こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。 　筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。 　2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」（50歳時の未婚割合）は年々上昇しており、女性は17.8％、男性に至っては28.3％にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。 　さて、映画館での映画鑑賞はデートの定番。鑑賞中は会話をしなくてすみますし、鑑賞後も映画の感想を言い合うことで会話の間が持つので、恋愛初心者や女性に不慣れな人にもおすすめのデートプランと言えるでしょう。 　ですが、そんなビギナー向けの映画デートにも、女性から「ウザい」「ありえない」といった悪印象を持たれてしまう言動もあるのです。 　そこで今回は、映画館で好感度が下がりまくる「やってはいけない・言ってはいけないこと」を5つ紹介していきます。 　ネット社会となった現代は情報が氾濫している時代。たとえば、公開中の映画の重要な要素が、ネットのニュースやSNSで明かされているなんてことも珍しくありません。 　そして女性と映画を観に行くことになり、映画館に向かう道中の会話を盛り上げようと、これから観る作品についてネットで仕入れた情報を、「前作から〇年後が舞台なんだってね」や「過去作のあのキャラが出てくるらしいじゃん」と、なんの気なしに口にしたとします。 　――それが彼女はまだ知らない情報で、なるべくフラットな状態で劇場体験をしたいと考えていた場合、重大なネタバレになってしまうなんてこともあるのです。 　“悪気はなかったから仕方ない”なんてことはなく、その女性からしたら楽しみを奪われてしまったことになるため、機嫌を損ねてしまうかもしれませんので要注意です。 　これから一緒に観に行く作品に関連した知識を披露して、相手の女性から尊敬されたい。そう考えること自体は悪いことではありません。 　しかし、度が過ぎるとウザがられてしまうこともあるのです。 　たとえば、「スピンオフ観てないの？　絶対観ておかなきゃダメだよ（笑）」、「あのキャラは実は○○だっていうのは当然知ってるよね？」なんて言い方は要注意。 　本人に挑発しているつもりはなくても、女性側からすると知識自慢でマウントをとられたように感じて、嫌な気持ちになってしまうこともあるでしょう。