父が失踪、JKビジネスで学費を稼ぎ…壮絶人生を歩むセクシー女優の半生「毒親に育てられていなかったら、デビューは100%なかった」
現代社会では、よく「親ガチャ」なんて言葉が聞かれます。子どもは親を選んで生まれてこられません。リッチな家庭に生まれたら「親ガチャ成功」、厳しい親や貧乏な家庭に生まれたら「親ガチャ失敗」なんて言われます。
そんな「親ガチャ失敗」の代表格と言えるのが、子どもを支配したり、逆に養育を放棄したりする「毒親」です。今回登場する最上一花さん(@ichika_mogami)は、世間に向けて「毒親育ち」を公言しているセクシー女優。実際に最上さんがどのような家庭で育ったのか、じっくり語ってもらいました。
――X(旧Twitter)上で「毒親」に関する発信をして、たびたび話題になっていますよね。
最上一花(以下、最上):そうですね、ちょっと過剰に言っている部分もあるんですが……。親との関係で、昔いろいろとイヤな思いをした、というのはあります。
――家族構成はどうだったんでしょうか。
最上:父と母、私と弟です。父はもともと、それなりの事業の経営者で、母はそんな父のパートナーに持って、プライドが高い感じ。弟は……ちょっとヤンチャだったんですよ。
――ヤンチャと言うと、不良っぽい感じですか?
最上:まあ、そうですね。弟が悪いことをするたびに、母親が「恥ずかしい」って言っていて。それで結局「弟を更生させる」のではなく、もう育てることを放棄しちゃったんです。お金を渡して、海外に渡らせて「あとは自分でなんとかしろ」と。
――それはスゴイですね。弟さんはその頃は何歳くらいでした?
最上:中学生くらいでした。それから弟はもうずっと海外で暮らしています。
――ご両親とはどんな感じで接していたんでしょうか。
最上:私は弟とはまったく逆で、ほとんど母親の言いなり状態でした。一生懸命、母親の言う通りにしよう、としていましたね。学校に通わせてもらっているんだから、勉強しないといけない、成績が良くないといけない、という意識が強くて。服なんかも、自分が着たい服を着るんじゃなくて、母親が「これじゃないとダメ」って買ってきた服を着ていました。
――お母さんがかなり子どもに干渉するタイプの毒親だった、ということですか。
最上:はい。弟は母親のそういうところがイヤで、不良っぽい行動をしていたのかもしれません。
――お父さんはどういう感じだったんでしょうか。
最上:父は、アル中だったんですよ。会社にいながらずっとお酒を飲んでいるくらい。家では暴力とか、母にモラハラとかして。私も父親に見た目に関していろいろ言われるようなこともありました。私はよく「母親が毒親だった」って言っているんですけど、父も違う方向で毒親だったな、と思います。
ヤンチャな弟にはお金を渡して「海外で勝手にしろ」
完全に母親の言いなり状態で育った

単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター
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