あおり運転してきた“強気な中年男性”の態度が急変したワケ「ヘコヘコと頭を下げて何度も謝ってきました」
「車の運転をすると性格が変わる」「いつもおとなしい人なのにハンドルを握ると豹変する」……そんなタイプの人物、身近にいないだろうか?
蛇行運転や車間距離ギリギリといった危険な煽り運転をするドライバーも、普段は意外と真面目に生活していることもあるのだ。
今回は家族とのドライブ中に、“意外な人物”から煽り運転を受けたというチカさん(仮名・25歳)に、3年ほど前に起きた恐怖体験を語ってもらった。
小さい頃からチカさんは、よく家族でドライブに出かけていたそう。
「父は若い頃カーレーサーをしていたことがあり、とても車好きでした。スカイラインやフェアレディZなどが愛車で、よく家族や友人を乗せていましたね」
そんなチカさんの父は、色黒でガタイがよく、目つきも鋭かったそうで、通りすがりの不良などによく絡まれることも多かったんだとか。そんな“絡まれグセ”は運転中にも……。
「私が大学4年生だったある日のことです。いつものように父のスカイラインで、私と母の3人で出かけました。その日は地方のショッピングモールに出かけることになっていて、ウキウキしながら楽しくドライブしていたんです。
ですが、抜け道の住宅街にある狭い道路を走行していたとき、事件は起きました。道幅が狭かったので、父は対向車に道を譲りながら慎重に走行していたところ、1台の白いプリウスとすれ違ったんです。特に問題もなく、スムーズな運転でその狭い抜け道を通りきったと思ったら、すれ違ったはずの白いプリウスが後ろにぴったりくっついてきていたんです」
なぜかすれ違ったはずの車が、後ろにくっついてきていた状況に驚いたチカさん一家。その白いプリウスは蛇行運転をしながら、今にもぶつかりそうなところにまで車間距離を詰めてきたという。
「父は『さっきすれ違ったプリウスか!? どこで切り返してきたんだよ!』と焦った様子で、母も心配して、『危ないから先に行ってもらいましょうよ』と父に提案していました。私も振り返りながら後ろの様子を見ていて、あまりにも危なっかしいので思わず『ぶつかる!』などと怖くて騒いでしまいましたね」
チカさんの父は妻の提案通り、白いプリウスに追い越してもらうために道幅の広い路肩に停車したそうだ。やっとプリウスはチカさん一家の車を追い越していった……と思った次の瞬間、衝撃の展開を迎える。
楽しい家族ドライブのはずが一転
後ろから蛇行運転され、その後…!
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編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。興味のあるジャンルは、アングラ・音楽・ファッションなどサブカルチャー全般と、ジェンダー問題、政治経済問題について。趣味はレコード集め。
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