分ということで、その安全性や合法性に不安を感じる人も少なくない。実際のところ、CBDはどのように規制されているのだろうか。 実はCBDを取り巻く環境は、法規制の面でも大きな変化を迎えている。2024年12月12日から施行された大麻取締法改正により、CBD製品の規制が「部位規制」から「成分規制」へと変更された。 裏を返せば、これまで主にフリマサイトや個人輸入として市場に出回っていた粗悪な商品やTHC含有量が高い製品が一掃され、厳格な基準を満たした安全なCBD製品だけが手元に届くことになる。 世界でも類を見ない日本の厳しい基準をクリアしたCBDで、リラックスタイムを満喫できるチャンスがやってくるのだ。

今年はCBDの転換点、信頼できる製品選びを

日本で販売されているCBD関連商品はその多様な効果と可能性から、今後さらに注目を集めることが予想される。健康・美容分野での活用はもちろん、医療分野での応用も期待されている。 適切な規制で市場が整備されていく現状は、ユーザーにとってはより手軽に、安心して合法的なCBDを愛用する土壌が育っているともいえる。法改正後の今年は、CBD転換点の最初の年。よりクオリティの高い新商品が続々と市場に投入される可能性も高い。 例えば以前よりCBD製品を国内で販売しているライテックでも、海外での新たな生産拠点を設けて新基準に適合したCBD製品の数々を開発中だ。 GW明けを目途に市場に並びはじめる予定とのことなので、より信頼のできるCBD製品を手に取れる日を心待ちにしたい。 提供/ライテック
おすすめ記事