整形総額1300万円以上「私の人生の原動力は全部お金」毒親育ちのセクシー女優が語る“デビューで救われた過去”
子どもを支配したり、逆に養育を放棄したりする「毒親」。前回のインタビューで毒親に育てられた過去や、就職してうつ病になってしまった過去を語ってくれたセクシー女優・最上一花さん(@ichika_mogami)。
【最上一花の前回記事を読む】⇒「親育ち、うつ病、アル中…壮絶人生を歩むセクシー女優の半生「毒親に育てられてなかったら、デビューは100%なかったです」」はこちらへ
「毒親に育てられていなかったら、100%デビューしていなかった」と言い切る彼女にとって、セクシー女優のお仕事はどのような存在なのでしょうか? 現在の家族との関係や、セクシー女優としてデビューしたきっかけなどを、さらに深掘りして聞いてみました。
――前回のインタビューでは、毒親であるお母さんのもとを離れてひとり暮らしを始めるまでを語っていただきました。お母さんは受け入れてくれたんですか?
最上一花(以下、最上):もう母のことは無視して、家出みたいな状態で出て行ったので。「明日、引っ越すから」とだけ伝えて。
――でもお母さんは、経済的に最上さんに依存している状態だったんですよね。そんな娘が出ていくとなったら、大騒ぎしそうな気もするんですが。
最上:ところが母は、私が出ていくと告げたらこう言ったんです。「でも、うちにお金は入れてくれるんでしょ?」って。
――……それは予想外です。だから騒がなかったんですね。
最上:私も「え?」ってなりました。でも「たしかに高校の途中までは学費を出してもらっていたんだから、返さないといけないかも」って思っちゃって。今考えればおかしいんですけど、そのときはまだ母の洗脳状態みたいな感じだったんでしょうね。毎月10万円くらい、2年は振り込みましたね。あとはブランド物を買ってあげたりも。
――それじゃ、一緒に暮らしていたときとあまり変わらないじゃないですか。家にお母さんが来ちゃう、なんてことはなかったんですか?
最上:それはなかったですね。たぶん、母も私が避けていることには気づいていたんだと思います。だからあえて会おうとはしなかったんじゃないかと。そのあたり、冷静な部分も持っている人なんですよね。
――じゃあ、もうそれ以降はお母さんとは会っていない?
最上:いえ、実は母とは今は和解していて、ときどき会ってもいるんです。
――そうなんですか! それは意外でした。和解のきっかけは?
最上:言ってしまえば、私がセクシー女優としてデビューしたからですね。デビューして自分自身に自信が持てるようになったので、母とも向き合えるようになったんです。でも母にはセクシー女優のお仕事のことは、伝えていないんですけど。
――それはなぜです?
最上:別にわざわざ言うことでもないかな、と。それにちょっと母は不安定なところもあって、一緒に食事に行くと過去のことを思い出して「反省してる」って急に泣き出しちゃうこともあるんです。そんな母に、セクシー女優のことを伝えるのもちょっとな、と思っちゃって。
――なかなか難しいところですね。海外に行った弟さんとは、会っているんですか?
最上:ビザの関係で数年に1度帰国するんですが、そのときには会いますね。あとはたまにLINEするくらい。父は、もう生きていないかなって思っています。父も毒親でしたし、わざわざ会いたいとも思いません。
家を出た娘に母は「お金は入れてくれるんでしょ?」
「実は母親とは、もう和解しています」

単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
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