「いい診療はいいセックスと同じ」女医でSMに精通する「痴女医」が教える快楽テクニック
セックスやSMなどで快楽を追求するには、人間の身体を理解することが重要だ。そして、身体のことを一番理解し、追求しているのが医学だ。
医学を生かしてセックスやSMの技術向上を行っている医者がいる。それが芍薬(シャクヤク)さんだ。彼女は痴女であり医者である「痴女医」としてSMや裏アカ活動を行い、プレイにおける情報発信をしている。
今回は芍薬さんに、医者になった経緯や痴女医となったきっかけ、そして医者ならではの医学的知見を用いたSMやセックスのテクニックなどについて、話を聞いた。
現在は某病院にて内科全般を担当する芍薬さん。今でこそ痴女医としてSM界隈で名を馳せているが、もともとはSMどころかセックスにもあまり興味がない、非常に真面目な人生を送ってきたという。
「実家が開業医としてクリニックを経営しているため、小さい頃から親からの『お前は医者になれ』という無言の圧を感じていました。高校の頃は文学が好きで、親からは文系に行くのだと勘違いされていましたが、ある時にふと勉強に目覚め、1年の浪人を経て某大学の医学部に入学しました」
大学を卒業して医者になり、勤務医として仕事一筋の生活を送ってきたが、32歳の時に転機が訪れた。
「男性と結婚前提のお付き合いをしていたのですが、あることがきっかけで大失恋をしてしまいまして。しかも別れた半年後に元彼が別の女性と結婚したことが発覚。つまり、二股をかけられていたんです。それを聞いた瞬間、悔しさと同時にこれまであまり強くなかった性欲が爆発しました」
辛い失恋を経験して性欲が抑えられなくなった芍薬さんは、X(旧Twitter)で裏アカ女子を始め、手当たり次第に裏アカ男子を“食いまくる”ことに。その結果、経験人数が500人を超えたそうだ。