“体重126kg・Pカップ”女性の知られざる日常生活「自分らしく生きられる体重であれば、それが一番」
昨年突如現れた「#デカ女」ブーム。SNS上で高い注目度を誇る高身長女性たちが、さまざまなメディアで取り上げられたのは記憶に新しい。だが、“デカさ”の点では「#みけぽ」に代表されるぽっちゃり女性たちの存在も忘れてはいけないだろう。
ぽっちゃり体型を自身の個性・武器として活躍する女性インフルエンサーは少なくないが、3桁体重の女性たちは日常生活でどんな「あるある」や「悩み」があるのか。
前編に引き続き、今回は名古屋のラウンジやキャバクラで長年働いてきた、あみさん(126キロ)をインタビュー。普段の食生活や恋愛事情などを紹介する。
――前編で家庭の話がありましたが、同じような生い立ちを持つぽっちゃり女性も多いのでしょうか?
あみ:“エリートぽっちゃり”の方々は裕福な、比較的恵まれた家庭出身が多いです。エリートぽっちゃりって、私もぽっちゃり界の重鎮に最近教えてもらったぼっちゃり界用語なんですけど。小さい頃からぽっちゃりの子を“エリートぽっちゃり”と呼ぶらしくて。
――ぽっちゃり界の重鎮……。
あみ:“ぽっちゃり界の壇蜜”みたいな。
――みけぽ女性によくある誤解ってありますか?
あみ:ご想像の通り健啖家が多いんですが、みけぽくらいになると胃が贅肉に押されるため、実は一気にたくさんの量は食べられません。2時間ほどですぐお腹が空くんですが、少しずつしか食べられないんです。
――“100キロの壁”ってやつですね。
あみ:やっぱり90キロぐらいの子とかは1回の食事でめちゃくちゃな量を食べています。“ギャル曽根級”です。あと、体重が増えるほどお酒は飲めます。私は痩せていた頃も体質的に強いほうでしたが、今より限界がすぐ見えていました。
――体重が増えるほどアルコールって強くなるんですか?
あみ:結局あれって濃度ですから。人体の多くが水分ということは、みけぽは普通の人よりも水なんです。水々しいんです。そこにショットとか注いでも、砂漠や大海に一滴の真水を垂らすのと同じことなんですね。
――あみさんは普段、どんな食生活を送っているんですか?
あみ:1日に5合ほどの米を食べます。ロウカット玄米に雑穀をたくさん入れた米です。
――雨にも負けずに。
あみ:雑穀がまたウマいんですよ。

あみさん
実は一気にたくさんの量は食べられない
米は「1日に5合ほど」
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
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