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電車の扉が開くと“我先に”突撃。整列乗車のマナーを無視、ぶつかっても謝らない客に大迷惑

 移動に欠かせない交通手段のひとつである電車。しかし、通勤や通学の時間帯は混雑するため、殺伐とした雰囲気がある。車内では譲り合いの精神を持って、お互い気持ちよく過ごしたいものだ。  今回は、ある乗客の非常識な行動に衝撃を受けたという2人のエピソードを紹介する。

扉が開くと“我先に”乗り込む人

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※写真はイメージです。以下同

 神楽宏明さん(仮名・30代)は、毎日1時間半かけて通勤している。  ある日から駅のホームで2人のサラリーマンを見かけるようになったが、その行動は、あきらかに周囲に迷惑をかけていた。電車を待つ場合、開くドアの両側に並び、降車する人が降りきるのを待ってから電車内に入るのがマナーだが……。 「1人は、高身長の30代くらい。自分がいちばんに電車に乗り込もうと必死なんです。高身長のフィジカルを活かして、降車する人たちが全員降りきるギリギリのところで、“我先に”と電車内へとつっこんでいきます」  降車する女性とぶつかっても謝りもせず、むしろ、ギロリと女性を睨むこともあった。

人にぶつかっても気にしない、狙ったスペースへ勢いよく突撃

「そしてもう1人は、低身長で50代くらい。何人も並んでいる列を無視して割り込んでくるんです」  男性はドアが開くと同時に、降りてくる人たちに突っ込んでいくそうだ。 「電車内に入ると、自分の狙ったスペースを目がけて、人にぶつかりながら勢いよく入っていきます。ぶつかられた人たちは当然、みんな迷惑そうですね」  神楽さんは、毎日会う“その2人”に対して、「あんな人間にはなりたくない」と思うそうだ。そして、「どうして、あんな迷惑行為を堂々とできるのか」疑問に感じたという。 「人の気持ちを考えることができないから整列乗車のマナーから逸脱したことを平気でできるんです。  この2人の男性を反面教師に、私は今日も通勤します」
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指定席で「席が間違っているからどいて!」
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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