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「ワンマン経営で老害上司だらけ」の会社は絶対潰れる!? プロが警告する理由

企業の倒産件数が33か月連続で増加し、ついに今年度は’13年以来、11年ぶりに1万件を超す可能性が出てきた。企業の破綻は突然のように見えても、徐々に傾く“予兆”は随所に表れ始めている……。そこで、本特集では「決算」「人材」「職場環境」から倒産の危険度を凄腕コンサルタントたちが勝手に診断! 果たして、あなたの会社は、倒産間際か?

ガチガチのワンマン経営

[俺の会社倒産するかも!]診断会社Information 森岡智也さん(仮名・35歳)・平社員 ヘルスケアメーカー 非上場 従業員/1000人以上 先進的で風通しのいい企業のイメージがあり入社したのですが、ガチガチのワンマン経営。総務や法務などの権力が強く、決裁権を持つ長老社員がいるため、彼らの方針に沿っていなければ、新しいことができず、お客様でなく社内を向いて仕事をすることが多い。現場がいかに優秀でも、上司のヒエラルキーによって仕事のやりやすさが異なるため、どんどん辞めていきます……。何より、給料の計算を延々と間違え続けている。計算ソフトを入れたはいいものの、扱えるスペシャリストがおらず、新入社員が当てがわれては病んで別部署へ、を繰り返す負のループ。出向中の同僚はここ数か月正しい給料が入ってきていません……。社内で暴動が起きないのが不思議でたまりません。

会社が常に倒産の脅威にさらされている!?

凄腕コンサルタントたちが、「危険」と口を揃えた本相談。透明性の薄い非上場企業で、かつ家族経営の企業は潜在的な倒産リスクを多分に孕んでいる。経営コンサルタントの横須賀輝尚氏は打ち明ける。