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ネガティブな話題を言わない会社はNG?中高年が「転職で使ってはいけない紹介会社」の特徴5選

2.厳しいことやネガティブなことを一切言わない紹介会社

シニア転職

写真はイメージです

意外かもしれないが「厳しいことやネガティブなことを一切言わない紹介会社」も使うべきではない。 なぜならば、しっかりと実績のある人材紹介会社ならば、求人企業やそのエリア・職種の条件の相場においてどういった求職者が求められ、どういった求職者が落とされるのかを理解しており、不採用になりそうな求職者へのアドバイスを欠かさないからだ。 もちろん、求人企業のニーズや、エリア・職種の条件相場を伝えたうえで、それでも求職者が「自分は応募したい」「条件を変えたくない」と言うのであれば尊重するべきだし、求職者によってはポジティブに背中を押したほうがいい人もいる。 しかし、多くの求職者は対策や覚悟を持ったほうが、就職活動が円滑になる。また、採用されなさそうな求職者に何も言わないのは、求職者に寄り添っているのでも優しさでもなく、職務怠慢だと言える。

3.エリアや職種の給与相場にうとい紹介会社

先の話に関連して「エリアや職種の給与相場に疎い紹介会社」も避けるべきだ。給与相場は必ず抑えておいてもらいたい点だが、福利厚生なども含んだその他の条件の相場にも詳しいと安心できる。 例えば、相場より高い希望給与を提示して落ちるだけでなく、安過ぎる希望給与を提示したために「意欲が低い」「能力に不安が残る」と判断されて不採用となる例もある。 こうした知識は、実績豊富な人材紹介会社だからこそ知り得るものだ。反対に、十分な力がない人材紹介会社では、給与アップのチャンスどころか採用のチャンスすら潰してしまいかねない。
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成功事例・失敗事例を語れない紹介会社
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50代以上のシニアに特化した転職支援を提供する「シニアジョブ」代表取締役。大学在学中に仲間を募り、シニアジョブの前身となる会社を設立。2014年8月、シニアジョブ設立。当初はIT会社を設立したが、シニア転職の難しさを目の当たりにし、シニアの支援をライフワークとすることを誓う。シニアの転職・キャリアプラン、シニア採用等のテーマで連載・寄稿中

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