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SKE48・熊崎晴香「全員が主役」12人選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性

SKE48・熊崎晴香「全員が主役」最少選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性

大村杏

――大村さんは久しぶりに選抜で同期(11期生)と一緒になりましたが、いかがでしたか? 大村杏(以下、大村):くるみは研究生のときから劇場公演に出演してきた仲間なので、こうして一緒に選抜メンバーとして参加できて素直に嬉しいです。ミュージックビデオの撮影では初々しい姿も見られて新鮮でした。やっぱり同期が一緒にいてくれるって心強いです。自分ももっと頑張ろうって思いましたし、切磋琢磨できる仲間が近くにいてくれて嬉しかったです。 ――大村さんは今回フロントメンバーに抜擢されましたが、ご自身のミュージックビデオの見どころを教えてください。 大村:イントロで私と熊崎さんとここみん(伊藤虹々美)が3人で歩くシーンがあるんですけど、曲の始まりの部分でもあるので、めちゃくちゃカッコよくしたいなって思って、振り入れが終わったその日に歩き方を一人でずっと練習してました。一番自分がカッコよく映るところですし、数秒ですけどめちゃくちゃ練習をしたのでみなさんに見ていただきだいです。
SKE48・熊崎晴香「全員が主役」最少選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性

大村杏

――さすが、ファッションイベントのランウェイ経験者ですね! 大村:ありがとうございます(笑)。あと歌詞も英語が多くて、しかも早口で詰め込まれてるので発音するだけでも大変なんですけど、カメラが来たときはカッコよく決めたいので、ここもめちゃくちゃ練習しました!
SKE48・熊崎晴香「全員が主役」最少選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性

熊崎晴香

――改めて今回の楽曲は選抜メンバーが12名と減りましたけど、いつもと違うなみたいな肌感覚での変化はありましたか? 熊崎:踊っていても間隔が広いんですよね。やっぱり(人数が)少ないんだなという感覚はありました。でも、逆に言うと一人ひとりがカメラに映る時間が増えたので、ちゃんとピックアップされてるとすごく感じました。初選抜の『不器用太陽』のときはソロのシーンはありませんでしたから(笑)。それこそ全員が主役と言っていいミュージックビデオになっていると思っていて、大人数でするパフォーマンスも迫力があって凄いと思いますが、逆に少ないと一人ひとりの顔がちゃんと見えるので、その子の良さがすごく伝わると思うんです。ミュージックビデオきっかけに、『この可愛い子は誰だろう?』って気になる人も出てくると思うんです。フィーチャーされる時間がとにかく長いので、“見つかるチャンス”を掴めるかどうか、本当に頑張りどきだなって思います。 ――12名と聞くと、コロナ禍で劇場公演に出演する人数を制限していた頃を思い出すのですが、あの頃の経験も活かされているのではないかと感じました。ミュージックビデオを拝見しても、違和感なく受け止められましたし。 熊崎:コロナ禍のときは最少6人でしたから、あの人数で公演もやれたっていうのは、今思うとよかったかもしれないですね。あのときの経験は決して無駄じゃなかったです。ファンのみなさんからも『12人は見やすかった』っていう声をいただいていました。本当にこの機会をチャンスと捉えて、どれだけ自分のダンスを見せられるか、気持ちを伝えられるかが重要だと思います。人数が少ないから、少しでも迫力が弱まったと思われたら負けだと思っていて、だからこそメンバーそれぞれがダンスを頑張らなきゃってすごく気合が入ってました。足元に水を張って撮影したシーンがあるんですけど、水飛沫が勢いよく顔にかかるぐらい激しく踊ったので、普段よりもダイナミックに映っていると感じていただけたら嬉しいです。
SKE48・熊崎晴香「全員が主役」最少選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性

熊崎晴香

――前作『告白心拍数』の劇場初披露のときは悔し涙を流す場面がありましたが、今回はリベンジを果たしたいですね! 熊崎:前作で初週1位を獲得できなかったのはすごく悔しかったです。でも、そこから粘り強く数字は伸びていき、シングル連続1位の記録は続くことになりました。本当にファンのみなさんの愛を感じた心に残る一作になりました。繋いでいただいたバトンをまた私に託していただいたので、素直に頑張りたいです。数字ももちろん大切ですが、作り上げていく過程も同じくらい大切なので、ファンのみなさんとの絆を深めていきながら、素敵な作品を一緒に作っていきましょう! ――最後にファンの方へメッセージをお願いします。 熊崎:『Tick tack zack』は12名選抜ではありますが、選抜メンバー以外にもSKE48のメンバーはたくさんいます。全員で力を合わせて、今回のシングルを盛り上げて、2025年はSKE48の年だと言えるように頑張っていきたいです! <取材・文・撮影/安藤龍之介>
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