SKE48・熊崎晴香「全員が主役」12人選抜で見えたメンバーそれぞれの可能性
SKE48の34thシングル『Tick tack zack』が3月12日にリリースされた。前作に引き続きセンターは6期生の熊崎晴香が務め、恋の駆け引きと、繰り返されるリズミカルな「Tick tack zack」というフレーズが中毒性を生むダンスナンバーとなっている。また、表題曲としては選抜メンバーが12名となり、前作より顔ぶれも変わるなどSKE48の変化を象徴する1曲となっている。今回、日刊SPA!のインタビューにセンターを務める熊崎晴香、彼女の隣でフロントメンバーに抜擢された大村杏、そして本作で初選抜入りした森本くるみの3名が登場。変化をテーマに本作にかける想いを聞いた。
――まずは熊崎さん、前作に引き続き表題曲センター抜擢おめでとうございます!まずは『Tick tack zack』について伺ってもよろしいですか?
熊崎晴香(以下、熊崎):ありがたいことに2作連続でセンターを任せていただきました!今作『Tick tack zack』という曲はタイトルから独特で、時計の“チクタク”という秒針の音の響きが由来なんです。時計の針の音って耳に残るじゃないですか。一度聴いたら耳から離れず口ずさみたくなる、中毒性のあるメロディーでファンの方だけじゃなくて、道端で聴いてくれた方にもすぐに覚えてもらえる一曲に仕上がったと思います。
――SKE48の曲ということでダンスにも注目したいのですが、今回はどんな特徴のあるダンスを取り入れたんでしょうか?
熊崎:手の動きで時計の秒針を表現した「ティックタックダンス」に挑戦しています。サビの振り付けなんですけど、全員で踊っている姿を引きで見るとまるで時計の振り子のように見えるんです。普段の私たちって全力で体を大きく動かしたダイナミックなダンスをすることが多いんですけど、この曲の振り付けはとにかくダンスの基礎がいかにできているかが重要なんです。私はSKE48に入るまでダンスの経験がなかったんですけど、曲の振り入れするときに『これはやばいかも?』って正直不安になりました。
――選抜メンバーを10年経験している熊崎さんですら不安にさせる、挑戦的なダンスなんですね。
熊崎:ミュージックビデオ撮影までの短い時間で仕上げなければならなかったのですが、一つひとつの動きに技術が求められるというか、細かいところまで意識しなければならず、体に馴染ませるのに時間がかかってしまいました。いざ、みんなで撮影に臨んだら見事にシンクロした動きができていて、アイドルのダンスというよりかは、パフォーマー集団のダンスのような迫力がありました。みんなの努力の結晶なので、ミュージックビデオは絶対に見ていただきたいです!

(左から)森本くるみ、熊崎晴香、大村杏

熊崎晴香
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