浪人生は“ピークの3分の1”まで減少。1浪合格の東大生が「安全志向の受験生」にあえて伝える“浪人のメリット”
―[貧困東大生・布施川天馬]―
1月18日・19日に大学入試共通テストが行われました。国公立志望はもちろん、私立大学志望者にとっても実力の試金石となる重要なテスト。新傾向の問題、新教科「情報」など新しいことづくめの回でしたが、上位国公立を狙うならば、80%程度の得点率はほしいところ。
こういった新傾向の年は、受験生が弱気になりやすい。前年までのデータが役に立たず、得点が予想しにくいためです。
ですが、河合塾、駿台予備学校、ベネッセコーポレーションの共同調査が「東大・京大などの難関国公立大志望の受験生」が増加傾向にあることを報じました。
国公立大全体では5%増ですが、特に東大など国立難関10大学については11%増と、かなり強気な姿勢が見えた形。
減少傾向にある“浪人生”という存在
浪人することで得られるメリットもある
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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