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普通の50代主婦が“YouTube副業”を開始…半年後に「月297万円」の利益を出せたワケ

 収益化できたYouTubeの人気チャンネルを、高値で売価するビジネスがある。主婦の渡辺幸子さん(仮名・50代)も、チャンネルの運営と売却で大金を手に入れた一人。「これまでYouTubeを見たことがなかった」という50代女性はいかにして成功を手にしたのか。

初心者のチャンネルが半年で月収297万円を達成

CotoIT

写真はイメージ

 渡辺さんが運営していたのは、「日本称賛系」と呼ばれるジャンルのチャンネル。海外から見た日本の賞賛するべきポイントがテーマとなっており、「日本の素晴らしさを再確認して誇らしい気持ちになれる」と視聴者が集まっているいう。  渡辺さんは2023年9月に運営を開始し、11月に収益化を達成。同月の収入は、35万7000円にもなったという。 「当時、日本称賛系が流行っていたので、私もチャレンジしてみました。9月は動画が3回しか再生されなくて苦戦しましたが(笑)、人気のチャンネルをマネして1日に2本投稿するようにしたところ、再生数が格段に伸びていきましたね」  動画の再生回数は、10月に53万回、11月には142万回を達成。再生回数に比例して収入も増えていき、チャンネル運営開始から半年後の’24年3月には、月収297万円を記録したという。

チャンネルの売却額は1350万円に!

 高収入のチャンネルは、継続して運営したほうが稼げると考えるのが普通だろう。しかし、渡辺さんはチャンネルを売却する道を選ぶ。 「チャンネルの売却は、5月頃から考えていました。YouTubeは流行の移り変わりが激しいので、このまま運営しても同じように稼げるかはわかりませんし、1日2本の動画をアップし続けるのは、どんどんしんどくなってくる。それに、7月から海外旅行を計画していて、海外に行ってまで動画をアップしたくなくて(笑)。人気のあるうちに、チャンネルを売却することにしました」  YouTubeのチャンネルの売買は、いまやM&Aサイトで取引が行われるほどポピュラーなもの。 「ただ、私のチャンネルは登録者数や再生回数が多くて高額になってしまい、M&Aサイトで個人の方に売却できなくて……。海外旅行に行く前に売却したかったのと、引き継ぎ業務を減らしたかったので、チャンネルの運営を教えてくれたスクールの方にお願いして、条件に合う企業を探してもらいました」  渡辺さんのチャンネルの売却額は、なんと1350万円! 交渉に時間をかければ、「もっと高値で売却できる可能性もあった」というから驚きだ。
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普通の主婦がYouTubeを始めたワケ
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