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“クズっぷり”が炎上「ガッポリ建設」小堀が明かす番組出演の裏側「ザ・ノンフィクションには感謝しています」

 ドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」(フジテレビ系)に出演し、“クズっぷり”が炎上したお笑いコンビ「ガッポリ建設」の小堀敏夫さん(57歳)。  ギャンブル好きが高じて所属事務所をクビに。「お金持ちの女性と結婚して芸人を続けたい」と婚活をするも、結婚相談所の会費の未払いなどで退会。弟子の芸人・魔法使い太郎ちゃんに借金したところ、急に「ラーメン屋になりたい」と思いつく。相方の室田稔さんに土下座しながら開業資金として100万円の借金をお願いするが、修行予定だったラーメン屋の初日に遅刻してしまう。その後は頭を丸めて「お寺に出家」。しかし、わずか2日で脱走してしまい、放送は終了した……。
小堀敏夫

「ガッポリ建設」小堀敏夫さん(57歳)

 今回は、そんな「ザ・ノンフィクション」の裏話を本人に聞かせてもらった!(全3回の3回目)

新聞配達する“フリ”をして視聴者に感動を与えるはずが…

 一時は月収100万円を超えるが、東日本大震災を転機に仕事は激減。月収は7万円まで落ちた。そこで普通ならばアルバイトをするだろうが、なぜか小堀さんは「ギャンブル」と「ギャラ飲み」で生計を立てようとしていたのだ。そんなときに「ザ・ノンフィクション」から出演オファーがきたという。 「芸人の仕事が減って生活できないから、新聞か牛乳配達をして頑張っているところを見せて、テーマ曲のサンサーラが『生きて〜』と流れて、視聴者が感動して、俺の仕事が増える……っていうイージーなことを考えていたんだけどね」  筆者が「実際に新聞配達をしたのか?」と聞くと「できるわけないじゃん」と、超真顔で答えた。 「新聞屋に頼んでさ、働いているふうにしようと画策したんだけど、『ザ・ノンフィクション』のスタッフがとにかくしつこくて、どこまでもついてきちゃうから嘘がバレるのよ。『適当にうまくやってくれよ!』って言ったんだけどね」

パチンコで大当たりしてネタ合わせをドタキャン

小堀敏夫 放送では、ネタ合わせに行く予定が、たまたま入ったパチンコ屋で当たりが出てしまい「出てるんだから行けるわけないだろう!」と逆ギレして欠席したシーンが流れていた。  冗談みたいなこの出来事も「作ってないよ!本当の話だよ」と笑い飛ばす。結局、こういったことが何度も続き、所属事務所(ワハハ本舗)を辞めることになってしまったという。 「今までもこんなことは何回もあった。社長はたぶん『変わった動物だな』程度に見てくれていたんだろうけど、カメラが入ってリアルに見たら、怒りが込み上げたんじゃない? ワハハ本舗をクビになったのは『ザ・ノンフィクション』のせいだよ!」
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芸人を続けるために“金持ちマダムと結婚しよう!
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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