20年前の「9代目カローラ」が“ベンツ超え”の異常な高値に!走行10万キロ超えでも50万円以上の謎
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
腕時計投資家の斉藤由貴生です。私はモノを買うとき、常に「いくらで売れそうか」を考えてから買うようにしているのですが、そうすることによって、本当の『消費額』がわかります。
たとえば、購入価格だけを見ると高いモノでも、価値が残りやすい場合、その実質額は「安い」可能性があります。そのため、私はあらゆるモノの相場を常に調査しているのですが、そうなると、意外と「価値がある」というモノを発見することがあります。
たまに、知り合いのおじさんと話していると、本人が「こんなの価値ないだろ」と思っていても、実は価値があるということに遭遇します。私と話したことによって、本人は実は価値があるモノを持っていたと気づくわけですが、教えてあげると喜ばれるので、私としてもいいことをした気分になります。
ということで今回は、意外と価値あるモノとして、クルマを取り上げたいと思います。

9代目カローラ
中途半端に古い車は“ボロ”という印象に
「いつでも安く買える」という認識がひっくり返った
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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